こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、ハイマウントのフォールディングスツールを使った、wanderoutのユニバーサルスタンド風のスタンドを自作するカスタム術をご紹介します。
手軽で簡単にカスタムできるのでぜひチャンレンジしてみてください!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- 軽量コンパクトなスタンドを自作したい!
- wanderoutのユニバーサルスタンドに憧れる!
- ハイマウントのスツールを使ったカスタム術を教えて!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- 普通に役立つフォールディングスツールの活用例がわかる!
- フォールディングスツールのスタンド化の魅力がわかる!
- 実際にスタンドを自作する手順がわかる!
キャンプに自作したオリジナルのギアを加えることで、自分だけの素敵なキャンプサイトを作り上げましょう!
フォールディングスツールの活用例
ハイマウントのフォールディングスツールが、実はキャンプで使うのにとても便利なギアだということはご存知でしょうか?
そこでまずは、フォールディングスツールのキャンプでの活用例をご紹介します。
活用例3選は、次の通りです。
ポイント
- ふとしたときに腰掛けるチェアに
- 足を置くオットマンの代わりに
- ちょっとしたギアの置き場に
ふとしたときに腰掛けるチェアに
まずは従来の使い方である、ふとしたときに腰掛けるチェアとしての活用法です!
フォールディングスツールは耐荷重が80kgもあるため、少し大柄な男性でも問題なく使うことが可能です。
背もたれがないため長時間座るのには不向きですが、焚き火周りやキッチンスペースに置くなど、ふとしたときに座りたいときには大活躍してくれます!
足を置くオットマンの代わりに
少し贅沢な使い方としては、チェアに座った際に足を置くためのオットマンの代わりとしての活用法です!
フォールディングスツールは軽量コンパクトで設営も簡単なため、キャンプに持ち出すことも苦になりません。
靴を脱いで足を伸ばして過ごす時間は、普段以上にリラックスできること間違いありません!
ちょっとしたギアの置き場に
意外と便利で出番が多くある使い方が、ちょっとしたギアの置き場にする活用法です!
フォールディングスツールは安定性も高いため、よっぽど大きなギアでなければ問題なく載せることが可能です。
テーブルから行き場をなくした小物や、設営や撤収時に汚したくない道具など、ちょっとしたギアの置き場に最適です!
フォールディングスツールのスタンド化の魅力
このようにそのままでもキャンプで大活躍するフォールディングスツールですが、今回はこれを使って自作のスタンド化するカスタムにチャレンジしてみたいと思います。
ちなみにこのようなスタンドとしてはwanderoutのユニバーサルスタンドがありますが、こちらのスタンドもまさにスツールから着想を得ているため、ある意味原点とも言える構造のスタンドなわけです。
フォールディングスツールをスタンド化して活用することは、とても魅力的な使い方です。
スタンド化の魅力3つは、次の通りです。
魅力
- スタンドとして驚くほど軽量
- コンパクトでかさ張らない
- ミニマルな構造が美しい
スタンドとして驚くほど軽量
もともと重量約630gしかないフォールディングスツールをカスタムするため、スタンドとして驚くほど軽量となります。
キャンプでよく使われるスタンドとしてはフィールドラックがありますが、あちらは一台あたり約2kgと重量があります。
その点、フォールディングスツールなら置けるものは選びますが、荷物の軽量化に大きく貢献します。
コンパクトでかさ張らない
さらに収納時には小さくコンパクトに折りたためるため、かさ張らず荷物になりません。
フォールディングスツールの収納サイズはW22.5×D18×H3cmと非常にコンパクトであり、他のスタンドと比較すればその差は歴然です。
このサイズであればスタンドに載せるコンテナ内に収納して持ち運べるため、荷物を減らして身軽なキャンプを楽しめます。
ミニマルな構造が美しい
何よりも一番の魅力はなんと言っても、一切の無駄を省いたミニマルな構造が美しいことです。
本来スタンドは天板とフレームで構成されているわけですが、スタンド化したフォールディングスツールは天板部分がなく、最低限のフレーム構造のみで構成されています。
そのため機能美とも言える美しい構成は、キャンプサイトの雰囲気をスタイリッシュにしてくれることでしょう。
参考
自作スタンドに合わせてアルミコンテナを使いたいと思う人は、下記の記事を参考にお気に入りのアルミコンテナを見つけてみてください!
スタンドを自作する手順
それではこの魅力的なフォールディングスツールのスタンド化について、自作する手順を解説していきます。
ちなみに使用するスツールについては、キャンドゥのフォールディングチェアでも問題ありません!
用意するもの
はじめに、スタンドを自作するために用意するものをご紹介します。
用意するものは、次の通りです。
- フォールディングスツール
- はさみ
- ラジオペンチ
- プライヤー
今回はハサミを使って布部分を切断し、ラジオペンチとプライヤーを使って金属パーツを取り外していきます。
なおプライヤーの代わりに普通のペンチでも問題ありません。自宅にあるものでチャレンジしてみましょう。
STEP1 側面の布を切断する
それでは早速始めていきましょう!
まずはスツールの側面の布を、はさみを使って切断していきましょう。
金属のパーツがついていますが、そこを避けてはさみを通せば簡単に切断できます。
両サイドとも切断できればOKです。
STEP2 座面の布を切断する
次に座面の布を、再びはさみを使って切断していきましょう。
柔らかい布なので、こちらも簡単に切断することができます。
全部切断できると、残るは金属パーツだけです。
随分とスタンドらしくなってきましたね!
STEP3 金属パーツを取り外す
最後は残りの金属パーツを、ラジオペンチとプライヤーを使って取り外していきます。この作業がなかなかの鬼門なので、気合を入れて取り組みましょう。
まずはラジオペンチを使って、金属パーツの折り返し部分をめくりあげます。
少し力がいりますが、テコの原理で持ち上げていきます。
反対側も同様にして、両側面ともプライヤーでつかみやすくしてやります。
この状態では金属パーツはまだカシメでしっかりと留まっているため、プライヤーを使って無理矢理取り外していきます。
プライヤーで引っ張るだけではカシメは外れませんが、何度も左右にひねっていきます。
すると徐々に金属疲労が起こり、パキッと金属パーツを割ることができました。
反対側も同じように作業すれば、カシメを外すことなく、金属パーツを取り外すことができます。
この作業をもう一箇所でも行って金属パーツを取り外せば、スタンドの完成です!
これで全てのパーツを取り除くことができました。お疲れさまでした!
完成した自作スタンド
それでは、完成した自作スタンドをご覧ください。
一切のパーツを取り除いたため、ユニバーサルスタンドと同様に、シンプルなスタンドを作ることができました。
また重量を測ってみると、536gでした。これはもともと個体差で軽かったのかもしれませんが、おかげでより軽量なスタンドとなりました。
実際にアルミコンテナを載せてみると、スタイリッシュで洗練された、とても美しい雰囲気です!
スタンドの存在感は最低限でありながら、それでいて必要十分な機能でしっかりと役割を果たしてくれるため、まさにミニマルな美しさです!
収納もこの通りコンパクトにできるため、結果的に荷物の軽量化にも繋がり、大変満足のいく仕上がりとなりました。
参考
自作したスタンドにレザーカスタムを施しました!
カスタムの方法について気になる人は、下記の記事を参考にしてみてください。
まとめ
この記事では、ハイマウントのフォールディングスツールを使った、wanderoutのユニバーサルスタンド風のスタンドを自作するカスタム術をご紹介しました。
普通に役立つハイマウントのフォールディングスツールの活用例3選は、次の通りです。
ポイント
- ふとしたときに腰掛けるチェアに
- 足を置くオットマンの代わりに
- ちょっとしたギアの置き場に
また、フォールディングスツールをスタンド化する魅力3つは、次の通りです。
魅力
- スタンドとして驚くほど軽量
- コンパクトでかさ張らない
- ミニマルな構造が美しい
さらに、フォールディングスツールを使ったスタンドを自作する手順は、次の通りです。
自作の手順
- STEP1 側面の布を切断する
- STEP2 座面の布を切断する
- STEP3 金属パーツを取り外す
キャンプに自作したオリジナルのギアを加えることで、自分だけの素敵なキャンプサイトを作り上げましょう!
それでは良いキャンプライフを!