こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、初心者向けキャンプ場の選び方と題して、初めてのキャンプを成功させるためのキャンプ場の特徴とポイントを丁寧に解説します。
これを読めばキャンプ場の選び方は完全にマスターすることができます!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- どんなキャンプ場を選べばいいかわからない!
- キャンプ場の種類が多くて迷ってしまう!
- 初心者にもおすすめなキャンプサイトを教えて!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- 初心者におすすめのキャンプサイトがわかる!
- キャンプサイトの種類と特徴がわかる!
- キャンプ場を選ぶポイントがわかる!
せっかくキャンプに興味を持ったのだから、初めてのキャンプは楽しい思い出にしたいですね!
初心者でも楽しめるキャンプ場のポイントをしっかりと押さえて、最高のキャンプデビューを果たしましょう!
参考
キャンプ初心者のためのキャンプの始め方まとめについては、下記の記事を参考にしてみてください。
初心者には「車の乗り入れが可能な芝生の区画サイト」がおすすめの理由3つ
最近キャンプを始めたばかりの人から、"初心者のうちはどういったキャンプ場を選べばいいの?"という質問をよく受けるようになりました。
確かにキャンプ場って色々な種類があるので、どれを選べば安心してキャンプを楽しめるのかわからないですよね。
そこで結論から言うと、初心者には「車の乗り入れが可能な芝生の区画サイト」がおすすめです。
おすすめの理由3つは、次の通りです。
ポイント
- 荷物の出し入れが楽ちんで万が一にも安心
- 柔らかな寝心地で気持ちよく眠れる
- 自分のスペースと人との距離が確保される
荷物の出し入れが楽ちんで万が一にも安心
キャンプサイト内への車の乗り入れが可能なことの良いところは、荷物の出し入れが楽ちんになることです。
車を乗り入れるとキャンプサイトのすぐ横に車を付けできるので、運ぶことなく必要な荷物をパッと取り出せたり、あるいは寝る前に不要な荷物をあらかじめ車の中に片付けることができます。
そのため車自体を大きな荷物入れとして使える他、壁にして風除けにしたり周りの視線を遮ったりと、何かと役に立ちます。
さらには万が一天候が荒れてテントの中では危険を感じるような場面でも、すぐに車の中に逃げ込んで一晩過ごすこともできるので、不測の事態でも安心です。
柔らかな寝心地で気持ちよく眠れる
芝生のキャンプサイトの良いところは、程よい長さの芝がまるで天然のクッションの代わりとなり、柔らかな寝心地で気持ちよく眠れることです。
キャンプでは日中過ごしている間は、地面が砂利だろうと河原だろうとそれほど気になりませんが、いざ眠るときにはたとえマットを敷いていても背中にゴツゴツを感じてしまいます。
一方で芝生のサイトであれば、マットがなくても眠れそうなくらいフカフカとして心地よく、そのためリラックスして眠りにつけるでしょう。
もちろん日中だって走り回ったり寝転んだりと芝生は気持ちがいいので、快適なキャンプを過ごすことができます。
自分のスペースと人との距離が確保される
区画サイトの良いところは、あらかじめ自分のスペースが決められているため、慌てずに自分のペースでキャンプを楽しめることです。
フリーサイトのキャンプ場だと、景色が良かったり炊事場が近いなどの利便性に優れるポイントは争奪戦になるため、いち早くキャンプ場に着いてチェックインしなければなりません。
しかし区画サイトであれば予約した時点で自分のスペースが確保されるため、道中の寄り道を楽しんだ上で、ゆっくりとキャンプ場に向かっても大丈夫です。
また区画によって隣の人との距離も一定確保されるので、夏の賑わうシーズンでもソーシャルディスタンスを保ってキャンプを楽しめます。
キャンプサイトの種類と特徴
まずは初心者にはどういったキャンプ場がおすすめなのか、結論とその理由からご紹介しました。
しかしこれからキャンプを楽しんでいくためには、そもそもキャンプサイトにはどういった種類があるのか知っておく必要があります。
そこで次は、キャンプサイトの種類とその特徴を順にご紹介していきます。
①区画サイトかフリーサイトか
まずはキャンプサイトの形式として、区画サイトとフリーサイトについて解説します。
区画サイト
- 【GOOD】自分のスペースが確保される・隣の人との距離が保たれる
- 【BAD】区画のエリア自分で決められない・区画の形によってはレイアウトが制限されることも
区画サイトのメリットは、自分のスペースがあらかじめ確保されるためマイペースにキャンプを楽しめること、隣の人との距離が保たれるため距離が近くて嫌な思いをする機会を減らせることです。
一方でデメリットは、区画のエリアは自分で決められないことが多いためハズレを引いてしまったり、区画の形によってはレイアウトが制限されたり大きなテントは設営できなかったりすることです。
そのため区画サイトを選ぶときは、区画のサイズや形がどのようになっているのか、自分の思い通りのキャンプが楽しめそうか確認しましょう。
フリーサイト
- 【GOOD】自分の好きな場所を選べる・サイトのレイアウトが自由
- 【BAD】良い場所は早いもの勝ちになる・混雑すると距離が近くなる
フリーサイトのメリットは、自分の好きな場所を選んでキャンプを楽しめること、サイトのレイアウトが自由にできるので大型のテントも設営できることです。
一方でフリーサイトのデメリットは、良い場所は早いもの勝ちになるので早くキャンプ場に着く必要があったり、混雑すると隣の人との距離が近くなってしまうことです。
そのためフリーサイトを選ぶときは、余裕を持って早めにキャンプ場に到着できるように心掛け、タープなどをうまく使って自分の空間をレイアウトしましょう。
②サイトのロケーションはどんなか
次に、キャンプサイトのロケーションとして、各サイトの特徴を解説します。
林間サイト
- 【GOOD】日差しを遮って夏でも涼しく過ごせる・ハンモックなどを使える
- 【BAD】木の配置によってレイアウトに制限が出る・虫が多くいる
林間サイトのメリットは、葉を青々と茂らせた木々が日差しを遮って夏でも涼しく過ごせること、ハンモックやスラックラインなどの道具を使って楽しめることです。
一方でデメリットは、木の配置によってレイアウトに制限が出てしまうこと、芝生サイトなどと比べると虫が多くいることです。
そのため林間サイトを選ぶときは、自分のレイアウトにあったロケーションのサイトであるか事前に確認し、虫対策をばっちり行っていきましょう。
芝生サイト
- 【GOOD】フカフカの芝生が気持ちいい・開放感があり自由なレイアウトを楽しめる
- 【BAD】芝生が傷つかないよう注意が必要・時折強い風が吹くことがある
芝生サイトのメリットは、そのまま寝転べるほどのフカフカの芝生で気持ちよく過ごせること、開放感があってグループキャンプなど団体でも自由なレイアウトでキャンプを楽しめることです。
一方でデメリットは、薪割りや焚き火などで芝生が傷やつかないように注意が必要なこと、開けている分時折強い風が吹くいてモノが飛ばされないよう気をつけることです。
そのため芝生サイトを選ぶときは、芝生を傷めないように焚き火シートなどを準備し、風でモノが飛ばされないように工夫をしておきましょう。
河原サイト
- 【GOOD】川のせせらぎを楽しめる・渓流釣りなどのアクティビティもできる
- 【BAD】川の増水など急な天候の変化に注意が必要・虫が多くいる
河原サイトのメリットは、清流ならではの美しい景色や川のせせらぎなどのロケーションを楽しめること、渓流釣りなどの沢登りなどの川のアクティビティができるところもあることです。
一方でデメリットは、川の増水などの急な天候の変化には十分に注意が必要なことと、林間サイトと同様にアブやブヨなどの虫が多くいることです。
そのため河原サイトを選ぶときは、天気予報などをしっかりと確認した上で、虫対策をばっちりと準備しておきましょう。
海辺サイト
- 【GOOD】開放感抜群のキャンプを楽しめる・SUPなどのアクティビティもできる
- 【BAD】強風でテントが飛ばされる恐れがある・海水が付着してサビの原因になる
海辺サイトのメリットは、目の前に海が広がる開放感抜群のロケーションでキャンプを楽しめること、SUPなどの海のアクティビティができるところもあることです。
一方でデメリットは、強風が吹くことでテントやタープが飛ばされる恐れがあること、潮風に乗って海水が荷物に付着するとサビの原因となることです。
そのため海辺サイトを選ぶときは、しっかりとテントやタープを固定できるようにペグの準備などを行い、キャンプから帰ったらメンテナンスを欠かさないようにしましょう。
③サイト内への車の乗り入れは可能か
続けて、キャンプサイト内への車の乗り入れの可否による特徴を解説します。
オートキャンプサイト
- 【GOOD】車を横付けして荷物を運ぶ手間が減る・車も含んだレイアウトができる
- 【BAD】子供の飛び出しなどに注意が必要・ロケーションによっては車が汚れる
オートキャンプサイトのメリットは、車をサイトの横に付けることができるため荷物を運ぶ手間を減らせること、車の配置よっては風や視線を遮るなどのレイアウトに活用できることです。
一方でデメリットは、キャンプ場で楽しんでいる子供やペットの飛び出しには注意が必要なこと、地面が土や砂利などのサイトでは車が汚れてしまうことです。
そのためオートキャンプサイトは、荷物が多くて持ち運ぶ手間を減らしたい人や、お気に入りの車も一緒にレイアウトを楽しみたい人におすすめです。
キャンプサイト
- 【GOOD】安心してキャンプ場で遊べる・特別なロケーションを味わえることも
- 【BAD】自分のサイトまで荷物を運ぶ必要がある・車をレイアウトすることができない
キャンプサイトのメリットは、サイト内への車の乗り入れがないため安心してキャンプ場で遊べること、車では入れないような高台や湖畔などの特別なロケーションを味わえることです。
一方でデメリットは、車から自分のキャンプサイトまで荷物を運ぶ必要があること、風や視線を遮るような車のレイアウトができないことです。
そのためキャンプサイトは、子供やペットとのびのびとキャンプ場を楽しみたい人や、特別なロケーションでキャンプを楽しみたい人におすすめです。
④電源は有りか無しか
加えて、キャンプサイトの電源の有無による特徴を解説します。
電源ありサイト
- 【GOOD】外部電源を使って扇風機やホットカーペットを使える
- 【BAD】キャンプ場が少ない・価格が上乗せされる
電源ありサイトのメリットは、外部電源が用意されているため、夏なら扇風機、冬ならホットカーペットなどを使って快適なキャンプを過ごすことができます。
一方でデメリットは、そもそも電源ありサイトが整備されているキャンプ場の数が少ないこと、通常のサイトよりも価格が上乗せされて高いことです。
そのため電源ありサイトは、お金を払ってでも快適なキャンプを過ごしたい人におすすめです。
電源なしサイト(通常サイト)
- 【GOOD】キャンプ場が多い・価格はそのまま
- 【BAD】電源が必要な家電製品が使えない
電源なしサイトのメリットは、ごく一般的なキャンプサイトなためキャンプ場の数が多く、また価格も電源ありサイトと比べれば抑えられた設定になっています。
一方でデメリットは、扇風機やホットカーペットといった便利な家電をキャンプで使えないことです。
そのため電源なしサイトは、キャンプの道具が整っており、電源がなくても大丈夫な人なら問題ないでしょう。
⑤事前の予約は可能か
最後に、あらかじめキャンプ場の予約ができるかどうかで、特徴を解説します。
電話やネットで予約ができる
- 【GOOD】キャンプのスケジュールが立てやすい
- 【BAD】予約の手間がかかる・人気のキャンプ場は争奪戦になる
今や多くのキャンプ場が電話やネットで予約ができるようになっていますが、そのメリットは予約することであらかじめキャンプのスケジュールが立てやすいことです。
一方でデメリットとして、予約の手間がかかることや、人気のキャンプ場は予約の争奪戦になってなかなか予約が取れないことです。
しかし人気のキャンプ場であっても、直前になってキャンセルが入って案外予約が取れることもあるため、諦めずに頑張りましょう!
現地での当日申込みのみ
- 【GOOD】思い立ったらキャンプに出掛けられる
- 【BAD】スケジュールが立てにくい・申込みが受け付けられるかわからない
キャンプ場によって現地での当日申込みのところもあり、そのメリットは思い立ったときにキャンプに出掛けられることです。
一方でデメリットとして、確実にキャンプ場を確保できるわけではないためキャンプのスケジュールが立てにくい、当日行っても満員で申込みが受け付けられるかわからないことです。
そのためキャンプに出掛けたいのに、キャンプ場の予約が取れなかった場合などに大変心強いキャンプ場です!
キャンプ場を選ぶポイント
キャンプサイトの種類と特徴を一通りご紹介しましたが、初心者でも過ごしやすいキャンプ場を選ぶためには、他にも確認すべきことがあります。
そこで今度は、キャンプ場を選ぶときには必ず押さえておきたいポイントについてご紹介します。
キャンプ場を選ぶポイント5つは、次の通りです。
ポイント
- キャンプ場は自宅から近いか
- トイレや炊事場はきちんと整備されている
- か管理人は常駐しているか
- サイトの中に平面部分は多いか
- 就寝時間などのマナーが守られているか
キャンプ場は自宅から近いか
まだキャンプに慣れていない初心者のうちは、自宅から近いキャンプ場を選ぶようにしましょう。
自宅から近いキャンプ場ならば、渋滞などに巻き込まれて移動だけで疲れてしまうといったことが少なく、思い切りキャンプを楽しむことができます。
また仮にキャンプ場で忘れ物をしてしまったり、不測の事態で帰らざるえなくなっても、また来たらいいやと切り替えも簡単に済みます。
自宅から遠く離れた絶景のキャンプ場などは大変憧れますが、それはキャンプに慣れてステップアップするときの楽しみにとっておきましょう!
トイレや炊事場はきちんと整備されているか
キャンプ場の設備として、特にトイレや炊事場がきちんと整備されているかどうかも重要なポイントです。
最低限の装備のキャンプ場だと、トイレは工事現場で使うような簡易・仮設の和式トイレ、炊事場は数が少なく水が出るだけなんてのはごく当たり前です。
一方で高規格のキャンプ場になると、ウォッシュレットや暖房便座が備わったきれいな洋式トイレや、キャンプでも使える洗剤や温水が出るよう整備された炊事場など、快適性が格段に上がります。
慣れないうちは自宅と近い環境が整っているキャンプ場の方がストレスなく過ごせるため、きちんと確認しておきましょう。
管理人は常駐しているか
安心してキャンプを過ごせる環境としては、キャンプ場に管理人が常駐しているも大切です。
例えば初心者のうちは、うまくテントやタープを立てられなかったり、焚き火の火をつけられないこともあるかもしれません。
そんなときに管理人がいると、アドバイスや助けを求めて、サポートをしてくれるときがあります。
また夜の就寝時間などルールを守らない客がいたときにも相談ができたりと、管理人が常駐していると安心してキャンプを楽しむことができます。
サイトの中に平面部分は多いか
案外見逃しやすいポイントとして、キャンプサイトに平面な部分が多いかどうかもチェックが必要です。
キャンプ場はそもそも自然の中にあるため、完璧に平面な部分を求めること自体はナンセンスですが、しかしだからといって斜めなところばかりだと非常にストレスが溜まります。
例えば、テーブルやチェアも斜めになるため置いたものが次々と滑り落ちていったり、夜も眠るにも転がり落ちそうになって寝られたもんじゃありません。
そのため平面で過ごしやすい環境があるのか、キャンプ場の口コミやSNSなどで情報収集してみましょう。
就寝時間などのマナーが守られているか
こちらも合わせてチェックしておきたいのが、キャンプ場を利用する客に対して、就寝時間などのマナーがきちんと守られているかどうかです。
キャンプ場によってはルールは出しているもののあまり厳格に運用していなかったり、あるいはそもそもルールを敷いていないところもあります。
それをわかっていて行く分には構いませんが、例えば就寝時間になっても騒いでいるキャンパーがいると、落ち着いて眠ることもできずストレスが溜まります。
こういった利用客のマナーの良し悪しは、キャンプ場の運営スタイルやこれまでのスタンスによって決まるため、そのあたりも事前に確認しておけると安心です。
まとめ
この記事では、初心者向けキャンプ場の選び方と題して、初めてのキャンプを成功させるためのキャンプ場の特徴とポイントを丁寧に解説しました。
まず結論として、初心者には「車の乗り入れが可能な芝生の区画サイト」がおすすめです。
そのおすすめの理由3つは、次の通りです。
ポイント
- 荷物の出し入れが楽ちんで万が一にも安心
- 柔らかな寝心地で気持ちよく眠れる
- 自分のスペースと人との距離が確保される
また、キャンプサイトの種類と特徴は、次の通りです。
種類と特徴
- 区画サイトかフリーサイトか
- サイトのロケーションはどんなか(林間・芝生・河原・海辺)
- サイト内への車の乗り入れは可能か
- 電源は有りか無しか
- 事前の予約は可能化か
さらに、キャンプ場を選ぶ上で押さえておきたいポイント5つは、次の通りです。
ポイント
- キャンプ場は自宅から近いか
- トイレや炊事場はきちんと整備されている
- か管理人は常駐しているか
- サイトの中に平面部分は多いか
- 就寝時間などのマナーが守られているか
せっかくキャンプに興味を持ったのだから、初めてのキャンプは楽しい思い出にしたいですね!
初心者でも楽しめるキャンプ場のポイントをしっかりと押さえて、最高のキャンプデビューを果たしましょう!
それでは良いキャンプライフを!