こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、冬キャンプを快適に過ごせるアンダーウェア、mont-bellのジオラインを実際に4年間使ってみた感想をレビューします。
ジオラインがあれば寒い季節も難なく乗り越えることができます!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- 冬キャンプを暖かく過ごせる服装を知りたい!
- 日常使いもできる機能性アンダーウェアが気になっている!
- ジオラインの使い心地を教えて!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- 性能に優れたジオラインの魅力がわかる!
- 実際に4年間使って感じたメリットやデメリットがわかる!
- ジオラインがおすすめの人がわかる!
高い機能性と快適な着心地のアンダーウェアを手に入れて、冬のキャンプも日常も楽しく過ごしましょう!
購入に至るまでの経緯
はじめに、mont-bellのジオラインの購入を検討したきっかけや購入を決意した理由、実際に使ってみた感想についてご紹介します。
購入を検討したきっかけ
そもそも私はキャンプを始める以前から登山にはまっており、高尾山や筑波山といった低山から、常念岳などの北アルプスにある高山など、いろいろな山に登っています。
登山は基本的に夏の暑い時期に行くので夏はたくさん汗をかくため、とにかく速乾性の高いアンダーウェアを着けるのが基本です。
しかしながら標高が3000mにもなるような高山になると、たとえ夏であっても夜になると肌寒く感じるほど気温が下がります。
そのため、登山では速乾性に加えて暖かさもあるアンダーウェアは必需品となります。
購入を決意した理由
そこで、登山に適した速乾性&保温性の高い機能性のアンダーウェアを探していたところ、たどり着いたのがmont-bellのジオラインでした。
それからはずっと寒い時期は日常生活でも常にジオラインを着用するほど気に入っており、当然冬キャンプでもジオラインを愛用しています。
4年間も使い続けていく中でさすがにボロボロになってきたため、今回新たに買い直したことを機にレビューすることにしました。
実際に使ってみた感想
初めて使ったときの感想は、"とにかく着た瞬間から暖かい!"ことでした。そしてこれは、毎年寒い時期に着用するたび感じています。
機能性のアンダーウェアならUNIQLOのヒートテックなんかが有名ですが、それを圧倒的に越える暖かさと着心地の良さで、もはや登山に関係なく生活の必需品だと考えます。
そのため当然冬キャンプでも大活躍し、ジオラインがなければ冬キャンプを始めていなかったとも思えるほどです。
寒い時期を快適に乗り越えるためにも、機能性のアンダーウェアは投資をする価値のある重要なギアのひとつです!
mont-bell ジオラインについて
それでは、私が購入したmont-bellのジオラインについて、スペックや特徴について簡単にまとめます。
mont-bellとは
mont-bell(モンベル)とは、アウトドア用品の企画・製造・販売を手掛ける日本のアウトドアブランドです。
mont-bellのコンセプトとして、“Function is Beauty(機能美)”と“Light & Fast(軽量と迅速)”を掲げており、実際に多くの機能性に優れた製品が手頃な価格で販売されています。
キャンプにおいては、ゆるキャン△で主人公のリンちゃんが使うテントがmont-bellのムーンライト3型がモデルになっていることは有名で、キャンパーの中にはmont-bellの愛用者も多いのではないでしょうか。
ジオラインの種類
ジオラインには、薄手のライトウェイト(L.W.)、中厚手のミドルウェイト(M.W.)、厚手のエクスペティション(EXP.)の3種類の生地の厚みから選ぶことができます。
L.W.は軽量で速乾性に優れるため、激しい運動や夏場の着用に向いています。M.W.は適度な保温性と速乾性を両立して、登山やスキーなどの冬のアクティビティに最適です。
EXP.は三層構造の高い保温性で、厳寒地でも暖かく過ごすことができます。これらはもちろん、男性用と女性用とでそれぞれ展開されています。
そのため、季節や好みに合わせて自分に合った生地を選ぶことができます。
参考
主に冬キャンプに使うのなら、保温性と速乾性のバランスに優れたM.W.がおすすめです!
冬キャンプの服装については、「正しいコーデで快適に!冬キャンプの服装を選ぶコツと寒さ対策に役立つおすすめのアイテム6選」を参考にしてください。
この後のレビューについても、愛用しているM.W.についてご紹介します。
ジオラインのスペック
ジオライン(M.W. ラウンドネックシャツ Men's)のスペックは、次の通りです。
- サイズ:S、M、L、XL
- 重量:平均170g
- カラー:ブラック、ネイビー、ライトグレー
- 素材:ジオライン®(ポリエステル)
ジオラインは男性用と女性用とで分かれており、さらにそれぞれにSからXLまでのサイズ展開があります。
そのためどんな人でも、自分の身体に合ったぴったりのサイズを見つけることができます。
また通常のラウンドネックシャツの他、ハイネックやVネックシャツもあるため、好みやファッションにも応えられるでしょう。
まだこのような機能性のアンダーウェアを試したことのない人には、本当におすすめした製品です!
ジオラインの特徴
それでは、ジオラインの特徴をご紹介します。特徴2つは、次の通りです。
ポイント
- 暖かいと速乾性が両立している
- 快適な着心地にもこだわった工夫
暖かさと速乾性が両立している
mont-bellが独自に開発した繊維であるジオラインは、動かない暖まった空気を繊維の間にたっぷりと保持することで、高い保温性を実現しています。
またこの繊維で作られた二つの生地をボックス構造に仕立てることで、生地の間にも暖かい空気を保持でき、より快適な暖かさを持続してくれます。
さらに生地には親水加工を施すことで、体から出た汗を素早く吸収して、生地全体へと拡散し乾燥させます。このように繊維にこだわることで、抜群の暖かさと優れた速乾性とを両立しています。
快適な着心地にもこだわった工夫
ジオラインは機能性だけでなく、快適な着心地にもこだわりを持っています。例えば、繊維に制菌効果のある銀イオンを練り込むことで、高い防臭効果を発揮し臭いを抑えます。
また、縮れを持たせたフィラメントを伸縮性のある繊維で包み込んだストレッチスパン糸を使うことで、激しい動きでも体にフィットするストレッチ性を生み出しています。
このように快適な着心地によって、日常的にも使いやすいウェアとなっています。
おすすめの人
- 一枚着るだけで暖かいアンダーウェアがほしい!
- 暖かさと速乾性を両立した機能性のアンダーウェアを探している!
- 冬キャンプを快適に過ごせる服装をそろえたい!
ジオラインのメリット
それでは、実際にジオラインを4年間使って感じたメリットをご紹介します。
ジオラインのメリット3つは、次の通りです。
メリット
- 袖を通した瞬間から暖かさを感じられる
- 着る洋服を一枚減らせて身軽になれる
- 着心地が快適で日常的にも使いやすい
袖を通した瞬間から暖かさを感じられる
特徴でもご紹介した通り、独自開発されたジオラインはその高い保温性から、袖を通した瞬間から暖かさを感じられます。
UNIQLOのヒートテックでは、着たときはひんやりして徐々に暖まってくる感じですが、ジオラインならそのようなひんやり感がなく、寒い時期の着替えも苦になりません。
また冬キャンプであっても、晴れた日中なんかはテントの設営だけでも案外汗をかきますが、速乾性が高くすぐに汗が乾くため、汗冷えすることもありません。
そのため活動的な日中も、冷え込む夜間も、暖かく快適に過ごすことができます!
着る洋服を一枚減らせて身軽になれる
このように高い保温性のおかげで、着る洋服を一枚減らすことも可能です。これは特に、日常で使う際にとても助かります。
ジオラインを使う前までは、肌着→シャツ→ニット→アウターと少なくとも四枚の洋服を着ていましたが、ジオラインを使うようになってから、ジオライン→シャツ→アウターと、ニットを脱いでも暖かく過ごせるようになりました。
そのため、屋外や室内など場所に合わせた温度の調整が容易で、洋服を一枚減らせた分、身軽に動けるようになります。
もちろんキャンプでも身軽になることで、よりアクティブに楽しむことができるでしょう!
着心地が快適で日常的にも使いやすい
アンダーウェアを購入する以上、機能性が高いのは当然ですが、そこで着心地がいまいちだと日常使いはできません。しかしジオラインは快適な着心地にもこだわっているため、日常的にも大変使いやすくなっています。
特に気に入ってるポイントは、肌触りが良いことと、ストレッチ性に優れることです。ジオラインは細かいメッシュの入ったタオルようなさわり心地で、肌がチクチクすることもなく、気持ちよく着られます。
また程よいタイトさで体にフィットしますが、圧迫感はなく、動きが妨げられることもありません。
そのため着心地が良く、日常から快適に使うことができます。
ジオラインのデメリット
機能性と着心地とも非常に優れたアンダーウェアであるジオラインですが、実際に4年間使って感じたデメリットもあるためご紹介します。
ジオラインのデメリット3つは、次の通りです。
デメリット
- アンダーウェアとして価格が高い
- 引っかけると破けやすい
- 静電気が起きやすい
アンダーウェアとして価格が高い
優れた製品であるため仕方ないところではありますが、やはりアンダーウェアとしての価格は高く感じます。
ジオラインはいずれのシリーズも、一着あたり約4,600~5,500円ほどします。もちろん一着だけでは毎日使うことはできないため、少なくとも二着は必要です。
さらに同シリーズのタイツもそろえると、最低でも2万円近い出費となります。しかしながら、4年間使えば年間約5,000円ほどの計算となり、またそれだけの費用を出すだけの価値は十分にあると思います。
初期投資は高くつきますが、冬を快適に乗り越えるためにも検討してみてはいかがでしょうか。
引っかけると破けやすい
4年間使う中でわかったことは、ジオラインは何かに引っかけると破けやすいことです。
これはウェアがメッシュ状のボックス構造となっているためで、その細かい目に引っかけてしまうと、弱い力でも破けてしまいます。そのため今回4年で買い直したのも、色々なところが破けて見映えが悪くなってしまったのが原因です。
特に洗濯機では他の洗濯物とぶつかり合うため、必ず単体でネットに入れて洗うことを強くおすすめします。
しかし一部が破けても保温性が著しく低下するわけではないので、大切に扱いつつ、多少破けても使い続けたなら4年以上は確実に使えるでしょう。
静電気が起きやすい
少し残念なポイントが、思っていたより静電気が起きやすいことです。
ジオラインの特徴のひとつに、『縫い合わせ部分の糸にカーボン繊維を用いることで、静電気による不快感を軽減させる』とありますが、一日着て着替えるときには普通にパチパチと音がなります笑
特にジオラインの上にフリースやニットを着ていると、余計に静電気が溜まるため注意が必要です。そのため体質によっては、苦労する人もいるかもしれません。
しかしそれらの間にコットンなど帯電しにくい素材を挟めば和らげることもできるため、工夫さえすればさほど問題ではないと思います。どうしても気になる人は、エレガードなんかを使って対策しましょう!
まとめ
この記事では、冬キャンプを快適に過ごせるアンダーウェア、mont-bellのジオラインを実際に4年間使ってみた感想をレビューしました。
性能に優れたジオラインのスペックおよび特徴は、次の通りです。
- サイズ:S、M、L、XL
- 重量:平均170g
- カラー:ブラック、ネイビー、ライトグレー
- 素材:ジオライン®(ポリエステル)
ポイント
- 暖かいと速乾性が両立している
- 快適な着心地にもこだわった工夫
また、実際に4年間使って感じたメリットとデメリットは、次の通りです。
メリット
- 袖を通した瞬間から暖かさを感じられる
- 着る洋服を一枚減らせて身軽になれる
- 着心地が快適で日常的にも使いやすい
デメリット
- アンダーウェアとして価格が高い
- 引っかけると破けやすい
- 静電気が起きやすい
多少のデメリットはありますが、それでも冬を快適に乗り越えられるなら投資の価値は十二分にあります!
ジオラインはこんな人におすすめ!
おすすめの人
- 一枚着るだけで暖かいアンダーウェアがほしい!
- 暖かさと速乾性を両立した機能性のアンダーウェアを探している!
- 冬キャンプを快適に過ごせる服装をそろえたい!
高い機能性と快適な着心地のアンダーウェアを手に入れて、冬のキャンプも日常も楽しく過ごしましょう!
それでは良いキャンプライフを!