こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、冬キャンプのストーブにおすすめしたい、コンパクトで持ち運びに優れたアルパカのNewアルパカストーブをレビューします。
これがあれば初めての冬キャンプだって恐くありません!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- 冬キャンプのストーブ選びに迷っている…
- Newアルパカストーブって実際どうなの?
- Newアルパカストーブの使い勝手を知りたい!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- Newアルパカストーブの魅力がわかる!
- 実際に使って感じたメリットやデメリットがわかる!
- Newアルパカストーブがおすすめの人がわかる!
使い勝手が抜群なストーブを持って、快適な冬キャンプに出掛けましょう!
購入に至るまでの経緯
はじめに、アルパカのNewアルパカストーブの購入を検討したきっかけや購入を決意した理由、実際に使ってみた感想についてご紹介します。
購入を検討したきっかけ
冬キャンプを暖かく快適に過ごすためには、何かしらの方法で暖を取る必要があります。
最もお手軽なのはカイロや湯たんぽを使ったり、電気毛布にくるまったりすることですが、もうひとつステップアップすると薪ストーブや石油ストーブを使う方法も見えてきます。
特に薪ストーブは冬キャンプの憧れであり、チャレンジしたい気持ちは山々だったのですが、積載や使用面での手間を考えると、初心者キャンパーにはまだまだハードルは高いです。
そこで手軽に使うことができ、なおかつ十分な暖かさが得られる石油ストーブを使うことにしました。
購入を決意した理由
キャンプでよく使われる石油ストーブというのは、実は結構選択肢が限られてきます。
さらに最近のキャンプブームも手伝ってか、そのほとんどの石油ストーブは高額な上に入荷待ちの状態でした。(納期が最も長いものだとなんと1年半後なんてものも!)
そんな中、偶然リニューアルして新規予約受付中であったNewアルパカストーブを見つけ、次の冬シーズンまでに手に入る様子であったため即決することにしました。
参考
キャンプに最適に石油ストーブについては、下記の記事を参考にしてみてください。
実際に使ってみた感想
正直そこまでスペックなどを確認せずに購入してしまったのですが、結果的には大満足できる製品で、購入して大正解でした!
特に気に入っているポイントがとても発熱量がとても高いことで、私が普段使っているサーカスTCDXやエイテントなら、これ一台で十分に幕内が暖まります。
またこの発熱量を活かして、天板の上でお湯を沸かしたり鍋を作ったりと、料理にも使えて大活躍しています。
その他、石油ストーブの中でもコンパクトなサイズで、専用のケースが付属するなど、初心者にぴったりな石油ストーブだと思います!
アルパカ Newアルパカストーブについて
それでは、私が購入したアルパカのNewアルパカストーブについて、スペックや特徴について簡単にまとめます。
アルパカとは
アルパカ(ALPACA)とは、韓国の株式会社テソ電機が手掛ける石油ストーブのブランド名です。
特にアルパカストーブは非常に高スペックで、キャンプでの使用が最適であるとわかって以来、一気にキャンパーの間に広がっていきました。
しかしながらその当時は日本で石油ストーブを発売するために必要なPSCマークを取得していなかったり、燃料がこぼれやすいなどいくつか不良な点も見受けられました。
そんな中、PSCマークおよびJHIA認証を受けた正規代理店が誕生し、日本での使用に最適なNewアルパカストーブとして生まれ変わったため、安心して使えるようになりました。
Newアルパカストーブのスペック
Newアルパカストーブのスペックは、次の通りです。
- サイズ:Φ35×H40.5cm
- 重量:約6.6kg
- 発熱量:3.0kW
- タンク容量:約3.7L
- 連続燃焼時間:約10時間
- 安全装置:耐震自動消火装置
アルパカストーブは韓国製の石油ストーブですが、2019年に「PSCマーク取得」「JHIA認証商品」をクリアした日本仕様として、Newアルパカストーブの名で再登場しました。
石油ストーブの暖かさを決める発熱量は3.0kWとなっており、これはメジャーな石油ストーブであるFUJIKAのフジカハイペットやトヨトミのレインボーストーブの発熱量2.5kWと比べると群を抜いています。
一方でサイズと重量はともに、それらの石油ストーブと比べても軽量コンパクトとなっています。さらに耐震自動消火装置などの安全機能も備えており、完全に死角のない石油ストーブです!
Newアルパカストーブの特徴
それではNewアルパカストーブの特徴をご紹介します。特徴3つは、次の通りです。
ポイント
- 日本仕様の安全基準をクリア
- 圧倒的な発熱量の高さ
- 持ち運びしやすい専用ケース付き
日本仕様の安全基準をクリア
Newアルパカストーブは、「PSCマーク取得」と「JHIA認証商品」をクリアした日本仕様として、再登場した石油ストーブです。
PSCマークとは、国が定めた技術基準省令に適合していることを示すマークで、日本ではPSCマークを取得していない石油ストーブの販売はできません。
またJHIA認証とは、第三者機関による厳しい目によって検査を受け、認証されたことを示すマークです。このようにしっかりと公的な基準を満たすことで、安心・安全に使うことができる石油ストーブとなっています。
圧倒的な発熱量の高さ
Newアルパカストーブの大きな特徴のひとつが、圧倒的な発熱量の高さを誇ることです。
キャンプでよく使われる石油ストーブについて、その発熱量とサイズとを比較してみると、次の通りです。
メーカー | 製品名 | 発熱量 | サイズ |
---|---|---|---|
ALPACA | Newアルパカストーブ | 3.0kW | Φ35×H40.5cm |
FUIJIKA | フジカハイペット | 2.5kW~1.25kW | Φ31×H43.2cm |
トヨトミ | レインボーストーブ | 2.5kW | Φ38.8×H48.6cm |
アラジン | ブルーフレーム | 2.68kW | W38.8×D40.5×H55.1cm |
Corona | SLシリーズ | 5.14kW | W46×D46×H55.3cm |
このように比較すると、Newアルパカストーブはサイズの割にとても発熱量が高いことがわかります。
持ち運びしやすい専用ケース付き
嬉しい特徴なのが、Newアルパカストーブには持ち運びしやすい専用ケースが付いていることです。
石油ストーブはサイズが大きく、丁寧に持ち運ばないと燃料漏れやガラスの割れが起きてしまうなど、気をつけるべきことが多くあります。
その点、専用のケースがあることでストーブをしっかりと保護し、これらのリスクを減らすことができます。付属の専用ケースはストーブにぴったりサイズで、全面にクッションが入っているため、安全に持ち運ぶことが可能です。
おすすめの人
- とにかく暖かい石油ストーブがほしい!
- 軽量コンパクトな石油ストーブを使いたい!
- すぐに手に入れられる石油ストーブを選びたい!
Newアルパカストーブのメリット
それでは、実際にNewアルパカストーブを使って感じたメリットをご紹介します。
Newアルパカストーブのメリット3つは、次の通りです。
メリット
- コンパクトなのに高い発熱量で暖かい
- 天板を使えば料理もできる
- 満足できるカッコいいデザイン
コンパクトなのに高い発熱量で暖かい
やはり一番のメリットは、コンパクトなサイズであるにも関わらず、高い発熱量で十分な暖かさが得られることです。
発熱量3.0kWという数値だけでは具体的な暖かさがイメージしづらいですが、例えば私の場合には、サーカスTCDXやエイテントにNewアルパカストーブだけで冬キャンプを楽しんでいます。
最低気温2℃、最高気温8℃の12月末で、昼間だと暑すぎるくらい、夜ならばアウターを脱いでフリースで過ごすのがちょうど良い程度に幕内が暖まります。
このように十分な暖かさをコンパクトなサイズで得られるため、荷物の増えがちな冬キャンプではとても助かるポイントです!
天板を使えば料理もできる
ストーブを使うと天板が非常に高熱になるため、これを活かして天板で料理をすることもできます!
例えば、ケトルでお湯を沸かしたりホットミルクを作ったりできるのはもちろんのこと、ライスクッカーでご飯を炊いたり、鍋を作ることだって可能です。
そのため、わざわざバーナーや焚き火の炎を使わなくても、ストーブの天板に乗せておくことで勝手に料理が出来上がる感覚なので、とても便利です。
また火元がひとつ増えることでできる料理の幅も広がるため、ストーブのメリットはとても大きく感じます。
満足できるカッコいいデザイン
キャンプを楽しむ上で重要なのが、気に入ったデザインのギアでキャンプサイトを作ることができるかどうかです。その点では、Newアルパカストーブは惚れ惚れするほどカッコいいデザインで、間違いなく満足できるギアです。
コンパクトな円柱形に必要最低限の機能を備えたシンプルなデザイン、ツヤのあるブラックとステンレスのシルバーが相まって放つ無骨さは、見事な出来映えです。
さらにシールを剥がしてお気に入りのステッカーを貼れば、オリジナルのカスタムを楽しむことができ、キャンプサイトをおしゃれに彩ることは間違いありません。
Newアルパカストーブのデメリット
このように大変優れているNewアルパカストーブですが、一方で実際に使ってみて感じたデメリットもあるためご紹介します。
Newアルパカストーブのデメリット3つは、次の通りです。
デメリット
- 発熱量の調整はできない
- 熱が上方向に昇ってしまう
- 連続燃焼時間が少し物足りない
発熱量の調整はできない
Newアルパカストーブは3.0kWと高い発熱量を誇りますが、残念ながらこの発熱量を調整することはできません。
そのためもし幕内が十分に暖まってもストーブの発熱量は調整できないため、そのときは一度消火するか、風通しを良くして気温を下げるしかありません。
また同様に料理においても火力調整ができないこととなるため、一度火から離したり、天板の置く位置をズラすなどして調整する必要があります。
ただ発熱量を調整できないことは石油ストーブ全般で共通するため、特別気にする必要はないと思います。
熱が上方向に昇ってしまう
Newアルパカストーブは対流式に該当するストーブで、中心の炎から360°放射状に暖かさが広がる仕組みとなります。
しかし基本的には一番暖かな空気は全て上に昇るようになっているため、実際に体が暖まるためには、先に空気全体が暖まる必要があります。
またもし幕内で使用する場合には換気を行う必要があり、たいていテントの上部にベンチレーションがあるため、暖かい空気が逃げてしまう恐れもあります。
そのため暖かい空気を有効活用するためには、ファンを使って空気を循環させるのが有効です。おすすめはストーブファンで、ストーブの熱の力でファンが回るため、電池などが不要で取り扱いも簡単です。
連続燃焼時間が少し物足りない
Newアルパカストーブの連続燃焼時間は約10時間となっており、この点が少し物足りないなと感じます。
例えば、トヨトミのレインボーストーブは連続燃焼時間が約20時間となっており、一泊二日のキャンプであれば灯油の追加なく使うことができます。(もちろんストーブのサイズなどが大きく異なるため、一概に比較はできませんが…)
また発熱量を調整して燃焼時間を延長するといったこともできないので、一泊二日のキャンプであっても、一回は灯油の追加が発生すると考えておくべきです。
ただし基本的に夜間は消火するべきであり、ストーブを連続で使い続けるシーンはそれほど多くないため、大したデメリットだとは考えていません。
参考
キャンプサイトにも似合うおしゃれな灯油タンクについては、下記の記事を参考にしてみてください。
-
灯油の持ち運びもおしゃれに!キャンプのストーブに合わせたい灯油タンクの選び方とおすすめ7選
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-
キャンプの灯油タンクにおしゃれを!ヒューナースドルフのフューエルカンプロ5Lをレビュー
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まとめ
この記事では、冬キャンプのストーブにおすすめしたい、コンパクトで持ち運びに優れたアルパカのNewアルパカストーブをレビューしました。
Newアルパカストーブのスペックおよび特徴は、次の通りです。
- サイズ:Φ35×H40.5cm
- 重量:約6.6kg
- 発熱量:3.0kW
- タンク容量:約3.7L
- 連続燃焼時間:約10時間
- 安全装置:耐震自動消火装置
ポイント
- 日本仕様の安全基準をクリア
- 圧倒的な発熱量の高さ
- 持ち運びしやすい専用ケース付き
また、実際に使って感じたメリットとデメリットは、次の通りです。
メリット
- コンパクトなのに高い発熱量で暖かい
- 天板を使えば料理もできる
- 満足できるカッコいいデザイン
デメリット
- 発熱量の調整はできない
- 熱が上方向に昇ってしまう
- 連続燃焼時間が少し物足りない
コンパクトゆえのデメリットはありますが、メリットは遥かに大きく最高です!
Newアルパカストーブはこんな人におすすめ!
おすすめの人
- とにかく暖かい石油ストーブがほしい!
- 軽量コンパクトな石油ストーブを使いたい!
- すぐに手に入れられる石油ストーブを選びたい!
使い勝手が抜群なストーブを持って、快適な冬キャンプに出掛けましょう!
それでは良いキャンプライフを!