こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、あらゆる薪をつかめる使い勝手抜群な火バサミ、tent-Mark DESIGNの革巻きキングトングをレビューします。
キングトングはその名の恥じない素晴らしい火バサミです!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- 火バサミ選びに悩んでいる…
- 実用的でコスパに優れた火バサミがほしい!
- キングトングの使い勝手を知りたい!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- キングトングの魅力がわかる!
- 実際に使って感じたメリットやデメリットがわかる!
- キングトングがおすすめな人がわかる!
薪いじりがはかどる火バサミを使って、存分に焚き火を楽しみましょう!
購入に至るまでの経緯
はじめに、tent-Mark DESIGNの革巻きキングトングの購入を検討したきっかけや購入を決意した理由、実際に使ってみた感想についてご紹介します。
購入を検討したきっかけ
キャンプを始めたての頃は100均の短いトングを使っていましたが、すぐに燃え盛る焚き火では短いゆえに熱くて使えないことに気づきました。
(そうです、火バサミはキャンプにおける必需品のひとつです。キャンプ初心者の人も必ず用意しましょう。)
そこで薪や炭をいじって焚き火をのんびりと楽しむのに最適な、火バサミを探すことにしました。
参考
実際に検討した火バサミについては、下記の記事を参考にしてみてください。
購入を決意した理由
火バサミは有名なブランドからAmazonの中にある怪しいメーカーまで、たくさんの会社が販売しています。
そのためどれを選べばいいか悩んでしましますが、その頃ちょうどレザーのギアが気になっていたことも重なってか、立ち寄ったWILD-1でたまたま目に飛び込んできたのが革巻きキングトングでした。
ハンドルにはばっちりとレザーが巻かれ、さらにはシンプルでスタイリッシュな見た目も気に入り、価格も手頃であれば迷うことはないとすぐに購入することにしました。
実際に使ってみた感想
想像以上に使いやすく、焚き火の際には大活躍しています!
特徴的な先端の構造は薪をつかみやすくなっており、大きな薪から細い枝まで自在に操ることができます。そのため焚き火の薪いじりが、より楽しくなりました。
また巻かれたレザーのおかげでしっかりとグリップできるため、腕の負担も楽になります。もちろん見た目もカッコよく、非常に実用的な火バサミです!
参考
おしゃれな火バサミについて知りたい人は、下記の記事を参考にしてみてください。
tent-Mark DESIGNS 革巻きキングトングについて
それでは、私が購入したtent-Mark DESIGNの革巻きキングトングについて、スペックや特徴を簡単にまとめます。
tent-Mark DESIGNSとは
画像出典:tent-Mark DESIGNS
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)とは、斬新な発想で日本の気候やキャンプスタイルを考慮しこだわり抜いたアウトドアギアを開発し続けているアウトドアブランドです。
テンマクデザインの商品開発は「今のニーズを具現化するもの」、「これからのニーズを生み出すもの」をコンセプトにしており、この二つの開発コンセプトをバランスよく適正な価格で届けていくことを掲げています。
主にテント、タープ、シュラフ、焚き火用品、調理器具を取り扱っており、そのどれもが本当に便利で役立つもので、キャンプギアを揃えていく中でとてもお世話になるブランドです。
キングトングの種類
画像出典:tent-Mark DESIGNS
現在キングトングには、次の4種類が展開されています。
- キングトング:約39.5cm
- 革巻きキングトング:約39.5cm
- キングトング【S】:約18cm
- キングトング【ロング】:約49cm
基本的には火バサミの長さが異なっており、通常タイプのキングトングの長さが約39.5cmであるのに対し、キングトング【S】は半分程度の約18cm、キングトング【ロング】は1.3倍くらい長い約49cmとなっています。
また革巻きキングトングは名前の通り、キングトングのハンドル部分にあらかじめレザーが巻かれており、それ以外に違いはありません。
火バサミは長すぎても短すぎても使いづらいため、基本的にはキングトングもしくは革巻きキングトングを選んでおけば間違いありません。
革巻きキングトングのスペック
革巻きキングトングのスペックは、次の通りです。
- サイズ:約39.5cm
- 重量:約168g
- 材質:ステンレス、革
全長が約40cmあるため、燃え盛る焚き火からも適度に距離をとることができます。かつその特徴的な構造により、細かな操作性も抜群です。
またグッドデザイン賞を受賞していることもあり、見た目もシンプルで美しい仕上がりになっています。
これが約2,000円で手に入ることを考えると、本当にコスパに優れた火バサミです!
革巻きキングトングの特徴3つ
それでは、革巻きキングトングの特徴をご紹介します。特徴3つは、次の通りです。
ポイント
- 太い薪から細い枝まで容易につかめる
- 特殊な構造で耐久性に優れる
- ダッチオーブンなどのリフターとしても使える
太い薪から細い枝まで容易につかめる
キングトングの先端は隙間なく噛み合うようになっており、またその内側には段差違いに爪とギザギザが付いた構造をしています。
この構造のおかげで、太い薪は爪とギザギザでがっつりとつかみ、細い枝は先端がしっかりと噛み合うことで容易につかめるようになっています。
そのため色々な大きさの薪を思い通りに操作できるため、薪いじりが楽しくなります。
特殊な構造で耐久性に優れる
キングトングはバネの部分がM字型になっており、この特殊な構造によって耐久性に優れています。
よくある安い火バサミだと、バネがへたって噛み合わせが悪くなったり、開閉しづらくなって使い物にならなくなります。
しかしキングトングならへたりづらく、長く使い続けることができそうです。
ダッチオーブンなどのリフターとしても使える
先端についた爪に引っ掛かることで、ダッチオーブンなどのリフターとしても使うことができます。
熱を持ったダッチオーブンやライスクッカーは素手では持てないため、別にリフターが必要です。
しかしキングトングがあればリフターを兼用できるため、その分荷物も減らせてGOODです。
おすすめの人
- 操作性に優れた火バサミがほしい!
- スタイリッシュなデザインが好み!
- コスパに優れた火バサミを使いたい!
革巻きキングトングのメリット
それで、実際に使って感じたメリットをご紹介します。
革巻きキングトングのメリット3つは、次の通りです。
メリット
- 軽い力で操作ができて楽チン
- サビに強いので手入れが簡単
- ヌメ革の経年変化を楽しめる
軽い力で操作ができて楽チン
特徴的な先端の構造と、特種なバネの構造のおかげで、軽い力で操作ができて楽チンです。
普通火バサミは常に開いた状態で、力を入れて閉じることで薪をつかむようになっています。
そのためこの開き具合が大きいほど、閉じる分の力が必要になります。
しかしキングトングは開き具合が少なく、かつ先端の爪やギザギザでしっかりと薪をつかめるため、軽い力で楽に操作することができます。
サビに強いので手入れが簡単
キングトングはステンレス製のためサビに強く、使用後の手入れも簡単に済みます。
火バサミによくあるスチール製は、少しの水分でも残っているとあっという間にサビてしまいます。
そのため使用後はしっかりと水分を取り除き、乾燥した場所で保管しなければなりません。
しかしステンレス製ならば軽く拭き取るだけで十分なので、手間がかからず、永く使うことができます。
ヌメ革の経年変化を楽しめる
ハンドルのレザーには、栃木レザーこだわりのベジタブルタンニン鞣しによって作られた純正ヌメ革を使用しています。
このヌメ革の特徴として、経年変化によるエイジングで、刻々と表情が変わっていくところにあります。
そのため使えば使うほど深みが増し、色味が変化していく姿は、まさに一生ものです。
キャンプに出掛けた数だけ共に成長できる、飽きの来ない火バサミです。
革巻きキングトングのデメリット
このように実用的で愛着の沸くキングトングですが、それでも実際に使って感じたデメリットもあるのでご紹介します。
革巻きキングトングのデメリット2つは、次の通りです。
デメリット
- コンパクトさには欠ける
- おしゃれさはもうひとつ
コンパクトさには欠ける
約40cmという長さは使いやすい一方で、持ち運び時のコンパクトさには欠けます。
最近は伸縮タイプの火バサミも登場してきているため、コンパクトさを重視するならそちらの方がおすすめです。
ただし40cmであれば、よくあるツールボックスの中に収まるサイズなので、焚き火ギアと一緒にまとめてしまうのもありです。
私のギアのまとめ方については、「持ち運びに優れた小物道具のまとめ方!キャンプギアの収納・整理術」を参考にしてください。
おしゃれさはもうひとつ
グッドデザイン賞を受賞するほどの高いデザイン性ですが、それでもおしゃれさはもうひとつと感じてしまいます。
悪魔の角のようなsanzoku mountainのzariや、シンメトリーの外観が美しいmonarch worksのHACHIなど、素晴らしい火バサミが次々と登場しています。
一概に比べるものではありませんが、少し物足りなく感じるのは事実です。
そのため今後はオリジナルのカスタムを施すなどして、よりおしゃれさも高めていきたいと思っています。
まとめ
この記事では、あらゆる薪をつかめる使い勝手抜群な火バサミ、tent-Mark DESIGNSの革巻きキングトングをレビューしました。
革巻きキングトングのスペックおよび特徴は、次の通りです。
- サイズ:約39.5cm
- 重量:約168g
- 材質:ステンレス、革
ポイント
- 太い薪から細い枝まで容易につかめる
- 特殊な構造で耐久性に優れる
- ダッチオーブンなどのリフターとしても使える
また、実際に使って感じたメリットとデメリットは、次の通りです。
メリット
- 軽い力で操作ができて楽チン
- サビに強いので手入れが簡単
- ヌメ革の経年変化を楽しめる
デメリット
- コンパクトさには欠ける
- おしゃれさはもうひとつ
公平を期すためデメリットを挙げましたが、革巻きキングトングは本当に実用性に優れた火バサミです!
革巻きキングトングはこんな人におすすめ!
おすすめの人
- 操作性に優れた火バサミがほしい!
- スタイリッシュなデザインが好み!
- コスパに優れた火バサミを使いたい!
薪いじりがはかどる火バサミを使って、存分に焚き火を楽しみましょう!
それでは良いキャンプライフを!