こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、冬キャンプに持ち出すおしゃれな灯油タンク、ヒューナースドルフのフューエルカンプロ5Lをレビューします。
価格も安いので手に入れやすくて最高です!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- キャンプサイトに似合うおしゃれな灯油タンクを探している!
- フューエルカンプロ5Lの使い勝手を知りたい!
- フューエルカンプロ5Lのカスタム例を教えて!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- フューエルカンプロ5Lの魅力がわかる!
- 実際に使って感じたメリットやデメリットがわかる!
- フューエルカンプロ5Lのおしゃれなカスタム例がわかる!
キャンプサイトに似合うおしゃれな灯油タンクを手に入れて、隙きのないカッコいいサイトを作り上げましょう!
購入に至るまでの経緯
はじめに、ヒューナースドルフのフューエルカンプロ5Lの購入を検討したきっかけや購入を決意した理由、実際に使ってみた感想についてご紹介します。
購入を検討したきっかけ
本格的な冬キャンプを始めるのにあたり、石油ストーブ用の灯油をどのようにして持ち運ぶかは悩みどころでした。
通常の赤いポリタンクでは20Lと容量が大きすぎ、また雰囲気も味気なくてキャンプサイトから浮いてしまいます。
そこで、灯油を持ち運ぶための規格に適合していながら、一泊二日の冬キャンプを楽しむのに十分な容量、キャンプサイトに似合うおしゃれな雰囲気の灯油タンクを探すことにしました。
購入を決意した理由
私は冬キャンプの石油ストーブに、ALPACAのNewアルパカストーブを使用しています。
Newアルパカストーブはタンク容量3.7Lで約10時間燃焼するため、5Lの灯油があれば約15時間と一泊二日のキャンプでも問題ないため、灯油タンクの容量は5Lから最大でも10Lまでがベストです。
そこでそれらの条件にピッタリと合ったのが、ヒューナースドルフのフューエルカンプロ5Lでした。
参考
実際に検討を行ったおしゃれな灯油タンクについては、下記の記事を参考にしてみてください。
実際に使ってみた感想
思い描いていた通りの使い勝手の良さとおしゃれさで、とても気に入るギアとなりました!
最もお気に入りのポイントはやはりデザイン性で、ベージュやブラウンを基調とする私のキャンプサイトに、オリーブ色の灯油タンクはぴったりでした。
また一泊二日でちょうど使い切る5Lというサイズ感や、Instagramで流行りの豊富なカスタム例など、使うごとにどんどんと愛着が湧いてきます。
もちろん多少不便なポイントもありますが、それを加味しても十分に魅力的な灯油タンクです!
ヒューナースドルフ フューエルカンプロ5Lについて
それでは、私が購入したヒューナースドルフのフューエルカンプロ5Lについて、スペックや特徴について簡単にまとめます。
ヒューナースドルフとは
ヒューナースドルフ(Hunersdorff)とは、1829年に創業されたHDPE素材(高密度ポリエチレン製)の燃料用キャニスターを製造する老舗メーカーです。
製造する燃料用キャニスターは危険物運搬用として国連(UN)の認証も受けており、最高水準の安全性と信頼性を誇ります。
そのため日本においては、UN規格・消防法適合品でもあるヒューナースドルフの燃料用キャニスターであれば、ガソリンや軽油、灯油などの第一石油類までの燃料を携行することが可能です。
フューエルカンプロ5Lのスペック
フューエルカンプロ5Lのスペックは、次の通りです。
- サイズ:W26.5×D14.7×H24.7cm
- 容量:5L
- 重量:約545g
- 材質:ポリエチレン
- 規格:UN規格
5Lサイズは非常にコンパクトなため、荷物の多くなりがちな冬キャンプでも省スペースに持ち運ぶことができます。
また重量も軽く作られているため、灯油を満タンに入れていても、女性でも難なく持ち運べそうです。
さらには国際基準となるUN規格にも適合しており、安全性の面でも安心できます。
おしゃれなデザイン性も考えると、キャンプの灯油タンクはもはやこれで決定ですね!
フューエルカンプロ5Lの特徴
それでは、フューエルカンプロ5Lの特徴をご紹介します。
特徴3つは、次の通りです。
ポイント
- UN規格適合品
- ロック機能付きキャップ
- ミリタリーテイストなデザイン
UN規格適合品
Hunersdorffのフューエルカンプロシリーズは、危険物を輸送するための国際勧告に適合していることを示すUN規格の認証を受けています。
そのためポリエチレン製の灯油タンクでありながら、その安全性と信頼性は国連のお墨付きです。
ただUN規格でありながら、残念ながら日本ではこの容器でのガソリンの携行は禁止されていますが、灯油を携行する分には問題ありません。
安全基準の規格に適合しているフューエルカンプロであれば、安心して灯油を持ち運ぶことができます。
ロック機構付きキャップ
灯油タンクのキャップ部分は、子供のいたずら防止用にロック機構が備わっています。
これは普通にキャップを開けようとすると、キャップが空回りして開けることができないようになっています。
そのため開けるためにはキャップを上から押し付けて回すという一工夫が必要であり、子供がいじって灯油がこぼれるといったアクシデントを防ぐことができます。
またキャップの気密性も高くなっており、万が一倒してしまっても灯油が漏れる心配もありません。
ミリタリーテイストなデザイン
フューエルカンプロ5Lはオリーブ色に、丸みを帯びたかわいらしいフォルムをしており、通常の赤いポリタンクとは全く雰囲気が異なります。
そのためキャンプのようなアウトドアにはぴったりな、ミリタリーテイストのあふれるデザインとなっています。
また本体には付属のノズルを収納できるようになっており、機能性も含めてデザインに優れています。
キャンプだけでなく、水を入れる容器としてサーフィンやガーデニングなど、多岐に渡って使いたくなる灯油タンクです。
おすすめな人
- コンパクトで安心して使える灯油タンクがほしい!
- コスパの良い灯油タンクを使いたい!
- カスタムも楽しめる灯油タンクを選びたい!
フューエルカンプロ5Lのメリット
それでは、実際にフューエルカンプロ5Lを使って感じたメリットをご紹介します。
メリット3つは、次の通りです。
メリット
- 一泊二日のキャンプにちょうど良いサイズ感
- キャンプサイトの雰囲気にばっちり似合う
- オリジナルのカスタムを楽しめる
一泊二日のキャンプにちょうど良いサイズ感
まず嬉しいポイントが、5Lという容量が一泊二日のキャンプに非常にちょうど良いサイズ感であるということです。
私は石油ストーブにNewアルパカストーブを使っていますが、タンク容量3.7Lで約10時間燃焼するため、5Lの灯油があれば約15時間、一泊二日のキャンプで使い続けることができます。
そのため毎回灯油を余すことなく使い切ることができるため、灯油の保管の面でも余計なことを考えずに済むため苦労しません。
もし二泊以上のキャンプをする場合や、一度に2台のストーブを同時に使うような場合には、10L以上のサイズを選ぶとちょうどいいでしょう。
参考
寒い冬キャンプに大活躍するアルパカのNewアルパカストーブの使い勝手については、下記の記事を参考にしてみてください。
-
冬キャンプのストーブならこれだ!アルパカのNewアルパカストーブがコンパクトで持ち運びもGOOD
続きを見る
キャンプサイトの雰囲気にばっちり似合う
やはり欠かすことのできないポイントが、フューエルカンプロのデザインがキャンプサイトの雰囲気にばっちりと似合っていることです。
私のキャンプサイトはベージュやブラウンなどのアースカラーが多く、ナチュラルな雰囲気となっています。
そこにオリーブ色でミリタリーテイストのあふれるフューエルカンプロは、程よくカッコよさをプラスしてくれ、サイトの雰囲気をいい感じに締めてくれます。
もちろんそれで浮いてしまうといったこともなく、丸みを帯びたフォルムもあって、サイトにうまく馴染んでくれています。
オリジナルのカスタムを楽しめる
さらには、オリジナルのカスタムを施すことでおしゃれを楽しめるところも、非常に魅力的なポイントです。
特にフューエルカンプロ5Lは、Instagramを中心にレザーや真鍮を使ったカスタム例が豊富にあり、カスタムパーツの販売もますます増えてきています。
実際に私もノズル先端を真鍮に交換、空気穴の加工、ハンドルにパラコードを巻くなど、いくつかのカスタムを施しています。
フューエルカンプロは人気故に被りやすいギアですが、このようにカスタムを施すことで自分だけのギアに仕上げることができます。
フューエルカンプロ5Lのデメリット
キャンプの灯油タンクに適したフューエルカンプロ5Lですが、一方で実際に使ってみて感じたデメリットもあるためご紹介します。
デメリット3つは、次の通りです。
デメリット
- 付属ノズルの使い勝手はいまいち
- 快適に使うならカスタムは必須
- ポリエチレン製のため5年での買い替えが必要
付属ノズルの使い勝手はいまいち
フューエルカンプロには燃料を注ぐためのノズルが付属していますが、このノズルの使い勝手がいまいちです。
具体的には、ノズルの注ぎ口の径が少し大きいため、そのままではNewアルパカストーブなどの石油ストーブの給油口に差し込むことができません。
またノズルの付け根部分には防水パッキンなどがないため、給油するとき隙間から燃料がこぼれてしまう恐れがあります。
このようにノズルの付属はありがたいのですが、その使い勝手はいまいちとなるため、私はカスタムしています。
快適に使うならカスタムは必須
フューエルカンプロには上記の問題の他、本体に空気穴がないため給油がスムーズにいかないという問題もあります。
もちろんこれらの問題点があっても使えないわけではありませんが、快適に使うためにはカスタムは必須となってきます。
そのためDIYなどでカスタムをするのが苦手という人には、少々使いづらいかもしれません。
しかし逆にDIYを楽しめる人であればオリジナルのカスタムを楽しめるので、ポジティブに捉えていきましょう!
ポリエチレン製のため5年での買い替えが必要
フューエルカンプロはポリエチレン製のため、5年での買い替えが必要となってきます。
これは消防法によって定められているため、UN規格に適合しているフューエルカンプロであっても、5年を超えると安全性が担保されなくなるようです。
もちろんすぐに故障して使えなくなるわけではないでしょうが、やはり決まりに則って5年を目処に買い替える方がよいでしょう。
そのため長く大切に使いたいという人には、金属製の灯油タンクの方が向いています。
フューエルカンプロ5Lのカスタムポイント
最後に、フューエルカンプロ5Lで行いたいカスタムポイントをご紹介します。
ノズルの先端を細口化
付属のノズルのままでは注ぎ口の径が大きいため、細口化して給油しやすくしましょう。
ノズルの先端を細口化するためには、3/8サイズのホースニップルと、シールテープがあれば可能です。
ホースニップルが真鍮整理だと見た目もおしゃれになって、一石二鳥のカスタムです!
ゴムパッキン装着による漏れ防止
ノズルの付け根部分には防水パッキンなどがないため、給油時の漏れを防止するためにゴムパッキンを装着しましょう。
ゴムパッキンはノズルの内径にぴったりと合う、内径38mmパッキンがベストです。
簡単な作業で快適性がグンとアップするため、おすすめのカスタムです!
空気穴の開通
フューエルカンプロには本体に空気穴がないことから、スムーズな給油のためには空気穴を開通させましょう。
空気穴の開通のためには、電動ドリルの他、6Mサイズのボルトとパッキンが必要になります。
工具を必要とすることから少しハードルの高いカスタムですが、空気穴があるととても快適に使うことができます!
その他カスタム例
ご紹介した上記のカスタム以外にも、主に見た目をおしゃれにする様々なカスタムがInstagramでアップされています!
ぜひお気に入りのカスタムを見つけてチャレンジしてみましょう!
まとめ
この記事では、冬キャンプに持ち出すおしゃれな灯油タンク、Hunersdorffのフューエルカンプロ5Lをレビューしました。
フューエルカンプロ5Lのスペックおよび特徴は、次の通りです。
- サイズ:W26.5×D14.7×H24.7cm
- 容量:5L
- 重量:約545g
- 材質:ポリエチレン
- 規格:UN規格
ポイント
- UN規格適合品
- ロック機能付きキャップ
- ミリタリーテイストなデザイン
また、実際に使って感じたメリットとデメリットは、次の通りです。
メリット
- 一泊二日のキャンプにちょうど良いサイズ感
- キャンプサイトの雰囲気にばっちり似合う
- オリジナルのカスタムを楽しめる
デメリット
- 付属ノズルの使い勝手はいまいち
- 快適に使うならカスタムは必須
- ポリエチレン製のため5年での買い替えが必要
さらに、フューエルカンプロ5Lのカスタム例は、次の通りです。
フューエルカンプロ5Lはこんな人におすすめ!
おすすめな人
- コンパクトで安心して使える灯油タンクがほしい!
- コスパの良い灯油タンクを使いたい!
- カスタムも楽しめる灯油タンクを選びたい!
キャンプサイトに似合うおしゃれな灯油タンクを手に入れて、隙きのないカッコいいサイトを作り上げましょう!
それでは良いキャンプライフを!