こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、前回装着しきれなかったレザーストラップをきちんと装着してアルミコンテナカスタムを完成させるまでの方法をご紹介します。
前回はケアレスミスで中途半端になったけど、この方法できちんと装着できます!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- アルミコンテナにレザーストラップをきちんと装着したい!
- ALUTECのアルミコンテナにだってレザーストラップをちゃんと取り付けたい!
- レザーストラップの縫い合わせる方法を教えて!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- アルミコンテナにレザーストラップを装着させる方法がわかる!
- レザーストラップの縫い合わせ方がわかる!
- 完成したALUTECアルミコンテナのレザーカスタムがわかる!
ALUTECのアルミコンテナにだってきちんとレザーストラップを装着して、カッコいいレザーカスタムを完成させましょう!
参考
むなしくも完成しきれなかったレザーカスタムにチャレンジした内容については、下記の記事を参考にしてください。
前回までのあらすじ
まずはざっと、前回のレザーストラップの作り方編で起きた問題について振り返ってみます。
アルミコンテナのレザーカスタムにチャレンジ
私はキャンプのコンテナにALUTECのアルミコンテナCLASSIC TYPE 48Lを使っています。
前回は、このコンテナにレザーストラップを装着するカスタムにチャレンジするため、下記のようなレザーストラップを作製しました。
この作製したレザーストラップをアルミコンテナに装着することで、下記のような姿になる、はずでした。
参考
ALUTECのアルミコンテナの使い勝手について知りたい人は、下記の記事を参考にしてみてください。
まさかの問題発生
ところが、いざ完成したレザーストラップをアルミコンテナに装着しようと思った際に、思わぬ問題が発生しました!
予定ではコンテナのこの軸部分にストラップを巻きつけて取り付けるつもりだったのですが、その下にある突起が邪魔で、バネホックの付いたストラップを通すことができませんでした。
どの角度で押し込もうとしても絶対に入らず(当たり前だ)、やむなく下記のように別の突起部に引っ掛けることで、なんとかごまかしながら使っていました。
しかしながらやはりきちんと装着できておらず未完成のままという意識が日に日に強くなってきたため、とうとう意を決してレザーストラップの装着に向けて動くことにしました。
レザーストラップの装着方法
それではレザーストラップをどのように装着するかというと、ずばり「一度切断してから軸に巻き付け、その後縫い合わせる」ことにしました。
軸に引っかかるバネホックを取り外すと再度取り付けるのが厄介なため、それであればレザーストラップを一度切断し、軸に通してから縫い合わせるほうが簡単だという結論に至りました。
そこでここからは、実際にレザーストラップを切断してから縫い合わせて、アルミコンテナのレザーカスタムを完成させるまでの方法をご紹介していきます!
用意するもの
はじめに、今回の作業にあたって用意した道具をご紹介します。
用意したものは次の通りです。
- ハンドソーイングキット(菱目打4本目(3mm)、手縫い用ディバイダー、ゴム板、手縫い用丸針)
- ロウ引き糸
- ゴムハンマー
- カッターナイフ
ハンドソーイングセットは、岡製作所さんの”Welcome to Leather Craft (ハンドソーイングキット) 3mm”を購入しました。
ロウ引き糸は東急ハンズで、ゴムハンマーとカッターナイフはキャンドゥで購入しました。
これを機に本格的にレザークラフトにチャレンジしてみるのであれば、上記のような最低限必要な道具がすべてそろっており、かつ比較的口コミがよい下記の製品がおすすめです。
レザーストラップを縫い合わせる手順
それでは早速始めていきましょう!
まずはアルミコンテナにぶら下がっている状態となっていたレザーストラップを取り外し、カッターナイフで切る準備をします。
今回はレザーストラップの折り返して裏面に当たる部分を切断し、縫い合わせることで、あとで見た目に影響が出ないようにします。
裏面に当たる部分のうち、2つ目のバネホックから2~3cm程度上部をカッターナイフで切断しました。これでもう後には退けません。
それでは縫い合わせるための穴を開けていきたいと思います。
まずはディバイダーを使って、目打ちをするポイントに目印として直線を引いていきます。
このときあまり強く線を引きすぎるとあとで目立つので、自分が見てわかる程度にうっすらと引く程度でOKです。
目印となる直線が引けたら、菱目打4本目を使って穴を開けていきます。
今回私は穴が3mm間隔の菱目打を使いましたが少し目が細かすぎたため、もうひとつ大きい4mm間隔でも良かったかなと感じています。
切断してレザーストラップの両方ともに穴を開けていきます。
このとき両方の開けた穴が平行になるように意識しないと、あとで縫い合わせたときにガタガタになってしまうので要注意です。
きれいに穴を開けて準備ができたら、いよいよ縫い合わせていきます。
縫い合わせるための糸として、今回はロウ引き糸を準備しました。こちらはあらかじめロウが引かれているため、ベタベタしています。
2つに切断したレザーストラップはクロスステッチという方法で縫っていきますが、そのためにはロウ引き糸が縫い合わせる距離のだいたい12~13倍ほどの長さが必要です。
縫い合わせるレザーストラップの距離が3cmであるため、その12~13倍に当たる約38cmほどの長さでロウ引き糸を切り、両端に丸針をつければ準備は完了です。
レザークラフトをする際の糸の準備の仕方は、次の通りです。
それでは実際にアルミコンテナに向かって装着していきます。
まずは今回の目的となる、レザーストラップを装着するはずだった軸にストラップの表面のパーツを通します。
通し終えたら、残りの裏面のパーツも合わせて完成イメージを膨らませます。
このようにレザーストラップが重なって丁度裏面に当たる部分を縫い合わせていきます。
作業をしやすいよう裏面のパーツの銀面を手前にして、先ほど準備した糸を通していきます。
銀面側からそれぞれのパーツの端の穴に針を通し、隣の穴から再度銀面側に糸を通して、というのを2回繰り返します。
そこからまずは、片方の針だけをひたすら縫い合わせていきます。
銀面側からはななめに、床面側からは平行の穴に針を通していくと、下記の写真のようになります。
このとき穴を通すごとに、糸がたるまないようしっかりと引き締めていきましょう。
一番下の穴までたどり着いたら、このようになります。
そうしたら今後は、もう片方の針を同様の要領でクロスになるよう縫い合わせていきます。
こちらも下までたどり着いたら、最後はそれぞれ銀面側からも平行になるよう穴に針を通していきます。
そして床面に視線を移し、2本の糸がほどけないようにしっかりと固結びします。
あとは余った糸をハサミで切って、少し残った部分をライターで軽く炙って指で押さえつければ完成です!
この通りしっかりと縫い合わせることで、無事に軸にレザーストラップを巻きつけることができました!
とうとう完成したアルミコンテナのレザーカスタム
それでは完成したアルミコンテナのレザーストラップカスタムをご覧ください!
今度は軸の部分にレザーストラップが装着できていることが、外見からもしっかりとわかります。
もちろんロックを解除して内側から見ても、このようにきれいに装着できています。
これでもうレザーストラップが外れるかも...という心配をせずに済みそうです 笑
今回自分でチャレンジしたDIYということもあり、おかげでますますギアに愛着が沸いてきました!
まとめ
この記事では、前回装着しきれなかったレザーストラップをきちんと装着してアルミコンテナカスタムを完成させるまでの方法をご紹介しました。
今回は作製したレザーストラップを一度切断し、その後縫い合わせることできちんとアルミコンテナに装着することができました。
この作業を行う上で用意するものは、次の通りです。
- ハンドソーイングキット(菱目打2本目(3mm)、菱目打4本目(3mm)、手縫い用ディバイダー、ゴム板、手縫い用丸針)
- ロウ引き糸
- ゴムハンマー
- カッターナイフ
もしみなさんが私と同じALUTECやその他ののアルミコンテナで、うまくレザーストラップを装着できなかったのなら、この記事が少しでも参考になれば幸いです!
ALUTECのアルミコンテナにだってきちんとレザーストラップを装着して、カッコいいレザーカスタムを完成させましょう!
それでは良いキャンプライフを!