こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、自分だけのキャンプギアを楽しむためにオリジナルの真鍮プレートをオーダーした様子について、実際にキャンプギアに取り付けるところまでを含めてまとめてご紹介します。
オリジナルの真鍮プレートを取り付けると自分のブランドギアみたいでめちゃくちゃテンションが上がります...!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- 最近レザークラフトにはまっている!
- レザーギアにオリジナル感を追加したい!
- 真鍮プレートのオーダーから取り付けまでの方法を知りたい!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- レザーギアには真鍮プレートがおすすめの理由がわかる!
- 真鍮プレートを使ってオリジナルのギアを作る方法がわかる!
- 真鍮プレートのオーダーから取り付けまでの方法がわかる!
オリジナルの真鍮プレートをオーダーして、自分だけのキャンプギア作りを楽しみましょう!
真鍮プレートをオーダーしたきっかけ
まずは、今回私が真鍮プレートをオーダーしようと考えたきっかけからご紹介していきます。
キャンプ好きが高じてレザークラフトにはまった
私はここのところレザークラフトにはまっていまして、手持ちのキャンプギアにレザーカスタムを施してはオリジナルのギアを作って楽しんでいます。
最近では、アルミコンテナにレザーストラップを付けたり、コンテナのスタンドにレザーを巻いたり、ペグハンマーのグリップを作ったりしています。物を作ることが楽しすぎて、気がつけばレザークラフトについて全く知識のないの初心者から、2ヶ月もの間で8種類ほどのキャンプギアを作っていたほどです。
当初レザークラフトとはハードルが高いものだと感じていましたが、ちょっとした道具さえそろえれば初心者でも簡単に物を作る楽しさを味わうことができるため、特にキャンパーにはとてもおすすめな趣味だと思っています。
実際に手先の不器用な私でさえまだまだ作りたいギアもあるし、とにかく何かレザーを巻けるギアはないものかと日々考えており、すっかりレザークラフトの魅力に取り憑かれてしまっています。
実際に作ってきたギアについては、こちらからどうぞ!
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アルミコンテナをオリジナルカスタム!初心者でも簡単にできるレザーストラップの作り方を解説
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自分だけのオリジナルギアを作る
このようにレザークラフトについついはまってた結果、いくつかギアを作っているうちに物足りなく感じてくるものがありました。
それは、オリジナルを示す自分の「ブランドロゴ」です。
例えば、私の大好きなガレージブランドであるAsimocraftsさんなら「A」だったり、neru design worksさんなら「0/0」など、それぞれのブランドごとに特徴的なブランドロゴを持っています。
そんなブランドロゴ憧れを持ち、私も自作したレザーに何かブランドロゴを入れたいと考え始めました。
レザーにロゴを入れる方法3つ
そこでどうすればレザーにロゴを入れることができるのか、頭を悩ませました。
色々と調べてみた結果、レザーにロゴを入れる方法には大きく3つありました。
- 市販の刻印セットを使って刻印する
- オリジナルの刻印を製作して刻印する
- レザーに真鍮プレートを取り付ける
1の市販の刻印セットを使う方法は、手頃な価格で入手できて自由な文字を作れる一方で、よくあるフォントの文字ばかりでデザイン性に欠けてしまいます。
2のオリジナルの刻印を製作する方法は、自分だけのロゴを作ることができる満足度が高い一方で、ちゃんとしたものを作ろうとするとデザインの設計と一万円を超える初期費用が必要となります。
3の真鍮プレートを取り付ける方法は、レザーに真鍮という最高の組み合わせができる一方で、自力で真鍮に刻印するのは難しくオーダーするには費用がかかります。
これら3つの方法から検討した結果、3の真鍮プレートを取り付ける方法にすることに決めました。
その理由は何と言っても、レザーに光る真鍮の姿がとても美しく感じられること、そしてレザーとともに経年変化で姿を変えていく様子を見たいと思えたからです。
また作業面で言えば、1は文字をひとつずつ刻印するため手間がかかり品質が安定しないこと、2は正方形に近いデザインのオーダーが多く、私が作るレザーとはサイズの相性がいまいちという点が気になりました。
その点、真鍮プレートは横長のサイズでレザーとも相性が良かったこと、そして手軽な価格で小ロットから、刻印した真鍮プレートをオーダーできるショップを見つけたことも3の方法にする決め手となりました。
真鍮プレートをオーダーしてみた
次に、実際に真鍮プレートをオーダーしてみた様子についてご紹介していきます。
真鍮プレートをオーダーしたショップ
真鍮プレートをオーダーできるショップはいくつか見つかりましたが、いずれのショップも原稿代や版代といった初期費用に加えて、少なくとも100枚などのロット数での発注が基本となっていることが多い印象でした。
さすがに自分で楽しむだけであればそれほど大量のプレートは必要にはならないため、このままでは手が出ません。
そんな中で目についたのが、こちらのショップでした。
TandMさんでは1枚からオリジナルの真鍮プレートをオーダーすることができ、かつ別途版代などの初期費用もかからないため、手軽に試すのにはぴったりです。
文字のフォントも複数用意されており、これなら自分の気に入ったデザインの真鍮プレートを製作できると考え、オーダーしてみることにしました。
真鍮プレートのデザイン
TandMさんでは、真鍮プレートのサイズをW45×D20mmとW36×D9mmの2種類から選ぶことができます。
さらにそれぞれのプレートについて、カシメ・ネジ用、釘穴、穴なしの3タイプから好みのプレートをオーダーすることが可能です。
今回私は自分が取り付けるレザーギアのサイズ感から、W45×D20mmサイズのカシメ・ネジ用をオーダーしました。
私のように比較的大きなレザーギアを作る人であれば、大きいサイズのプレートの方が見栄えが良いと思います。
さて問題は、真鍮プレートに刻印するデザインです。
今回はロゴマークではなく文字だけでブランドロゴを作ろうかと思いますが、いかんせんブランド名なんて持っていない状況です。
そんなときにふと思いついたのが、H&O×leiri hyggeの真鍮プレートでした。
ここには「Don't waste your time」というメッセージと、それぞれのブランドロゴがデザインされているという構成です。
特にメッセージをデザインするという方法が魅力的に感じられ、私もメッセージとブランド名をデザインすることに決めました。
そうしてしばらく悩んだ結果、好きな言葉である「Time waits for no one.」というメッセージと、当ブログMinimal Campingをひねって「Minimal Design」というブランド名にすることにしました。
分かる人には分かると思いますが、「Time waits for no one.」は細田守監督の"時をかける少女"に出てくるの言葉です。
直訳すると"時間は誰も待ってくれない"となりますが、そこからもう少し踏み込んで、"だからこそ今を大切に生きなければならない"、"後悔しない選択をしていこう"というメッセージが読み取れるこの言葉がとても好きなので、真鍮プレートに刻印することに決めました。
ブランド名は特にこだわりがあるわけではありませんが、やはりミニマルという言葉は入れたかったので、シンプルに「Minimal Design」で落ち着いた形です。
これで真鍮プレートに刻印するデザインが決まったので、いよいよオーダーしてみます。
実際の取引の様子
TandMさんのショップではオーダーする数が多いほど安くなるため、今回は10枚まとめてオーダーすることにしました。
1枚だと1,000円ですが、10枚だと4,500円となるため、1枚あたり450円と非常にお手頃です。
オーダーする際には製作するプレートの種類に加えて、文字の配置デザイン、フォント、刻印する文字を伝えると、その内容にてイメージ画を作成していただけます。
今回はメッセージはブロック体、ブランド名は筆記体と字体を分けることにしましたが、メッセージのブロック体のフォントに悩んだため、2種類のイメージ画を作成いただきました。
するとこのようにイメージ画を共有いただけたので、メッセージの字体が原作に近い上のデザインでお願いすることにしました。
ここで嬉しいことが。
どうやらこのフォントの組み合わせで刻印すると少し上にズレているように見えるようで、そのため少し下にズラしたイメージ画の作成を提案くださり、微調整を行っていただきました。
わずかな差かもしれませんがデザインにこだわっていただけたことが大変嬉しく、結果的にとても満足できるデザインの真鍮プレートを製作することができました。
真鍮プレートを取り付ける
それではいよいよ、実際に製作したオリジナルの真鍮プレートを取り付けていく様子をご紹介していきます。
届いた真鍮プレート
まずは今回オーダーした真鍮プレートが、無事手元に届きました!
デザインを決定してから3日ほどで届いたため、とても迅速にご対応いただけました。
実物はこのようにイメージ画の通りにデザインされており、自分のメッセージが入ったオリジナルの真鍮プレートは見ているだけでニヤけてくるほどです 笑
早く新しいレザークラフトに取り掛かって、真鍮プレートを取り付けたくなりますね!
真鍮プレートの取り付けに必要な道具
そこで真鍮プレートが手元に届いた週末、早速取り掛かることにしました。
まずはこの真鍮プレートを取り付けるために必要な道具をご紹介します。
- 針
- ゴム板
- ゴムハンマー
- 極小カシメ
- カシメ打ち(極小)
- ハトメ抜き6号
針とゴム板は、レザークラフトを始めるのに購入した、岡製作所さんの”Welcome to Leather Craft (ハンドソーイングキット) 3mm”のものを使いました。
ゴムハンマーはキャンドゥで、残りは近所のレザー屋さんで購入しましたが、近くにお店がないようであれば楽天でも購入が可能です。
ちなみに極小カシメのサイズですが、私は外形4.6mm×高さ5mmのものを選びました。
カシメの高さは留めるものの厚さ+2mm程度がベストなので、この極小カシメであれば真鍮プレートの厚み1mmを考えると、レザーの厚み2mmまでに対応します。
そのためレザーの厚みが2mm以上の場合には、極小カシメの高さが7mmある足長タイプを選ぶと良いです。
自分が取り付けたいレザーの厚みに合わせて選ぶようにしましょう。
真鍮プレートの取り付け方
真鍮プレートの取り付け方について、ちょうど製作したダイソーの火吹き棒をレザーカスタムしたときの例を元にご紹介します。
まずは真鍮プレートを取り付けたい位置を確認し、ハトメ抜きで穴を開ける位置の中心部分に針を使って印を付けます。
次に印を付けた位置を目掛けて、ハトメ抜き6号を使ってレザーに穴を開けます。
穴が開いたらレザーの裏面から極小カシメのオス側を差し込み...
表面から真鍮プレートを重ねます。
さらにその上から蓋をするようにして極小カシメのメス側を被せて...
カシメ打ち(極小)を使って留めればOKです。
これを4ヶ所同様に行えば、真鍮プレートの取り付けは完成です。
道具さえあれば簡単にできるので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。
完成したオリジナルのギア
最後に、実際に真鍮プレートを取り付けたオリジナルのギアたちをご紹介します。
このようにレザーだけではちょっと物足りないなと思ったとき、真鍮プレートを取り付けることでアクセントになるだけでなく、オリジナルのギア感が増してとても満足度がアップします!笑
これらのギアの作り方については、下記の記事を参考にしてみてください。
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まとめ
この記事では、自分だけのキャンプギアを楽しむためにオリジナルの真鍮プレートをオーダーした様子について、実際にキャンプギアに取り付けるところまでを含めてまとめてご紹介しました。
真鍮プレートは初期費用がかからず、小ロットからオリジナルのものをオーダーすることができるため、気軽にチャレンジしてみることが可能です。
オリジナルの真鍮プレートをオーダーして、自分だけのキャンプギア作りを楽しみましょう!
それでは良いキャンプライフを!