レザークラフトでランタンのハンドルカスタム！NATURAの小型オイルランタンにオリジナル感を

こんにちは！
ミニマルキャンパーのBLIAN（@blian_campiiiiing）です。

この記事では、NATURAの小型オイルランタンにオリジナル感を施すべく、レザークラフトでランタンのハンドルカスタムを行う方法をご紹介します。

ランタンのハンドルにレザーを巻くだけでも一気にオリジナル感が出ておすすめです！

この記事はこんな人におすすめ！

この記事では、次のことがわかります。

お気に入りのオイルランタンのハンドルにレザーを巻いて、自分だけのランタンを楽しみましょう！

用意するもの

現在私の小型オイルランタンは、Ajigomi Camp Gearさんのタンクエプロンを装着しています。

このままでも十分にカッコいい小型オイルランタンですが、本体タンク部分をドレスアップすると、ついついハンドル部分が寂しく感じてしまいます...。

そこで今回はハンドルにもレザーを巻いて、より愛着の湧くギアに仕立てていきたいと思います！

まずはじめに、ハンドルにレザーカスタムを施すために必要な用意するものをご紹介します。

用意するものは、次の通りです。

ハンドソーイングセットは、岡製作所さんの”Welcome to Leather Craft (ハンドソーイングキット) 3mm”を購入しました。

レザーやトコフィニッシュなどは近所の革屋さんで、ロウ引き糸は東急ハンズで、ゴムハンマーなどその他備品はキャンドゥで購入しています。

これを機に本格的にレザークラフトにチャレンジしてみるのであれば、上記のような最低限必要な道具がすべてそろっており、かつ比較的口コミがよい下記の製品がおすすめです。

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ハンドルレザーの作り方

それでは早速、レザークラフトでNATURAの小型オイルランタンにハンドルレザーカスタムを施していきたいと思います！

レザーの下準備を行う

はじめに、小型オイルランタンに縫い付けるレザーを準備しましょう。

今回はサイズを測った結果、1.0mm厚のレザーから、1.9cm×20cmのサイズのレザーを切り出して準備しました。

まずはこのレザーに、縫い付け用の穴を開けていきます。

ディバイダーを使って、レザーの長辺側の左右に穴を開けるための目印を引いていきます。

きれいな直線が引けたら、今度は菱目打4本目を使って、目印に沿って等間隔に穴を開けていきます。

このとき左右ともに穴の位置が平行になるよう、気をつけなが慎重に作業を進めていきます。

菱目打ちの作業が終わると、このようになります。

レザーの左右に等間隔で穴が開いているのがわかります。

ここまでできたら、今度はレザーを水で濡らします。

本体レザーは水気は厳禁なのですが、このように濡らすことによってレザーの柔軟性が上がり、ランタンのハンドルのような複雑な形にも縫い付けることができるようになります。

このようにレザーの色が変わるまでしっとりと濡らしたら、タオルで軽く水気を拭き取ってやります。

水に濡らす前とは別物を思えるほどに色が変わっていますね。

これでレザーの下準備は完了です。

ハンドルにレザーを縫い付ける

次は、レザーが濡れた状態のままオイルランタンのハンドルに縫い付けていきます。

今回の糸の長さは、縫う部分の約8～9倍、すなわち160～180cmほど用意すればOKです。

レザークラフトをする際の糸の準備の仕方は、次の通りです。

糸の準備ができたら、レザーをハンドルに当てて糸を通していきます。

濡れたレザーは柔らかい分強度も下がっているため、糸を通したり引っ張って締めるときには破れないように十分に注意しましょう。

このようにレザーの左右の穴を合わせて縫い付ける、平縫いで縫い進めていきます。

濡れたレザーは柔らかさを活かして、ランタンのハンドルの急なカーブの部分にもしっかりとフィットさせて縫っていくのがポイントです。

今回の一番の山場である凹凸の激しいハンドルのトップ部分も、濡れて柔らかくなったレザーならこの通りカーブに沿って縫うことができます。

ゆっくりと1時間半ほどの時間をかけて縫い進めていき、ようやく最後まで縫うことができました。

縫い終わりは、糸をを1～2個分の穴を縫い返して、糸のギリギリの部分をハサミでカットします。

余った糸は少しほぐして縫い目に沿うように押し付けたら、目立たなくなります。

これにて、無事にオイルランタンのハンドルにレザーを縫い付けることができました。

コバを磨いて仕上げる

しばらくこのまま置いてレザーが乾燥したら、最後にコバの部分をトコフィニッシュを使って磨いていきます。

指先に少量のトコフィニッシュをとったら、コバにだけつくように気をつけながら塗り拡げます。

このときトコフィニッシュが銀面（革の表側）につかないように気をつけましょう。レザーにシミが残ってしまいます。

コバがトコフィニッシュで湿ったら、ヘリみがきを使ってコバを磨きます。

何度かコバを磨いていくうちに、このようにコバが少し光りだしたらOKです。

これにて小型オイルランタンのハンドルレザーカスタムが完了しました！

ここまでお疲れ様でした！

完成した小型オイルランタンのハンドルレザーカスタム

それでは完成した小型オイルランタンのハンドルレザーカスタムをご覧ください！

このようにハンドルの7割くらいをレザーで縫うことができました。

ハンドルのトップ部分も、しっかりと形に沿うようにレザーがフィットしていて、とても美しい仕上がりです。

ランタン全体のイメージはこのような感じです。

ハンドルに縫い付けたレザーはナチュラルのヌメ革なので、まだタンク部分のレザーとの色の差が大きいですが、今後使っていくうちに色が変化してだんだんと馴染んでいくのがとても楽しみです！

これでまたひとつ、自分だけのオリジナルのギアを作ることができました！

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まとめ

この記事では、NATURAの小型オイルランタンにオリジナル感を施すべく、レザークラフトでランタンのハンドルカスタムを行う方法をご紹介しました。

ハンドルにレザーカスタムを施すために必要な用意するものは、次の通りです。

お気に入りのオイルランタンのハンドルにレザーを巻いて、自分だけのランタンを楽しみましょう！

それでは良いキャンプライフを！