こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、今よりさらにキャンプを楽しめるアウトドアナイフの選び方と、バトニングもできるおすすめのナイフ6選をご紹介します。
アウトドアナイフがあると楽しめるキャンプの幅がグッと広がります!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- キャンプにナイフって必要なの…?
- どんなナイフを選べばいいのかわからない!
- おすすめのアウトドアナイフを知りたい!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- キャンプにおけるナイフの活用シーンがわかる!
- 使いやすいナイフの選び方がわかる!
- おすすめのアウトドアナイフがわかる!
自分の使い方に合ったナイフを手に入れて、ブッシュクラフトや焚き火など、さらにキャンプを楽しみましょう!
⇩この記事の動画はこちらからどうぞ!⇩
ナイフの活用シーン3選
"そもそもキャンプでナイフっていつ使うの?"と疑問に思う人もいるかもしれません。そこでまずは、キャンプにおけるナイフの活用シーンをご紹介します。
ナイフの活用シーン3選は、次の通りです。
活用シーン
- フェザースティックを作って種火を起こす
- バトニングをして小割を作る
- ちょっとした料理にも役立つ
フェザースティックを作って種火を起こす
キャンプで楽しむブッシュクラフトと言えば、この後ご紹介するバトニングと、フェザースティック作りでしょう。
フェザースティックとは、小割にした薪などの表面をナイフで薄く削って、フェザーのように毛羽立たせたものを指します。
薄く削ったフェザースティックほど火がつきやすく、ファイヤースターターなどで火花を飛ばすことで簡単に種火を起こすことができます。
そのため自然の着火材として、焚き火を楽しむ始まりにはぴったりです。
バトニングをして小割を作る
ブッシュクラフトのもうひとつの醍醐味は、バトニングです。バトニングとは、ナイフで薪から小割を作ることを指します。
太い薪では火を移したり、火力の調整をすることが難しいときがあります。そのようなとき、バトニングによって小割を作りって細い薪ができれば、柔軟に対応することができます。
薪割りには手斧を使う人も多いかもしれませんが、振り下ろして使う手斧では細い薪を割るのは難しく、ケガをする恐れもあります。
その点、ナイフの背を叩くバトニングは割りたい箇所を外すこともないため、初心者でも安全に薪を割ることができます。
ちょっとした料理にも役立つ
ナイフなので当然、料理をするときにも役立ちます。例えば現地で買った野菜をカットしたり、焼き上がったステーキを切り分けたりなど、ナイフの出番は多くあります。
ただし主にブッシュクラフトで使うナイフは、包丁とは異なり料理に適したデザインとなっているわけではありません。
そのためキャンプで思い切り料理を楽しみたいという人は、「収納性や持ち運びに優れた包丁が最適!キャンプ用包丁の選び方とおすすめ6選」を参考にしてください。
ナイフの選び方
キャンプにおけるナイフの活用シーンはイメージが沸いたでしょうか?それでは、キャンプに使うナイフにはどのようなものがあるのか、ナイフの構造に注目してその選び方をご紹介します。
ナイフの選び方3つは、次の通りです。
選び方
- 頑丈で耐久性の高いシースナイフ
- 持ち運びに優れたフォールディングナイフ
- 多用途で活躍するマルチツールナイフ
頑丈で耐久性の高いシースナイフ
シースナイフとは、折りたたみの機構がなく、刃をシース(鞘)に収納して持ち運ぶタイプのナイフです。
刃とハンドルが一体型であるため頑丈で衝撃に強く、また耐久性に優れているためバトニングをするのに最適です。一方で刃渡りが長く、持ち運びの点ではややいまいちです。
しかしシンプルな構造で初心者にも扱いやすいため、ブッシュクラフトを始めたい人におすすめです!
持ち運びに優れたフォールディングナイフ
フォールディングナイフとは、折りたたんで刃をハンドル部分に収納できるタイプのナイフです。
そのためコンパクトに収納できることに加えて、安全に持ち運ぶことができます。一方でシースナイフと比べると構造が複雑なため、メンテナンス性や頑丈さは劣り、バトニングには不向きです。
しかしフェザースティックを作るなどのブッシュクラフトは問題なく行えるため、持ち運びのしやすさを重視したい人におすすめです!
多用途で活躍するマルチツールナイフ
マルチツールナイフとは、栓抜きや缶切り、ドライバーなど、多種多様なツールがひとつにまとまったナイフです。
そのためナイフだけでなく、あったら便利な様々な機能をまとめて使うことができます。一方でシースナイフやフォールディングナイフと比べると、ナイフの切れ味や頑丈さは劣り、フェザースティク作りもやや難しい印象です。
そのため予備のナイフや、防災用のギアとして常備しておきたい人におすすめです!
ポイント
バトニングを楽しみたいなら、シースナイフ一択です!
フェザースティク作りなどのブッシュクラフトを楽しみたいなら、シースナイフかフォールディングナイフから選びましょう!
ナイフを選ぶポイント
それでは、ナイフを選ぶ上で押さえておきたいポイントをご紹介します。ナイフを選ぶポイント4つは、次の通りです。
ポイント
- 刃の素材とチェック
- 刃の厚みをチェック
- 刃の長さをチェック
- ハンドルの素材や形状をチェック
刃の素材をチェック
ナイフの刃の素材は主に、ステンレス製とカーボンスチール製の二つに分けられます。
ステンレスの特徴は丈夫でサビに強く、メンテナンスが簡単なことです。一方で、切れ味はカーボンスチールに比べると劣ります。
対してカーボンスチール製の特徴は、抜群の切れ味で刃を研ぐのも容易です。一方でサビやすいため、小まめなメンテナンスが必要です。
そのため、メンテナンスを手軽に済ませたい人にはステンレス製が、鋭い切れ味を求める人にはカーボンスチール製のナイフがおすすめです。
刃の厚みをチェック
バトニングを楽しみたいなら、特に刃の厚みは重要なチェックポイントです。
バトニングは薪に食い込んだナイフの厚みを利用して、薪を押し広げて割くようにして薪を割ります。そのため薄いナイフだと、薪の割れ目が押し広げられず、それどころか壊れてケガをする恐れもあります。
一般的なナイフの刃の厚みは2mm前後ですが、バトニングに使うナイフなら、最低でも3mm以上の厚みがあるものを使うことをおすすめします。
刃の長さをチェック
刃の厚みに加えて、刃の長さもバトニングを楽しむ上で重要なポイントです。
バトニングでは薪に食い込んだナイフの背を叩くことで割り進めるため、刃の短いナイフだと刃先が埋まってしまい、薪を割ることができません。そのため目安として、刃の長さが10cm~12cmくらいのナイフを選ぶのがおすすめです。
さらに刃がハンドル部まで貫通しているフルタング構造のナイフであれば、非常に頑丈でバトニングも気兼ねなく楽しめるでしょう。
ハンドルの素材や形状をチェック
ナイフの扱いやすさには、ハンドルの素材や形状も大きく影響します。
ハンドルの素材としては主に、ラバー製と木製の二つがあります。ラバー製はグリップがあり握りやすいため扱いやすく、木製は手に馴染み愛着が湧くのが特徴です。
またハンドルの形状としては、手の形に合わせたカーブを描いたものや、表面にエンボス加工が施してあるなど、握りやすい工夫があると扱いやすさがアップします。
おすすめのアウトドアナイフ6選
それでは、ナイフを選ぶポイントを押さえた、おすすめのアウトドアナイフ6選をご紹介します。
MORAKNIV コンパニオン ヘビーデューティ ステンレス
- サイズ:全長22.4cm、刃体10.4cm
- 刃厚:約3.2mm
- 重量:約104g
- 材質:刃/ステンレス、ハンドル/ラバー
初心者でも扱いやすいコスパに優れたナイフなら、MORAKNIFEのコンパニオンヘビーデューティステンレスがおすすめです!
刃にはサビに強いステンレスを採用しているため、メンテナンスが容易で手間がかかりません。またハンドルは、手にしっかりとホールドするラバーグリップのため握りやすく、手からズレることはありません。
このように優れたナイフが約3,000円で手に入るため、ブッシュクラフトデビューをしたい人にはぴったりです。
詳しくは、「ブッシュクラフト初心者の味方!モーラナイフ コンパニオンヘビーデューティーが超おすすめ」を参考にしてください。
おすすめの人
- 初心者でも扱いやすいナイフがほしい!
- コスパに優れたナイフでブッシュクラフトデビューをしたい!
MORAKNIV コンパニオン ヘビーデューティ MG
- サイズ:全長22.4cm、刃体10.4cm
- 刃厚:約3.2mm
- 重量:約101g
- 材質:刃/カーボンスチール、ハンドル/ラバー
コスパに優れていながらも、より切れ味のあるナイフを求めるなら、MORAKNIFEのコンパニオンヘビーデューティMGがおすすめです!
上記のステンレスと同様のデザインとコスパでありながら、こちらは刃にカーボンスチールを採用しているのが特徴です。そのため、日頃のメンテナンスの手間はかかりますが、その切れ味は抜群に優れています。
刃持ちが良く、切れ味が落ちても簡単に研ぐことができることから、愛着を持ってメンテナンスをしたい人に最適です。
おすすめの人
- カーボンスチール製のコスパに優れたナイフがほしい!
- メンテナンスも含めて切れ味のあるナイフを楽しみたい!
UNIFLAME UFブッシュクラフトナイフ
- サイズ:全長23cm、刃体11cm
- 刃厚:約3.5mm
- 重量:約190g
- 素材:刃/ステンレス、ハンドル/ポリプロピレン、エラストマー
バトニングも思い切り楽しめる高強度のフルタングナイフなら、UNIFLAMEのUFブッシュクラフトナイフがおすすめです!
ハンドル部まで刃が貫通しているフルタング構造であるため、非常に頑丈な作りで、ハードな使い方にも耐え得ります。また刃厚が3.5mmと比較的厚みがあるため、バトニングもスムーズに行うことができそうです。
価格も手頃な設定となっているため、バトニングをメインにブッシュクラフトを楽しみたい初心者にはぴったりでしょう。
おすすめの人
- 高強度なフルタングナイフがほしい!
- バトニングを思い切り楽しめるナイフを使いたい!
Hultafors アウトドアナイフ OK4
- サイズ:全長20.9cm、刃体9.3cm
- 刃厚:約3mm
- 重量:約153g
- 素材:刃/カーボンスチール(錆防止電気泳動析コーティング)、ハンドル/ラバー
切れ味の鋭いカーボンスチールでありながら、メンテナンスに優れたナイフなら、Hultaforsのアウトドアナイフ OK4がおすすめです!
カーボンスチールは鋭い切れ味が特徴ですが、サビやすいのが弱点です。しかしこのナイフは錆防止コーティングを施してあるため、サビやすさを軽減し、メンテナンスが容易になっています。
またしっかりと握れる長めのグリップに、刃厚3mmと刃の厚みもあるため、ブッシュクラフトで活躍すること間違いありません。
おすすめの人
- 切れ味とメンテナンス性に優れたナイフがほしい!
- サビにくいカーボンスチールナイフを使いたい!
OPINEL #9
- 使用時:全長21cm、刃体9cm
- 収納時:約12cm
- 刃厚:約2mm
- 重量:約52.6g
- 材質:刃/ステンレス、ハンドル/天然木
コンパクトなデザインでアウトドア感を楽しめるナイフなら、OPINELの#9がおすすめです!
刃を収納できるフォールディングナイフなので、コンパクトに持ち運ぶことができます。また、ブナの木で作られた木製のハンドルは温かみがあり、オイルを塗って育てる楽しみもあります。
ハードな使い方には不向きですが、細い枝からフェザースティックを作ったり、野菜を切ったりなど、ちょっとした使い方にぴったりです。
おすすめの人
- コンパクトなフォールディングナイフがほしい!
- 温かみのある木製ハンドルのナイフを使いたい!
VICTORINOX ハンティング0.8573
- サイズ:11.1cm
- 刃厚:-
- 重量:約126g
- 素材:刃/ステンレス
アウトドアで役立つあらゆるツールがひとつに詰まったナイフなら、VICTRINOXのハンティング0.8573がおすすめです!
このマルチツールナイフには、ノコギリや栓抜きなど、キャンプにほしいと思える様々な機能が備わっています。もちろん肝心のナイフの切れ味もあるため、予備のナイフとして持っておくのにも申し分ありません。
サイズもコンパクトでかさ張らないため、ツールボックスに入れておけば安心です。
おすすめの人
- 予備のナイフとしてマルチツールナイフがほしい!
- アウトドアに役立つ機能を備えたナイフを使いたい!
まとめ
この記事では、今よりさらにキャンプを楽しめるアウトドアナイフの選び方と、バトニングもできるおすすめのナイフ6選をご紹介しました。
キャンプにおけるナイフの活用シーン3つは、次の通りです。
活用シーン
- フェザースティックを作って種火を起こす
- バトニングをして小割を作る
- ちょっとした料理にも役立つ
また、構造に注目したナイフの選び方3つは、次の通りです。
選び方
- 頑丈で耐久性の高いシースナイフ
- 持ち運びに優れたフォールディングナイフ
- 多用途で活躍するマルチツールナイフ
さらに、押さえておきたいナイフを選ぶポイント4つは、次の通りです。
ポイント
- 刃の素材とチェック
- 刃の厚みをチェック
- 刃の長さをチェック
- ハンドルの素材や形状をチェック
おすすめのアウトドアナイフ6選を参考に、お気に入りのナイフを見つけてみてください。
自分の使い方に合ったナイフを手に入れて、ブッシュクラフトや焚き火など、さらにキャンプを楽しみましょう!
それでは良いキャンプライフを!