こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、実はなくてもなんとかなるキャンプ道具として、多すぎる荷物を減らすために見直すべきギア3選をご紹介します。
大きくてかさ張るけど実はそれほど重要ではないギアはありませんか...?
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- いつのまにか荷物が増えてキャンプに出掛けるのが大変!
- 荷物を減らしたけど何から減らせばいいのかわからない!
- 荷物を減らす方法を教えて!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- 減らせる荷物について整理できる!
- 実はなくてもなんとかなる減らせるギアがわかる!
- ギアを減らしても困らない工夫がわかる!
せっかく買ったからとつい持っていているそのキャンプ道具、実はなくてもなんとかなるかもしれません。
余計なギアを見直し、荷物を減らして身軽なキャンプを楽しみましょう!
見直すべきギア1:ウォータージャグ
ひとつ目の見直すべきギアは、ウォータジャグです。
ウォータージャグがあるとすぐに手が洗えて便利だし、ガラス製だとおしゃれでキャンプサイトにも映えますよね。でもそのウォータージャグ、持っていくのが結構大変ではないですか?
ウォータージャグは本当に減らすことができる荷物なのか、メリットとデメリットを整理していきましょう。
ウォータージャグのメリット
まずは、ウォータージャグのメリットを整理していきましょう。メリットは、次の通りです。
メリット
- 大量の水をサイトに置いておける
- 使いたいときにすぐに水を使うことができる
大量の水をサイトに置いておける
ウォータージャグの役割であり、一番のメリットは、大量の水をサイトに置いておけることでしょう。
キャンプでは水を使うシーンが多々あります。例えば飲み物として飲んだり、使い終わったお皿やコップを洗ったり、汚れた手を洗ったりなどなど。
よく使う水を大量にサイト内に置いておけると、ご飯を食べ終わったあとに出た洗い物のために頻繁に炊事場まで行かずに済むので便利です。
使いたいときにすぐに水を使うことができる
また、ウォータージャグのもうひとつのメリットとして、使いたいときにすぐに水を使うことができる点も魅力的です。
例えばのどが渇いたときにすぐに水を飲むことができますし、ちょっと手や食器を洗いたいときにも、わざわざ炊事場まで行く必要がありません。
特にキャンプサイトが炊事場から遠く離れている場所だったり、食後の時間帯で炊事場が混んでいるようなときには恩恵を受けられそうです。
ウォータージャグのデメリット
次に、ウォータージャグのデメリットを整理していきましょう。デメリットは、次の通りです。
デメリット
- サイズが大きくて持ち運ぶのにかさ張る
- ウォータージャグにはバケツもセットで必要になる
サイズが大きくて持ち運ぶのにかさ張る
一番大きなデメリットは、サイズが大きくて持ち運ぶのにかさ張ることです。
ウォータージャグの中にはソフトタイプでコンパクトにできるものもありますが、いずれにしても、キャンプに持って行く荷物の中では比較的大きな部類に入ります。
特に大量の水を置いておこうとすると、その分だけウォータージャグのサイズも大きくなります。しかしサイズが小さいとすぐに水を使い切ってしまうため、サイズと持ち運びやすさはジレンマです。
ウォータージャグにはバケツもセットで必要になる
もうひとつデメリットを挙げるとしたら、それはウォータージャグにはバケツもセットで必要になるということです。
まずバケツを用意する分、荷物が増えます。またバケツには、基本的に使い終わった水(汚れた水や泥水など)が溜まっていくわけですが、これは衛生的にもあまり嬉しくありません。
しかしだからといって、頻繁にその水を捨てるために炊事場に行くと、もはやメリットがなくなってしまいます。炊事場に行く回数を減らしたいなら、他の工夫を考えてみても良いかもしれません。
ウォータージャグを減らしても困らない工夫
以上、整理したメリットとデメリットから考えると、結論としてウォータージャグは減らせるギアだと考えます。
そもそもウォータージャグの使い方として、飲み水もしくは生活水のどちらを入れるかによっても変わりますが、いずれにしても工夫は可能です。
例えば飲み水であれば、ペットボトルのミネラルウォーターを多めに持っていけば問題ありません。また生活水であれば、アルコールシートや水の要らないエコ洗剤を活用することで、水を使うことなく解決できます。
特にエコ洗剤は使いこなせると、炊事場へ行く回数がグンと減らせるのでおすすめです。詳しくは、「水の要らない食器洗剤が大活躍!GREEN MOTION ECO KITCHEN CLEANERがキャンプに超おすすめ」を参考にしてください。
このようにキャンプにおいて水を使うシーンは多いですが、ウォータージャグはなくても工夫次第でなんとかなるため、ぜひ見直してみましょう。
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見直すべきギア2:ツーバーナーコンロ
ふたつ目の見直すべきギアは、ツーバーナーコンロです。
ツーバーナーコンロはキャンプには鉄板のギアで、おしゃれなキャンプサイトに置いてあるのを見ると羨ましくなるギアですね。でもそのツーバーナーコンロ、荷物として結構かさ張っていませんか?
ツーバーナーコンロは本当に減らすことができる荷物なのか、メリットとデメリットを整理していきましょう。
ツーバーナーコンロのメリット
まずは、ツーバーナーコンロのメリットを整理していきましょう。メリットは、次の通りです。
メリット
- 二種類の料理を同時に調理できる
- 火力の調節が容易で調理がしやすい
二種類の料理を同時に調理できる
ツーバーナーコンロのメリットといえば、やはり二種類の料理を同時に調理できることです。
二口コンロと同じである考えれば、自宅のキッチンと同じ感覚でキャンプでも料理ができるのは非常に便利です。特にキャンプでは凝った料理をしたいと考えている人には、とても重要なポイントだと思います。
片方でご飯を炊きながら、もう片方で野菜を炒めたり、お味噌汁を作ったりなど、調理の幅がとても広がります。
火力の調節が容易で調理がしやすい
また、ツーバーナーコンロの特徴として、火力の調節が容易で調理がしやすいということも魅力的です。
焚き火では細かな火力を調節するのは困難ですし、シングルバーナーよりもツーバーナーコンロの方が火力に優れています。
さらに風防がついているツーバーナーコンロであれば、風の吹く屋外で行うキャンプでの調理に向いていると言えます。
ツーバーナーコンロのデメリット
次に、ツーバーナーコンロのデメリットを整理していきましょう。デメリットは、次の通りです。
デメリット
- サイズが大きく持ち運ぶのにかさ張る
- 設置場所を選ぶためレイアウトが限られる
サイズが大きく持ち運ぶのにかさ張る
一番大きなデメリットは、やはりサイズが大きくて持ち運ぶのにかさ張ることです。
ツーバーナーコンロは比較的コンパクトなものでも、W47×D25×H12㎝、重量は2.3㎏とそれなりの荷物となります。
このサイズであると、他の荷物と合わせてコンテナに入れて持ち運ぶということはできないため、個別に持ち運ぶ必要がありそうです。
さらに大きなものだと、重量だけで約7kgと、家から持ち出すだけでも一苦労です。
設置場所を選ぶためレイアウトが限られる
もうひとつのデメリットとして、ツーバーナーコンロは設置場所を選ぶということが挙げられます。
ツーバーナーコンロには自立用の脚がついていることが多いですが、ダッチオーブンなど重いものを載せるなら、やはりバーナースタンドが必須です。しかしバーナースタンドを用意する分、荷物が増えることになります。
また設置場所としては、雨や風の影響を受けづらい場所であり、かつテントの中など火気厳禁でない場所に限られるため、タープの下くらいしか設置場所がありません。
するとツーバーナーコンロの設置場所を優先で荷物を配置することになるため、その分キャンプサイトのレイアウトが限られることは考慮すべきです。
ツーバーナーコンロを減らしても困らない工夫
以上、整理したメリットとデメリットから考えると、結論としてツーバーナーコンロは減らせるギアだと考えます 。
確かに調理の幅が広がることはとても魅力的ですが、それは別のものを活用することで十分に補うことが可能です。
例えば同時に調理をするのであれば、よりコンパクトなカセットコンロやシングルバーナーを複数持っていったり、もしくは焚き火の炎を活用することでも調理はできます。火力の調整についても同様です。
キャンプでも十分に料理が楽しめるコンパクトなバーナーについては、「コンパクト重視!キャンプ用バーナー・コンロの選び方とおすすめ5選」を参考にしてください。
一方でデメリットであるかさ張ること、設置場所を選ぶということは、まさに荷物が増える原因となっています。
キャンプでは料理を楽しむことが一番重要だ!というわけでなければ、ツーバーナーコンロを持っていくのは見直してみましょう。
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見直すべきギア3:大型ラック
みっつ目の見直すべきギアは、大型ラックです。
大型ラックが置いてあるキャンプサイトは非常におしゃれで、誰もが一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。でもその大型ラック、車の積載スペースを圧迫していませんか?
大型ラックは本当に減らすことができる荷物なのか、メリットとデメリットを整理していきましょう。
大型ラックのメリット
まずは、大型ラックのメリットを整理していきましょう。メリットは、次の通りです。
メリット
- 色々なギアを飾れておしゃれに見せられる
- 高い収納力でたくさんのギアを置ける
色々なギアを飾れておしゃれに見せられる
大型ラックの一番のメリットと言えば、なんといってもキャンプサイトにあるだけでおしゃれに見えることです。
というより、キャンプサイトをおしゃれに見せるために大型ラックを使って “魅せる収納" をしているのだから、おしゃれに見えるのは当然とも言えます。
しかしそのインパクトは絶大で、そのために大型ラックは多くのキャンパーを惹きつけるのだと思います。
高い収納力でたくさんのギアを置ける
さらに忘れてならないメリットが、高い収納力によってたくさんのギアを置くことができることです。
キャンプではキッチン周りだけでもフライパンや鍋、まな板、お皿、カトラリーなどの多くのギアがあり、またそれ以外にもランタンや燃料、ケトルなど、たくさんのがギアをどこかに置いておく必要があります。
そこで大型ラックを使って、これらの多くのギアをまとめて収納しておけるのは、ギアをなくさない工夫という観点からも、大きなメリットと言えそうです。
大型ラックのデメリット
次に、大型ラックのデメリットを整理していきましょう。デメリットは、次の通りです。
デメリット
- サイズが大きて持ち運びのにかさ張る
- 使い方を間違えるとただの物置と化す
サイズが大きくて持ち運ぶのにかさ張る
一番大きなデメリットは、やはりサイズが大きくて持ち運ぶのにかさ張ることです。
そもそも”大型”ラックなのでかさ張るのは当然ですが、これはウォータージャグやツーバーナーコンロの比ではありません。
大型ラックとなれば、その大きさはゆうに100㎝を超え、重量は10kg以上が当たり前です。これはもはや普通のオートキャンパーであっても、持っていくのに悩むレベルです。
使い方を間違えるとただの物置と化す
もうひとつのデメリットは、使い方を間違えると、ただの物置と化す危険性をはらんでいることです。
大型ラックは基本的に開放的な棚であるため、自分たちだけでなく、周りの人たちからも丸見えです。そこでおしゃれにギアを飾ることができれば注目の的になりますが、もし適当に荷物を置いているだけであれば、それはつまりただの物置です。
つまり大型ラックを使いこなすためにはセンスが必要であり、飾るギアまで気を配る必要があります。もしそこまでの自信がなければ、大型ラックを使うことは素直に止めた方が無難です。
大型ラックを減らしても困らない工夫
以上、整理したメリットとデメリットから考えると、結論として大型ラックは減らせるギアだと考えます 。
もちろん楽しくキャンプをする上で、おしゃれで収納力のある大型ラックには非常に魅力があります。しかしながら大型ラックがなくても、おしゃれなキャンプサイトを作ることは可能です。
また余計な荷物を見極めて、多すぎる荷物を減らすことができれば、そもそもそれほど高い収納力を求める必要がありません。もし必要だと感じるなら、おそらくまだまだ減らせる荷物があるはずです。
キャンプの荷物を置くのにちょうど良いコンパクトなラックなら、「キャンプの荷物置き場はラックで解決!使い方や活用法とおすすめ4選」を参考にしてください。
そのためたくさんのお気に入りのギアをラックに並べ、それをつまみに酒を飲むことをキャンプの楽しみにしている人は別ですが、そうでなければ大型ラックを使うことは見直してみましょう。
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キャンプの荷物置き場はラックで解決!使い方や活用法とおすすめ6選
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まとめ
この記事では、実はなくてもなんとかなるキャンプ道具として、多すぎる荷物を減らすために見直すべきギア3選をご紹介しました。
見直すべきギア3選は、次の通りです。
見直すギア
- ウォータージャグ
- ツーバーナーコンロ
- 大型ラック
もちろん異論もあるかと思いますが、少なくともネットで見つけた持ち物リストに入っていたからと考えなしに持っていくのではなく、自分がキャンプを楽しむ上で本当に必要なギアかどうか見極めてから使うようにしましょう。
せっかく買ったからとつい持っていているそのキャンプ道具、実はなくても案外なんとかなるものです。余計なギアを見直し、荷物を減らして身軽なキャンプを楽しみましょう!
それでは良いキャンプライフを!