こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、初心者がYonTubeを始めて半年の再生回数やチャンネル登録者数などをすべて公開し、加えてチャンネルを伸ばすためのSTEPと具体的な行動を詳細に解説します。
少々長い記事ですが大切なことをたくさん詰め込んだので、ぜひ糧にしていってください!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- 初心者がYouTubeを始めて半年の結果を知りたい!
- YouTubeを始めたけど自分の状況と比較してみたい!
- YouTubeのチャンネルを伸ばすために必要なSTEPや具体的な行動を教えて!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- 再生回数やチャンネル登録者数など半年の結果がわかる!
- 伸びる動画と伸びない動画の違いがわかる!
- チャンネルを伸ばすために必要な3つのSTEPと具体的な行動9つがわかる!
半年間YouTubeを継続してきたあなたなら、きっとこの記事の内容が参考になるはず。
私も試行錯誤しながら引き続き情報発信を続けていくので、ぜひ一緒に頑張っていきましょう!
発信しているチャンネルの内容
初めて当ブログを訪れてくださった方の中には、"そもそもBLIANのチャンネルでは何を発信しているの?"と疑問に思われるかもしれませんので、まずは私のYouTubeチャンネルについて簡単にご紹介します。
テーマ
YouTubeにて情報発信しているテーマはキャンプ、内容は特にキャンプギアの選び方や、おすすめのキャンプギア紹介を中心に行っています。
これは基本的に運営している当アウトドアブログがキャンプをメインに扱っており、そこで書いた記事の内容をそのまま動画にしているためです。
そのため、YouTubeのために何か新しくコンテンツを作っているわけではありません。
そういう意味では、後ほど解説するYouTubeにかかる作業時間などは比較的短くなっているのではないかと思います。
またブログである程度PV数を集めるコンテンツがわかっているため、それを動画で発信することで、ブログとYouTubeとでコンテンツにどの程度親和性があるかについても確認していきたいと思っています。
ちなみにYoutube内で顔出しはなく、画像と文字を使ってスライドで説明していくような講義スタイルの動画となります。
更新頻度
更新頻度については、現在週2回のペースを維持して継続しています。
これはブログの執筆活動との並行作業で行っているため、この頻度が自分にとって無理のない範囲だからです。(チャンネルを伸ばすためにはもっとペースを上げるべきなのでしょうが…)
初めは週1回更新と考えていたため、これでも頑張ってる方だと自分に言い聞かせながら折れずに続けています。
YouTubeを始めて半年までの結果
それではざっくりと私のチャンネル紹介を終えたところで、早速YouTubeを始めて半年までの累積の結果について、ご紹介していきます。
まずは先に半年までの累積の結果をまとめてご紹介します。
- 期間:2022年5月15日〜2022年11月14日
- 動画数:53本*
- 視聴回数:96,356回
- 視聴時間:5,982.5時間
- チャンネル登録者数:339人
*ブログ用に投稿した素材動画を除く
視聴回数
まずは、視聴回数についてです。
期間 | 視聴回数 |
---|---|
1ヶ月目 | 1,300回 |
2ヶ月目 | 3,648回 |
3ヶ月目 | 7,850回 |
4ヶ月目 | 17,156回 |
5ヶ月目 | 19,871回 |
6ヶ月目 | 46,577回 |
合計 | 96,356回 |
実はYouTubeを始めて5ヶ月目の終わりくらいまでは一日の視聴回数が約700回、一ヶ月あたりにすると約2万回ほどと全然伸びなくて、とても辛い状況が続いていました。
しかし 6ヶ月目も中盤に差し掛かった頃に投稿したある動画が大きく注目を浴びたおかげで、最も良かった日で一日の視聴回数が6,545回、6ヶ月目の総視聴回数も約4.6万回と飛躍的な成長を遂げることができました。
この点については注目を浴びた動画とその理由について考察を行っていきますが、まずはこのように大きく伸びる動画を生み出せたことにとても安堵しました 笑
動画を出せども出せどもほとんど視聴されることなく消化されていく日々には本当に心が折れるかと思いましたが、ここにきてようやく少し報われたなと感じます。(とはいえまだまだ弱小チャンネルではありますが...)
しかしこの経験のおかげで、どうすればYouTubeを伸ばすことができるのかということについて少しだけわかった気がするので、今後はより積極的に伸びる動画を作り込んで引き続きチャレンジしていきたいと思います!
視聴時間
次は、視聴時間についてです。
期間 | 視聴回数 |
---|---|
1ヶ月目 | 68.6時間 |
2ヶ月目 | 190.0時間 |
3ヶ月目 | 406.8時間 |
4ヶ月目 | 833.3時間 |
5ヶ月目 | 1,009.6時間 |
6ヶ月目 | 3,476.8時間 |
合計 | 5,982.5時間 |
当前ですが、視聴回数とほぼ同様のグラフの推移となっています。
私の動画はキャンプギアの選び方やおすすめのギア紹介が中心なため、短いものでも8分、長いものだと16分くらいの動画となっています。
しかしながら課題として、動画の視聴維持率が低くく、平均すると30~35%程度です。
10分超えの長めの動画が多いとはいえ、やはり視聴維持率は40%以上を維持したいので、引き続き動画の作り方やコンテンツの内容を修正していかなければなりません。
チャンネル登録者数
続いて、みなさん気になるチャンネル登録者数についてです。
期間 | 新規登録者数 | 累積登録者数 |
---|---|---|
1ヶ月目 | 8人 | 8人 |
2ヶ月目 | 12人 | 20人 |
3ヶ月目 | 31人 | 51人 |
4ヶ月目 | 65人 | 116人 |
5ヶ月目 | 51人 | 167人 |
6ヶ月目 | 172人 | 339人 |
合計 | 339人 |
前回ご報告した3ヶ月目の時点では、チャンネル登録者数は51人でしたが、半年経過時点で339人という結果となりました。
まずは私のチャンネルを登録してくださった視聴者の皆様、本当にありがとうございます!
実はこれも先ほど触れた大きく伸びた動画のおかげであり、その動画だけでなんと57人もの方がチャンネル登録をしてくださったような状況です。
そのためチャンネル登録者数を増やすためには、まずはしっかりと視聴回数が増えるように動画のタイトルやサムネイルにこだわること、そして実際に見て気に入ってもらえるように動画の中身に魅力を詰め込むことが重要なんだと学びました。
ただし私のチャンネルでは視聴回数の割にはチャンネル登録者数は非常に少ない値となっており、チャンネル登録社数を視聴回数で割ると0.35%、比率にして300回程度見られて初めて1人チャンネル登録をするといった低水準です。
その理由としてはやはり、他の動画も見たい!あるいは今後も投稿される動画を見たい!と思わせる程の魅力的なコンテンツを作れていないことが原因です。
そのためこの半年を期に、本格的にYouTubeに取り組んで今後巻き返しを図っていこうと考えています。
当月間の再生順位
最後に、当月間(6ヶ月目)の再生順位についてです。
1位は冬キャンプ向けテントで、月間視聴回数の約4割を占める堂々の一位でした!
この動画が先ほどまで触れていた大きく伸びた動画で、投稿して5日目にして視聴回数が1万回を超えるという大きな伸びを経験することができました。
また2位は石油ストーブで、こちらも記事執筆時点では投稿から1週間しか経っていないにも関わらず、視聴回数が5,000回を超える良い滑り出しとなりました。
3位はアウトドアナイフで、公開してから1.5ヶ月後に突然じわじわと伸び始めて、結果的に月間順位では3位にまで食い込んだ形でした。
このように6ヶ月目は投稿した直後から一気に伸びる動画と、じわじわと視聴回数を重ねてきた動画と両極端な経験をすることができました。
この経験をもとに、YouTubeを伸ばすためにはどうすればよいのか考察を深めていきたいと思います。
参考
YouTubeを初めて1ヶ月目や3ヶ月目の再生回数やチャンネル登録者数については、下記の記事を参考にしてみてください。
-
【定期報告】伸びないなんて当たり前!初心者がYouTubeを始めて1ヶ月目の再生回数やチャンネル登録者数を公開
続きを見る
-
【定期報告】3ヶ月後に伸びるは本当か!?初心者がYouTubeを始めて3ヶ月目の再生回数やチャンネル登録者数を公開
続きを見る
なぜ突然動画の視聴回数が伸びたのか
かれこれYouTubeを初めてから半年も経過したわけですが、やはり時間を作って取り組んでいる以上、一定の成果は得たいものです。
そのためには、どのような動画を作れば視聴回数やチャンネル登録者数を増やすことができるのかを理解する必要があります。
そういう意味では、今回「冬キャンプ向けテント」の動画が大きく伸びたことは非常に良い経験であり、ここを深掘りすることで何か有用な情報を得られる可能性があります。
そこでこの「冬キャンプ向けテント」のアナリティクスのデータを深掘りして、伸びる動画の要素を探っていきたいと思います。
アナリティクスデータの比較
まずは、「冬キャンプ向けテント」動画のアナリティクスのデータを整理します。
なおこれだけだと分かりづらいため、比較対象として月間の再生順位が4位で、公開後5ヶ月たった今でもじわじわと視聴回数を重ねている「ハンガーラック」の動画のアナリティクスのデータも並列して並べてみます。
動画 | 冬キャンプ向けテント | ハンガーラック |
公開日 | 11月6日(日) | 6月8日(水) |
視聴回数 | 19,766回 | 9,746回 |
総再生時間 | 1,787.7時間 | 499.1時間 |
チャンネル登録者数 | 57人 | 28人 |
クリック率 | 5.3% | 8.9% |
平均視聴時間 | 5分25秒 | 3分04秒 |
平均再生率 | 32.7% | 33.2% |
主な流入経路 | ブラウジング機能(70.9%) 関連動画(18.3%) YouTube検索(7.8%) | YouTube検索(51.0%) ブラウジング機能(33.8%) 関連動画(7.0%) |
高評価数 | 88件 | 38件 |
コメント数 | 8件 | 2件 |
このように投稿後すぐに伸びた「冬キャンプ向けテント」とじわじわと伸び続けている「ハンガーラック」とでは、動画の伸び方の特性が全く異なるわけですが、なぜこのような違いが生じているのか考えていきます。
動画を視聴するための主な流入経路が異なる
まず両者の違いについて注目すべき違いは、”主な流入経路”ではないでしょうか。
「冬キャンプ向けテント」ではブラウジング機能や関連動画など、いわゆるYouTubeのいずれかの画面上におすすめ表示された結果視聴した割合がほとんどを占めているのに対して、「ハンガーラック」ではYouTubeでの検索と視聴者が自身で動画を探した結果たどり着いた割合が半数を占めています。
そのため「冬キャンプ向けテント」はYouTubeによっておすすめされた結果インプレッション数が増加し、そのうち一定位数の視聴者が動画を視聴した結果、視聴回数が伸びたことがわかります。
一方で「ハンガーラック」は主にYouTube検索に視聴者が自分の意思で動画を視聴しているため、5ヶ月以上経過した今なおじわじわと視聴回数が伸びていることがわかります。
そのため大きく伸びる動画は、ブラウジング機能や関連動画など、YouTubeにおすすめしてもらえる動画である必要があります。
平均視聴時間が長い
次に注目すべき違いは、平均視聴時間の長さです。
「冬キャンプ向けテント」では5分25秒となっているのに対し、「ハンガーラック」では3分04秒と、平均視聴時間が大きく異なります。
平均再生率は両方とも同じくらいであるため、この違いを生んでいる主な原因は動画自体の長さです。
「冬キャンプ向けテント」は16分35秒と比較的長め動画であるのに対して、「ハンガーラック」は9分15秒と短めの動画であるため、同じ程度の再生率となると当然時間の長い「冬キャンプ向けテント」の動画の方が視聴時間が長くなります。
YouTubeからすれば視聴者が少しでも長い時間YouTubeに滞在して動画を視聴してくれたほうが良いため、平均視聴時間は長いほど優良な動画と判断される可能性が高いです。
そのため結果として、平均視聴時間の長い「冬キャンプ向けテント」がYouTubeにおすすめしてもらえているのかもしれません。
視聴者からのレスポンスが多い
最後にもうひとつ気になるのが、高評価数やコメント数など視聴者からレスポンスの割合です。
「冬キャンプ向けテント」では高評価数が88件、コメント数が8件ついているのに対して、「ハンガーラック」では高評価数が38件、コメント数が2件となっています。
もちろん視聴回数が倍ほど違うため当然このようにレスポンスの数も違って当たり前なのですが、注目すべきはそれをどの程度の期間で得ることができたかだと思います。
「ハンガーラック」は投稿後5ヶ月以上経過してこのレスポンスの数であり、今後もじわじわと伸び続けて視聴回数が同程度となったときに、果たしてレスポンスも同じくらい得られているかと考えると、決してそうは思えません。
一方で「冬キャンプ向けテント」は投稿後すぐにこのような視聴者からのレスポンスを多くもらえたことから、それが動画としての質を担保する形となってよりYouTubeにおすすめしてもらいやすくなったのではないかと考えます。
そのため良い動画を作るだけでなく、視聴者からレスポンスをもらえる動画を意識する必要があります。
小まとめ
今回大きく伸びた動画とそうでない動画とを比較した結果、『ブラウジング機能や関連動画など、YouTubeからおすすめしてもらえたか』が最も重要なポイントであることがわかりました。
このようにYouTubeにおすすめしてもらうためには、質の高い動画を作ることは当然のこととして、平均視聴時間が長い動画である(長い動画でかつ最後まで見てもらえる)ことと、投稿後すぐの視聴者からのレスポンス(高評価数やコメント数)が多いことが鍵になっているようです。
そのため今後動画を作る際には、この二点についても意識して取り組むことで、このように大きく伸ばす動画を再現できるかチャレンジしていきたいと思います。
YouTubeでチャンネルを伸ばすために取り組むべき3つのSTEPと具体的な行動9つ
今回大きく伸びた動画を経験できたことで、少しではありますが伸びる動画の要素がわかった気がしました。
せっかく貴重な知見を得られたのですから、これを活かさない手はありません。
そこで最後に、今後の動画作成にどのように活かすのべきか、チャンネルを伸ばすために取り組むべき3つのSTEPと具体的な行動9つをまとめたいと思います。
STEP1:動画を作る前から準備を徹底する
まずSTEP1は、動画を作る前から準備を徹底することです。
具体的な行動1~3は、次の通りです。
ポイント
- 動画にニーズがあるか確認する
- 競合チャンネルの動画を分析する
- 分析を踏まえた上で動画の企画を練り込む
動画にニーズがあるか確認する
動画は自分の作りたいものや撮りたいもの、あるいはきっとニーズがあるだろうといった思い込みだけで作っていけません。(戒め)
必ずYouTubeの中でニーズがあるのか確認してから作成する必要があります。なぜなら視聴者のニーズがあれば、多くの視聴者はYouTubeで検索をしてでも見るでしょうし、そのようにニーズがある動画であればYouTubeがおすすめしてくれる可能性がグッと高まるからです。
ではどうやってニーズを確認するかというと、その動画で想定される検索ワードをYouTubeで検索してみて、似たような動画がどの程度視聴されているのかを確認すればOKです。
例えば先ほどまで取り上げていた「冬キャンプ向けテント」であれば、『冬キャンプ テント』と検索されることを想定されるため、実際にYouTubeで『冬キャンプ テント』と調べてみれば良いわけです。
その結果、一番上には61万回再生の動画が、その下にも2万~10万回再生されている動画がズラッと並んでいることから、この検索に合った動画はニーズがあるだろうと判断できます。
そして実際に動画を投稿した結果、見事検索ワード1位を取ることができました!(ブラウザのプライベートウィンドウで検索した結果です)
そのためこのようにして、YouTubeの中でニーズがあるのか確認してから動画を作ることが、伸びる動画を作るための第一歩となります。
競合チャンネルの動画を分析する
動画の作成に取り掛かる前に、必ず競合チャンネルの動画を分析を行いましょう。そうすることで、視聴者がどういった内容の動画に興味があるのかがよくわかります。
自分が投稿している動画のジャンルには、必ず視聴回数やチャンネル登録者数の多い大先輩がいるはずです。その大先輩方が、どのようなキーワードの動画が伸びているのかはとても参考になる情報です。
なぜならその動画は多くの視聴者からニーズがあったために伸びているのであり、そのニーズに沿う内容の動画ができれば同じように伸びる可能性があるからです。
”でもチャンネル分析なんて何をすれば良いのかわからないー!”という声が聞こえてきそうですが、安心して下さい。まずは下記の3つを抑えておきべOKです。
- 人気動画のタイトルにどのようなキーワードが入っているか
- 人気動画のサムネイルはどのような雰囲気となっているか
- 伸びている複数のチャンネルで共通していることは何か
まずは同じジャンルで、動画の投稿数が少ないにも関わらず、チャンネル登録者数が多いチャンネルを少なくとも10個はピックアップしましょう。
そしてそれらのチャンネルの中で人気の動画を順番に抜き出して見比べていくと、自然とキーワードやサムネイルの雰囲気に共通点があることがわかるはずです。
それがわかれば、あとは同じような内容とサムネイルの動画を作れば(もちろんパクリじゃなくてオリジナル要素を入れた上で)、その動画は闇雲に作った動画よりも遥かに伸びる可能性が高いでしょう。
分析を踏まえた上で動画の企画を練り込む
ただ大先輩方と同じような動画を作るだけではいけません。そこには必ず自分にしか出せない”+α”の要素を詰め込む必要があります。
なぜなら同じような動画となってしまった場合、視聴回数やチャンネル登録者数の多い動画の方が見られる傾向があるからです。(検索して似た内容の動画が並んだら、視聴回数やチャンネル登録者数の少ない動画よりも、多い動画の方をまずは見ようと思いませんか?)
そのため動画には必ず”+α”の要素を詰め込まないと、大先輩方の動画には太刀打ちできません。
ではどうするかというと、最も簡単なのは、例えば既存の動画が『○○のおすすめ7選』であればこちらは『○○のおすすめ10選』に、『△を使ってわかったメリット』であればこちらは『△を使ってわかったメリットとデメリット』のように、既存の動画よりもより充実した内容の動画であることをアピールすれば良いわけです。
こうすることで同じような内容の動画であっても、より内容が充実している動画の方が自分の満足できる情報が得られるのではないかと視聴者に感じてもらえ、結果的に視聴してもらえる可能性が高まります。
もちろん内容の充実さに限ることはありませんが、いずれにせよ+αの要素を詰め込むことで、選ばれる動画になることは間違いありません!
STEP2:動画を投稿する前にチェックを欠かさない
次にSTEP2は、動画を投稿する前にチェックを欠かさないことです。
具体的な行動4~6は、次の通りです。
ポイント
- タイトルとサムネイルにこだわる
- 視聴者に価値の提示とCTAを行う
- 投稿時間に注意を払う
タイトルとサムネイルにこだわる
すでにYouTubeをやっている人なら散々言われてきているかと思いますが、あえて言います。動画のタイトルとサムネイルは絶対に手を抜かずにこだわりましょう。
なぜならどれだけYouTubeから熱いおすすめ受けたとしても、最終的に視聴者が見るかどうかを判断するのは動画のタイトルとサムネイルによって決まるからです。
おそらくSTEP1の動画を投稿する前から準備を徹底するを実践すれば、YouTubeにおすすめされる可能性が高まり、多くの人のチャンネルでおすすめされてインプレッション数が増加するはずです。
しかし動画とタイトルを見て”面白くなさそう”とか”興味ないな”なんて思われてしまうと、結局動画は視聴されず、YouTubeからも動画がいまいちだと判断されておすすめから外されてしまうかもしれません。
そうならないためには、視聴者に動画がおすすめされた際にしっかりと動画を視聴してもらえるよう、動画のタイトルとサムネイルは強く関心を引く事ができるようにこだわる必要があります。
当然これは一朝一夕にできることではありませんが、試行錯誤を繰り返しながら自分に合ったスタイルを見つけて、投稿してすぐならば動画のクリック率が10%以上になるようにトライしていきましょう。
視聴者に価値の提示とCTAを行う
最近は動画の最後に、『この動画が良かったら、高評価やチャンネル登録をよろしくお願いします!』といったコメントを入れることが当たり前になってきました。
これはCall to Action(CTA)と言って、視聴者に行動を促すことで実際にその行動を起こしてもらうテクニックになりますが、当たり前となっている以上それだけでは足りません。
動画の最後には必ず、動画を見てくれた視聴者に対して”価値の提示”と、その上で”CTA”を行うようにしましょう。
価値の提示とは何かというと、”視聴者が高評価やチャンネル登録を行うことの価値を、言葉にして伝える”ことです。
例えば、『”高評価は励みになるので、”この動画が良かったら高評価をお願いします』とか、『”これからも役に立つ情報を発信していくので、”チャンネル登録をお願いします』など、視聴者にどのような価値があるかをきちんと言葉にすることです。
こうすることで、”このチャンネルを応援したいから高評価をしよう”とか、”これからも動画を見たいからチャンネル登録をしよう”などと視聴者が一度自分の中で考えて、納得した上で行動を起こしてくれる可能性がアップします。
もちろんこのような価値が提示できるような内容の動画となっていることが前提ですが、そうなるように動画を精一杯作り込んで、自信を持って価値を提示して視聴者に行動を起こしてもらいましょう。
投稿時間に注意を払う
何気に気をつけなけらばならないのが、動画を投稿するタイミングです。当然ですが1週間の中で視聴者が多い曜日は異なりますし、一日の中でも視聴者が多い時間帯は異なります。
YouTubeでは投稿後にどの程度視聴されたかがその後おすすめされる動画になるかのひとつの分かれ目となるため、動画の投稿時間は視聴者が多いタイミングが望ましいわけです。
ではいつがベストなのかというと、それはチャンネルによって異なります。しかしそれはYouTubeのアナリティクスを見れば確認できます。実際に私の場合は、下記の通りです。
このように日曜日~水曜日の20時~23時あたりが最も視聴者のアクセスが多く、逆に木曜日~土曜日や夜意外の時間帯はアクセスが少ないことがわかります。
そのため私にとってのベストな投稿タイミングは、視聴者のアクセスが多い日曜日~水曜日の20時~23時となるため、この時間帯に動画を投稿すべきです。
そうすることで少しでも投稿後すぐに視聴してもらいやすくなり、その結果YouTubeにおすすめされて伸びる可能性がグンとアップします。
動画を投稿してからだと取り返しがつかないため、自分のベストな投稿時間を確認して、戦略的に動画を投稿していきましょう。
STEP3:チャンネル全体の評価を上げる
最後にSTEP3は、チャンネル全体の評価を上げることです。
具体的な行動7~9は、次の通りです。
ポイント
- 評価の低い動画は削除する
- 再生リストを作成する
- チャンネルページに魅力を出す
評価の低い動画は削除する
ここまで頑張ってきた人にとっては大変心苦しいことですが、評価の低い動画は削除しましょう。なぜなら、評価の低い動画のせいでチャンネルからの離脱やチャンネル登録の解除が起こり得るからです。
例えばあなたがとても面白いと思える動画を見つけたとして、その人のチャンネルにある他の動画を視聴したところ全然面白くなかったら、すぐにチャンネルから離脱して別の動画を探しにいきませんか。
あるいは勉強になるからとチャンネル登録をしたものの、他の動画は全く学びにつながらないためチャンネル登録を解除したといった経験はないでしょうか。
このように評価の低い動画はチャンネルに悪影響を及ぼし、チャンネル全体の評価を下げかねません。実際に私のチャンネルにおいても、評価の低い一部の動画からチャンネル登録者が減少しているケースがあります。
このような悪影響を断ち切るためにも、勇気を持って評価の低い動画を削除しましょう。一生懸命作った動画だから、たとえ見られていなくても消したくないという気持ちは痛いほどわかります。
しかし本気でYouTubeを伸ばしていくのであれば、これらの動画は長期的に足を引っ張る存在になります。明るい将来を思い描くためにも、心を鬼にして動画を削除しましょう。
ただし動画を投稿してから3ヶ月を経過していないのであれば、まだ削除する必要はありません。なぜなら投稿後2~3ヶ月経過してから伸びてくる動画もあるからです。
そのため3ヶ月以上経過して、それでも視聴回数や平均再生率、クリック率などの値が低い動画については、評価が動画であると判断して動画を削除しましょう。
再生リストを作成する
チャンネルの再生リストは必ず作成しましょう。再生リストは動画を自動で流し続けて、視聴者をガッツリと掴んで離さない非常に頼もしいツールです。
YouTubeは料理をしながらとか、運動をしながらなど、案外”ながら”で視聴されるケースが多いです。そしてそんなときに役立つのが再生リストです。
再生リストならお気に入りのチャンネルをずっと流し続けてくれるため、作業の途中でYouTubeを操作する必要がありません。これは動画のチャンネルのファンには嬉しいことですが、同様にチャンネルにとっても非常に嬉しいことです。
しかしながら再生リストがないと、動画が終わったときに別のチャンネルに飛ばされるかもしれません。それは貴重なファンを逃してしまうことであり、とてももったいないことです。
そのため視聴者がずっと見続けられるように、同じシリーズをまとめたり、あるいは連続性のある動画をまとめるなどして、視聴者が飽きることなく見られる再生リストを作成するように意識しましょう。
チャンネルページに魅力を出す
最後に気を抜けないのが、チャンネルページです。チャンネルページは出来得る限り最大限の個性と魅力を発揮するように作成しましょう。
”チャンネルページなんてそんな見られないでしょ!”なんて言っていたら痛い目をみることになります。なぜならチャンネルページを見てからチャンネル登録をする人は意外と多いからです。
こちらは私のチャンネルの登録者が、どこからチャンネル登録をしてくれたのかを表していますが、ご覧の通りなんと直近28日間で約4人に1人がチャンネルページからチャンネル登録をしていることがわかります。
正直自分でも驚きの結果ですが、これはおそらく動画を見てくれた視聴者が私のチャンネル自体に興味をもってくれてチャンネルページに移行、そして何かしらの魅力を感じてそのままチャンネル登録をしてくれたものだと考えます。
そもそもチャンネルページまで見に来てくれる時点で、興味を持ってくれている分ファンになってくれる可能性が非常に高いわけです。それなのにチャンネルページがあまりにお粗末だと、せっかくファンになってくれそうだった人が去ってしまうかもしれません。
チャンネルページは、チャンネルのポリシーや考え方を自由に主張できる貴重な機会であり、個性や魅力を最大限に発揮できる場でもあります。
そのため”チャンネルページまで見に来てくれたら絶対に離さない!”というくらいにチャンネルページは作り込んで、自分をアピールできる場としてフル活用しましょう。
まとめ
この記事では、初心者がYonTubeを始めて半年の再生回数やチャンネル登録者数などをすべて公開し、加えてチャンネルを伸ばすためのSTEPと具体的な行動を詳細に解説しました。
YouTubeを始めて半年の結果は、次の通りです。
- 期間:2022年5月15日〜2022年11月14日
- 動画数:53本*
- 視聴回数:96,356回
- 視聴時間:5,982.5時間
- チャンネル登録者数:339人
*ブログ用に投稿した素材動画を除く
また、チャンネルを伸ばすために取り組むべき3つのSTEPと具体的な行動9つは、次の通りです。
STEP
- 動画を作る前から準備を徹底する
- 動画を投稿する前にチェックを欠かさない
- チャンネル全体の評価を上げる
具体的な行動
- 動画にニーズがあるか確認する
- 競合チャンネルの動画を分析する
- 分析を踏まえた上で動画の企画を練り込む
- タイトルとサムネイルにこだわる
- 視聴者に価値の提示とCTAを行う
- 投稿時間に注意を払う
- 評価の低い動画は削除する
- 再生リストを作成する
- チャンネルページに魅力を出す
半年間YouTubeを継続してきたあなたなら、きっとこの記事の内容が参考になったはず。
私も試行錯誤しながら引き続き情報発信を続けていくので、ぜひ一緒に頑張っていきましょう!
それでは良いキャンプライフを!