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キャンプ初心者によくある失敗まとめ!みんなが経験するあるあるの失敗談からキャンプのコツを学ぼう

あるある失敗談 サムネイル

BLIAN

キャンプ歴4年目。私生活ではプチミニマリストな夫婦二人が、キャンプでも少ない荷物でおしゃれなキャンプを楽しむ『ミニマルキャンプ』にチャレンジ。この手軽なキャンプの魅力を、ブログ・Instagram・YouTubeにて発信中。おかげ様で当ブログは、月間3万人の方にご覧いただいています!

こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。

この記事では、キャンプ初心者によくある失敗をまとめてみたので、あるあるの失敗談からキャンプ成功のためのコツを学びましょう!

笑えるものから悲しいものまで失敗は様々です...!

この記事はこんな人におすすめ!

おすすめな人

  • 初めてのキャンプに行くけどなんとなく不安がある...
  • みんながどんな失敗をしているのか気になる!
  • 初めてのキャンプを成功させるコツを教えて!

この記事では、次のことがわかります。

ポイント

  • 初心者が必ずやってしまう失敗あるあるがわかる!
  • 実際に私が経験してきた失敗の数々と学びがわかる!
  • 今でもよくやる失敗から気をつけるべきことがわかる!

慣れていても失敗するのですから、初めてなら失敗するのは当たり前です。

致命的な失敗は避けられるよう失敗談から学び、軽い失敗なら笑って楽しめるくらいの余裕を持ってキャンプに出掛けましょう!

参考

キャンプ初心者のためのキャンプの始め方まとめについては、下記の記事を参考にしてみてください。

キャンプの始め方をゼロから解説!何から始めるのかわからないあなたも今日からキャンプデビュー

初心者によくある失敗あるある3選

まずは、初心者なら必ずやってしまうと言っても過言でない、よくある失敗あるあるをご紹介します。

失敗あるある3選は、次の通りです。

失敗あるある

  • 設営手順がわからず準備に2時間以上かかる
  • 忘れ物チェックをしても忘れ物をする
  • 焚き火の火の粉でテントや洋服に穴を開ける

設営手順がわからず準備に2時間以上かかる

テント設営

あるあるひとつ目は、テントやタープの設営手順がわからず、キャンプの準備だけで2時間以上かかってヘロヘロになってしまうです。

初めて手に入れたテントやタープは早く設営したくてウズウズしてしまいますが、だからといってぶっつけ本番では、思った以上に手こずってみんなイライラ、気がついたら夕方になってたなんてのはよくある話です。

実際に初心者と思われるファミリーキャンパーさんがうまくタープを立てられず、父親が子供に怒鳴り散らすという悲しい場面に遭遇したこともあります。(さすがに見かねて手伝いにいきましたが…)

せっかく楽しいキャンプに来たのに、イライラして雰囲気が悪くなったり、ヘロヘロに疲れて楽しめなかったじゃもったいないですよね。

そのため、必ず事前に説明書やYouTubeなどを見て設営の手順を確認して、キャンプ場で慌てずに済むように万全の準備をして挑みましょう。

忘れ物チェックをしても忘れ物をする

キャンプ道具

あるあるふたつ目は、何度も入念に忘れ物チェックをしてるのに結局何が忘れ物をするです。

キャンプに慣れないうちは、とにかく忘れ物をしがちです。

例えば、薪を買い忘れたやカトラリーを準備し忘れたならまだ序の口、寝袋を用意したのにリビング置いてきただったり、忘れないようわざわざ玄関に置いておいたのにテントを積み忘れたなんてのもあります。(すべて実体験です)

そのため、初心者のうちは必ずキャンプの持ち物リストを作成して、キャンプの荷物をまとめた際や車に積み込んだときなど、何度もチェックを行うようにしましょう。

また、そもそも持ち物リストに記載漏れがあった(もちろん実体験)なんてこともあるため、気づいたらすぐに修正をして、確かなリストを作成するよう心がけましょう。

焚き火の火の粉でテントや洋服に穴を開ける

美しい焚き火の炎

あるあるみっつ目は、ついつい焚き火に夢中になって、飛んできた火の粉でテントや洋服に穴を開けてしまうです。

初めて焚き火をすると、上手に火を着けられた喜びや薪をくべる楽しさに気づいて、ついつい焚き火に夢中になってしまいます。

しかしその結果、焚き火に近づきすぎたり、あるいは焚き火の炎が大きくなりすぎてしまい、パチッと弾けた火の粉がテントや洋服に付いて一瞬で穴を開けてしまいます。

もしお気に入りのテントや洋服に穴が空いてしまったら、それまでの楽しい雰囲気も一気にシラケてしまうことでしょう。

そのため焚き火は楽しくも夢中になりすぎないように、またテントなどからは程よく距離を取って、火の粉に強いコットン素材の洋服を着て、つつましく焚き火を楽しむようにしましょう。

初心者のときに経験した失敗談7つ

先ほどは、キャンプ初心者なら必ずやってしまうほどのよくある失敗あるある3選をご紹介しましたが、初心者の失敗はこんな程度ではありません。

そこで今度は、実際に私がまだキャンプに不慣れだった初心者のときに経験してきた失敗談の数々をご紹介しますので、ぜひ悪いお手本として参考にしてみてください。

タープの位置が悪く直射日光を浴び続ける

青空に映えるタープ

タープの立て方がまだ良くわかっていない頃にあったのが、タープの立てた位置が悪く、延々と直射日光を浴び続けるです。

そもそもタープは日光を遮って過ごしやすい日陰の空間を作るのがその役割のひとつですが、当時はタープを無事に立てられたこと自体に興奮してしまい、とにかく景色の良い方向に向けてタープを立てることしか考えていませんでした。

まだ太陽が高いうちはそれなりに日陰ができていましたが、太陽が傾くに連れてだんだん日陰はなくなっていき、あっという間に日の元に晒される結果に。

結局その後、タープは全く日光を遮ることなく、その日は全身に直射日光を浴びて真っ黒に焼けました 笑

タープを立てるときは景色も重要ですが、どこから日が差してどのように太陽が動いていくのか、自然の変化も加味して立てる必要があると学んだ経験でした。

設営中に強風でポールが折れる

折れたポール

新しいテントを手に入れたばかりでワクワクしてキャンプへ出掛けましたが、当日は強風注意報が出るほどの強い風が時折吹き込んでいる状況でした。

しかし、"ずっと風が強いわけではないし、風が落ち着いているときにサッと立てれば大丈夫!"と全く根拠のない自信だけがあり、果敢にも強風の中、初めて立てるテントの設営にチャレンジしました。

当然スムーズに立てられるわけもなく、ポールをテントの生地に差し込んであーだこーだしているときに、突然強い風が!

吹き飛ばされそうになるテントを必死になって抑えていると、どこからか"パキっ"と悲しげな音がしました。

風が落ち着いてから確認してみると、ものの見事に新品のポールが真っ二つに折れていました 泣

この日は初めて立てるテントということもあって、念の為予備で持ってきていたテントに切り替えることでなんとかやり過ごしましたが、やはり強風の日のキャンプは危険と身を持って学びました。

雨が降ってくるも傘がないためびしょ濡れに

雨に濡れるテント

これも新しいテントを手に入れて、準備不足のままキャンプに挑んだ失敗談です。

この日はようやく予約のとれたキャンプ場ということもあって、小雨が降っていましたがそのまま強行することにしました。

キャンプ場もところどころ水たまりができるなど、霧雨のような雨がずっと降り続いていましたが、しっかりと予習してきたこともあってか割とスムーズにテント設営が完了しました。

ほっと一安心して雨の音を聞きながらのんびりとキャンプを楽しんでいましたが、突然バケツをひっくり返したかのような大雨に天気が急変。

内心不安に思いながらもまぁすぐに止むだろうと思っていましたが、一向に止む気配はなく、動けないまま徐々に近づいてくる尿意。

そうです、小雨だからと高を括って傘を持ってくるのを忘れたのです。

結局、少し雨脚が落ち着いたタイミングでテントを飛び出しトイレへ。

当然びしょ濡れになるも、予備の着替えもないので大人しく寝袋に入って暖をとりました笑キャンプに出掛けるときは天気の確認もですが、特に傘はよく忘れるので注意しましょう。

テーブルを用意せず物の置き場がなくて困る

初めてのキャンプの荷物

"キャンプの荷物は少ない方がカッコいい"と、訳の分からない理屈でキャンプをしていた頃の話です。

とにかく荷物を減らしていたためテーブルさえ持たず、まともに荷物を置ける場所はコンテナ兼テーブル代わりの無印良品の頑丈収納ボックスだけでした。

その結果、お皿とコップを並べただけでスペースがいっぱいになるので、不要な荷物は都度コンテナの中に収納するも、コンテナから取り出すたびに天板の上を片付けなければならないという発狂しそうなシチュエーションへと陥りました 笑

荷物を地面に置くことに抵抗のないワイルド志向の人なら問題ありませんが、そうでないないらテーブルなりラックなり、荷物を置くことができるスペースを用意しておかないと苦労することがよくわかりました。

準備不足で焚き火の火ががつけられず

地味に悲しくなった失敗談なのが、焚き火を楽しもうとたくさんの薪を持っていったにも関わらず、準備不足で焚き火に火をつけることができず、泣く泣くすべて持ち帰ったことです。

ちょうどこの頃は徐々にブッシュクラフトに慣れて、フェザースティックを作って着火するのにハマっていた頃でした。

そのため着火剤などは一切持たず、このときもフェザースティックを3本ほど作り、ガストーチで火をつけて焚き火を楽しむはずでした。

いつもならフェザー部分が勢いよく燃えていき、すぐに薪に火がつくのですが、このときはフェザーは燃えても薪には全く火がつきません。

どうやら日中との寒暖差から薪が湿ってしまい、燃えにくくなっているようでした。

そのため、その後何本フェザースティックを作ってもフェザーが燃え尽きて少し焦げた薪が出来上がるだけであり、結局悲しい姿へと変わり果てた薪たちを持ち帰ることになりました。

焚き火に慣れてきたとしても、着火剤は用意しておくなど準備を欠かしてはいけませんね。

LEDランタンの明かりが弱すぎて真っ暗に

真っ暗闇でのキャンプ

初めてのキャンプで明かりの大切さを痛感したのが、LEDランタンの明かりが弱すぎて真っ暗の中で一晩過ごすことになったときのエピソードです。

初めてのキャンプということでワクワクしながらキャンプ道具を集めていましたが、そのうちランタンについては1000ルーメンなど非常に明るいものが必要だと知っていたにもかかわらず、手に入れたLEDランタンが家の中では大変明るく見えたため、これひとつでキャンプにいけると勘違いしてしまいました。

そしていざ暗くなってからランタンを点けてみると、キャンプサイトを照らすどころか、コンパクトなテーブル上でさえ満足に照らしません。

上記が実際の様子ですが、画面中央でやんわりと白い光を放っているのがLEDランタンです。

ご覧の通り、もはや消灯して寝ているのではないかと見間違うほどの真っ暗具合です 笑

キャンプ場はたとえ周りに他のキャンパーがいても、日が暮れると真っ暗になるため、しっかりと自分で明かりを準備しましょう。

テントが狭く寝苦しくて寝不足に

初めてのキャンプ

これは先ほどの明かりの話の続きとなりますが、初めてのキャンプでは普段登山で使っている1〜2人用の山岳テントを持っていき、ここで2人で寝ることにしました。

このテントは横幅が120cmあり、およそセミダブルサイズのベッドと同等なので、一晩くらいなら2人でも寝られるだろうとの判断でした。

それなりに焚き火も楽しんでそろそろ寝ようかということになり、いざテントの中に入ると、想像以上に狭い!

どれくらい狭いかというと、すでにお互いの肩が触れ合っているにもかかわらず、それでも反対側の肩がテントの壁面につくほどでした。

このとき初めてテントの横幅が120cmあっても、山型になっているテントでは内側のサイズはもっと狭いということに気づきました。

結局狭いし蒸し暑いしで寝つくことができず、寝不足のまま翌朝を迎えた苦い記憶です。

テントを選ぶときは、使用人数に余裕を持った大きさのテントを選ぶことが重要だと身を持って体験しました。

今でもよくやる失敗3選

私がキャンプ初心者のときに経験した失敗談をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

みなさんは私と同じ轍を踏まないよう、どうぞお気をつけください。しかしどれだけ気をつけていても、やはりキャンプに失敗はつきものです。

そこで最後に、今でもよくやる失敗3選をご紹介します。

買い出しは現地でと考えているうちに到着する

フリーサイト

今でもよくやる失敗ひとつ目は、食材などの買い出しを現地の近くのスーパーでしようと考えているうちに、気がついたらキャンプ場に到着していることです。

移動している途中に必ずスーパーは見かけているはずなのですが、もう少しキャンプ場に近づいてからでいいやとか、大きなスーパーを探そうとしているうちに、キャンプ場に到着しているわけです。

そのため結局現地でスーパーを検索して、キャンプ場から10km以上離れたところまで戻る、なんてことも。

そもそも前日にきちんと準備しておけばこんなことにもならないのですが、忙しく買い出しに行く時間がなかったり、買い忘れたものに気づいたりして、結局当日にスーパーに寄らざるえない状況に…

みなさんも必要な食材などの買い出しは、現地に到着する前に前もって済ませておきましょう。

毎回必ず何かひとつは忘れ物をする

広げた荷物

今でもよくやる失敗ふたつ目は、どれだけ入念に忘れ物のチェックを行っても、毎回必ず何かひとつは忘れ物をすることです。

私はきちんとキャンプの持ち物リストを作成しており、キャンプに出掛ける際はリストに沿って前日のうちに玄関に荷物を準備し、当日車に積み込んでからも忘れ物チェックをしてから出発しています。

しかしそれだけしっかりと準備しているにもかかわらず、必ず何かひとつは忘れ物があるのです。

そのため最近では、たとえ忘れ物があってもその場で臨機応変に対応すること自体に楽しさを覚えてきました 笑

ちなみによく忘れるもの第1位はお米、第2位は薪、第3位はキッチンペーパーです。みなさん気をつけましょう。

風向きが悪くテントが煙臭くなる

焚き火とチェア

今でもよくやる失敗みっつ目は、焚き火台とテントの位置をあまり考慮せずに設営をした結果、風向きが悪く焚き火の煙がすべてテントに向かってテントが煙臭くなることです。

そもそも焚き火台とテントは位置を離して設営する、風上で焚き火をしないというのは基本だと思いますが、その程度ではテントを煙から守ることはできません。

というより、焚き火をすると急に風向きが変わって、煙がすべて自分の方向やテントへと向かっていく経験ってありませんか?

煙が来るので座る位置を変えると、まるで追ってくるように風向きが変わってまた煙まみれになるあの現象、きっとみなさんも味わったことがあるはず…

これはもはや、人間には抗えないえ自然からの洗礼なのだと半ば諦めていますが、もし何か良い対処方法をご存じの方がいれば教えて下さい笑

まとめ

テントサイド

この記事では、キャンプ初心者によくある失敗をまとめてみたので、あるあるの失敗談からキャンプ成功のためのコツを学びとしてご紹介しました。

初心者によくある失敗あるある3選は、次の通りです。

失敗あるある

  • 設営手順がわからず準備に2時間以上かかる
  • 忘れ物チェックをしても忘れ物をする
  • 焚き火の火の粉でテントや洋服に穴を開ける

また、実際に私が初心者のときに経験してきた失敗談7つは、次の通りです。

失敗談

  • タープの位置が悪く直射日光を浴び続ける
  • 設営中に強風でポールが折れる
  • 雨が降ってくるも傘がないためにびしょ濡れに
  • テーブルを用意せず物の置き場がなくて困る
  • 準備不足で焚き火の火がつけられず
  • LEDランタンの明かりが弱すぎて真っ暗に
  • テントが狭く寝苦しくて寝不足に

さらに、今でもよくやる失敗3選は、次の通りです。

今でもする失敗

  • 買い出しは現地でと考えているうちに到着する
  • 毎回必ず何かひとつは忘れ物をする
  • 風向きが悪くテントが煙臭くなる

慣れていても失敗するのですから、初めてなら失敗するのは当たり前です。

致命的な失敗は避けられるよう失敗談から学び、軽い失敗なら笑って楽しめるくらいの余裕を持ってキャンプに出掛けましょう!

それでは良いキャンプライフを!

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