こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、種類が多過ぎて選ぶのに悩むペグを完璧にマスターできるよう、種類や素材から考える最適なペグの選び方とおすすめ7選をご紹介します。
これを読めばペグの特徴や使い方をマスターできるので一緒に頑張りましょう!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめの人
- ペグを買うにもどれを買えばいいのかわからない…
- キャンプサイトに合ったペグの選び方を知りたい!
- これを選べば間違いないおすすめのペグを教えて!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- 種類と素材ごとの特徴が整理できる!
- ペグを選ぶ上でのポイントがわかる!
- 自信を持っておすすめできるペグがわかる!
もちろんミニマルキャンパーの視点でご紹介しますので、荷物を減らしたい人も必見です。
ペグは安全にテントを設営するための重要な基礎です。適切なペグを手に入れて、安全で快適なキャンプを楽しみましょう!
種類別ペグの選び方6選
"ペグの種類が多過ぎて、どれを選べばいいかわからない!"という人がほとんどだと思います。そこでまずは、ペグの形や作りなどの種類ごとに分けて、その特徴をご紹介します。
種類別ペグの選び方6選は、次の通りです。
種類別
- 入手性に優れたピンペグ
- バランスのとれたV・U字ペグ
- 固定力の高まったX・Y字ペグ
- 砂地に最適なサンドペグ・スクリューペグ
- 初心者にも使いやすいネイルペグ
- 万能に使える鍛造ペグ
入手性に優れたピンペグ
ポイント
- 【GOOD】安価で手に入れやすい・コンパクトに収納できる
- 【BAD】使用シーンが限られる・簡単に曲がりやすい
ピンペグはテントやタープの付属品としてよくついてくるペグで、シンプルな真っ直ぐの形に、円やフック型のヘッドであることが多いです。
アルミ製が一般的で、安価で手に入れやすく、コンパクトに収納できるのが特徴です。最近では100均での取り扱いも増えています。
一方で地面への固定力はそれほど高くないため、小さなテントや芝のサイトなど、使用シーンが限られること、石などに当たると簡単に曲がりやすいことが欠点です。
付属品でついてくるものは使い勝手がいまいちなので、別のペグを購入するのがおすすめです。
バランスのとれたV・U字ペグ
ポイント
- 【GOOD】固定力がある・コンパクトに収納できる
- 【BAD】強い力では曲がる・溝に土が残りやすい
V・U字ペグは、山岳用の軽量なテントの付属品としてついてくることが多く、その名の通り断面がV字やU字の形をしています。
アルミ製がメインで、ピンペグと比べて地面との接地面積が大きいことから固定力が高く、また重ねてコンパクトに収納できるのが特徴です。
一方でやはり強い力が加わると曲がってしまうこと、またその形状から溝に土が残りやすいため、使ったあとは水洗いが必要となることが欠点です。
軽量なテントであれば、コンパクトに収まるV・U字ペグがおすすめです!
固定力の高まったX・Y字ペグ
ポイント
- 【GOOD】固定力がある・曲がりにくい
- 【BAD】コンパクトに収納できない・溝に土が残りやすい
X・Y字ペグは、その名の通り断面がX字やY字の形をしています。
V・U字よりもさらに接地面積が増えることで固定力が高く、またその形状から強い力が加わっても曲がりにくくなっているのが特徴です。
一方で重ねてコンパクトに収納することはできないこと、また溝に土が残りやすいので水洗いが必要なことは同様に欠点です。
軽量なテントを柔らかい地面に固定するのに、X・Y字ペグがおすすめです!
砂地に最適なサンドペグ・スクリューペグ
ポイント
- 【GOOD】柔らかい地面に最適
- 【BAD】硬い地面には不向き・抜くのに苦労する
サンドペグは全体に返しがついている、スクリューペグは栓抜きのようにねじれた特徴的な形状をしたペグです。
それぞれ返しやねじれた形状によって地面をしっかりとつかむため、特に砂地や礫地などの柔らかい地面でもテントをしっかりと固定できることが特徴です。
一方で硬い地面での使用には向いていないこと、抜くのに苦労することが欠点です。
大きなテントを柔らかい地面に固定するのに、サンドペグ・スクリューペグがおすすめです!
初心者にも使いやすいネイルペグ
ポイント
- 【GOOD】頑丈な作り・硬い地面に最適
- 【BAD】柔らかい地面には不向き・ヘッドが割れやすい
ネイルペグは、ピンペグのように真っ直ぐな棒状に、T字のカギ状のベッドがついたペグになります。
そのためハンマーで打ち込みやすく、また頑丈なスチール製が多いため、土の詰まった硬い地面でもしっかりと刺さることが特徴です。
一方でシンプルな形で接地面積が少ないため、柔らかい地面ではすぐに抜けてしまうこと、またプラスチックのヘッドが割れやすいことが欠点です。
芝などの一般的なフィールドで使いやすく、またハンマーで打ち込みやすいので、ネイルペグは初心者にもおすすめです!
万能に使える鍛造ペグ
ポイント
- 【GOOD】耐久性に優れる・幅広いフィールドで使える
- 【BAD】重量がある・柔らかい地面には不向き
鍛造ペグは、ピンペグのように棒状にヘッドがついた形ですが、製法としてスチールなどの金属を叩いて成型して作られるため、非常に頑丈で耐久性に優れています。
そのため硬い地面に限らず、幅広いフィールドで使うことができるのが特徴です。
一方で密度が高い分ペグ一本あたりの重量があること、またピンペグと同様に砂浜などの柔らかい地面には不向きなのが欠点です。
耐久性に優れ、幅広いフィールドで使えるため、迷ったら鍛造ペグを選ぶのがおすすめです!
素材別ペグの選び方5選
種類別にペグの特徴を確認しましたが、ペグを選ぶにはどのような素材で作られているのかも重要です。そこで次は、ペグの素材ごとに分けて、その特徴をご紹介します。
素材別ペグの選び方5選は、次の通りです。
素材別
- 軽量性に優れたプラスチック
- 軽量かつ丈夫なアルミ
- とにかく頑丈な鉄
- 丈夫でサビに強いステンレス
- 軽量で頑丈なチタン
軽量性に優れたプラスチック
ポイント
- 【GOOD】軽量性に優れる・安価に入手できる
- 【BAD】強度が低く壊れやすい・耐久性が低い
- 【おすすめ】スクリューペグ
プラスチックの特徴は、金属製と比べて軽量性に優れていることです。また100均などで安価に入手でき、カラフルなバリエーションから好きなカラーを選ぶことができます。
一方で強度が低いため、割れたり折れたりなどすぐに壊れてしまい、耐久性は低いです。柔らかい地面に使うペグと相性が良いため、プラスチック製のサンドペグ・スクリューペグがおすすめです!
軽量かつ丈夫なアルミ
ポイント
- 【GOOD】軽量で持ち運びに優れる・そこそこ丈夫
- 【BAD】硬い地面では曲がる・長いペグは少ない
- 【おすすめ】V・U字ペグ ・ X・Y字ペグ
V・U字ペグ・X・Y字ペグアルミの特徴は、軽量でありながらそこそこ丈夫で、持ち運びに優れることです。また加工がしやすいため、様々な形状のペグを作ることができます。
一方で、丈夫とはいえ硬い地面だと簡単に曲がってしまうこと、そのため比較的短めのペグが多い点が要注意です。軽量でも固定力を高める工夫があるペグと相性が良いため、アルミ性のV・U字ペグやX・Y字ペグがおすすめです!
とにかく頑丈な鉄
ポイント
- 【GOOD】頑丈で曲がりにくい・抜群の強度
- 【BAD】重量がある・サビやすい
- 【おすすめ】鍛造ペグ
鉄の特徴は、アルミと比べてとにかく頑丈で、ハードに使っても曲がりにくいです。特に鉄を鍛造によって叩き上げて作ったペグは抜群の強度を誇り、コンクリートをも打ち砕きます。
一方でその分重量があること、またサビやすいので使用後の手入れが欠かせません。頑丈な特性を生かせるペグと相性が良いため、やはり鉄製の鍛造ペグがおすすめです!
頑丈でサビに強いステンレス
ポイント
- 【GOOD】頑丈で強度が高い・サビに強い
- 【BAD】重量がある
- 【おすすめ】ピンペグ・ネイルペグ
ステンレスの特徴は、鉄と同じくらい頑丈で強度が高く、またサビに強く手入れが簡単なことです。そのためキャンプでの使用後もサッと拭き取るだけで、すぐケースに片付けることができます。
一方でこちらも重量があることが欠点と言えます。万能に使える素材なのでどのペグとも相性が良いですが、鍛造ペグと被らないという意味で、ステンレス製のピンペグやネイルペグがおすすめです!
高強度で軽量なチタン
ポイント
- 【GOOD】鉄をも凌ぐ高強度・軽量・サビに強い
- 【BAD】価格が高い・ラインナップが少ない
- 【おすすめ】V・U字ペグ ・ ネイルペグ
チタンの特徴は、鉄をも凌ぐ高い強度を持ちながら、かつ軽量であることです。加えてサビにも強く、金属アレルギーなども起きづらいなど、非常に優れた金属素材です。
一方で価格が高いため、たくさん数が必要なペグを全てチタン製でそろえるには、負担が大きくなります。また、まだまだ製品のラインナップは少なめです。
チタンもどのペグとも相性が良いですが、手に入れやすいものであれば、チタン製のV字ペグやネイルペグがおすすめです!
小まとめ
ずいぶんと情報が多くなってしまったため、ここで簡単にまとめます。種類と素材を組み合わせたおすすめのペグの選び方は、次の通りです。
このように幅広いフィールドで使えるのは、鉄などの金属製の鍛造ペグやチタン製のネイルペグなどになります。そのためペグ選びに迷ったら、まずはこのあたりを購入することを検討しましょう。
また鍛造ペグやチタンペグは、砂浜や礫地といった柔らかい地面では十分な力を発揮できません。そこで、そのような地面を得意とするプラスチック製のサンドペグやスクリューペグを持っておけば、ほとんどのキャンプ場でテントを設営することが可能です!
自分の行くキャンプ場のフィールドに合わせて、適切なペグを選びましょう。
ペグを選ぶポイント
ペグの種類に加えて素材ごとの特徴も確認して、どういったペグを使いたいのかイメージが沸いてきたかと思います。そこでさらに、ペグを選ぶ上で押さえておきたいポイントをご紹介します。
ペグを選ぶポイント3つは、次の通りです。
ポイント
- 用途に合ったペグの長さ
- 打ち込みやすいヘッドの形状
- 引き抜きやすいヘッドの工夫
用途に合ったペグの長さ
テントやタープの設営に使うペグとしては、長さが20〜50cmくらいのものが一般的です。それぞれの使い分けとして、山岳用の軽量なテントや一人用テントなどの小型なテントであれば、20cmで十分です。
また最も使いやすく、幅広いサイズのテントに適した長さとしては、30cmがおすすめです。ただしツールームなどの大型テントや大型タープの場合には、より固定力の高い40cmを使いましょう。
またこれは一般的な渇いた芝サイトなどを想定したケースであり、地面の状況や風の強さによって必要なペグの長さは変わってきます。
例えば、ペグの抜けやすい砂浜やぬかるんだ地面、また強風が吹くサイトなら、それぞれ+10cmは長いペグを使うべきです。しかしだからと言って長いペグばかりそろえると、持ち運びや打ち込みが大変になります。
自分の使うテントやタープの大きさ、またキャンプに行くサイトの地面や天候に合わせて、最適なペグをそろえておきましょう。
打ち込みやすいヘッドの形状
ペグの使いやすさを左右するポイントとして、打ち込みやすいヘッドの形状であるかどうかも大事です。ヘッドが大きいほどハンマーで叩きやすく、小さいほど力を伝えるのが難しくなります。
ペグを狙ったところに真っ直ぐ打ち込めることは、ペグの性能を最大限に引き出すためにも重要なポイントです。慣れてしまえば大した差は感じませんが、初めのうちは打ち込みやすいヘッドの大きなペグを使うのがおすすめです。
引き抜きやすいヘッドの工夫
ペグは打ち込みやすさだけでなく、撤収時の引き抜きやすさも注目すべきポイントです。ペグはテントが倒壊しないよう地面にしっかりと固定されているため、手で引き抜くのは至難の技です。
そこでペグを引き抜きやすいよう、様々な工夫が施されてあります。例えばペグのヘッドにロープが付いていたり、ハンマーのツノを引っ掛ける穴やフックがあるなどして、簡単に引き抜けるようになっています。
設営だけでなく撤収もスムーズに行えるよう、ペグの引き抜きやすさも合わせて確認しておきましょう。
おすすめのペグ7選
ここまで長い間お疲れさまでした!それではようやく、様々なシチュエーションで使えるおすすめのペグ7選をご紹介します。
snow peak ソリッドステーク30
- 種類:鍛造ペグ
- サイズ:30cm
- 重量:約180g
- 材質:鉄(黒電着塗装)
どんなフィールドでも確実に打ち込める最強のペグならば、snow peakのソリッドステーク30がおすすめです!
頑丈な鍛造ペグのため、硬い地面でもグングンと打ち込むことができ、しっかりとテントを固定してくれます。
打ち込みやすい工夫としては、ヘッドが円柱形で滑りにくいため、力がしっかりとペグに伝わります。また引き抜きやすいように丸穴が備わっており、ここにハンマーのツノを引っ掛かれば、簡単に引き抜くことができます。
今まで消耗品だと考えられてきたペグをキャンプギアに変えた、まさに画期的なペグです!
おすすめの人
- どんなフィールドでも使える最強のペグを使いたい!
- 長く大切に使っていけるペグがほしい!
村の鍛冶屋 エリッゼステーク28cm
- 種類:鍛造ペグ
- サイズ:28cm
- 重量:約190g
- 材質:鉄(カチオン電着塗装)
ソリッドステークと人気を別つ、同じく鍛造作りの最強のペグならば、村の鍛冶屋のエリッゼステーク28cmもおすすめです!
使い勝手はソリッドステークと同様に、硬い地面でもグングンと打ち込め、どんなフィールドでも活躍します。またエリッゼステークの特徴として、ペグの形状が楕円形となっているため、地中で回転せずより抜けにくく工夫されています。
さらにカラーバリエーションが豊富なため、自分の好きなカラーや人と被らない目立つカラーを選ぶことができます。
個性的なアイテムが好きな人には、エリッゼステークがぴったりです!詳しくは、「迷ったらこのペグを選べ!村の鍛冶屋エリッゼステーク28cmが初心者キャンパーにおすすめ」を参考にしてください。
おすすめの人
- 抜けにくい工夫がされた最強のペグを使いたい!
- 好きなカラーが選べるペグがほしい!
Boundless Voyage チタンペグ30cm
- 種類:チタンペグ
- サイズ:30cm
- 重量:約71.5g
- 材質:チタン合金
鍛造ペグの欠点である重量がある点を克服した最強のペグならば、Boundless Voyageのチタンペグ30cmがおすすめです!
チタンペグは鍛造ペグと同様の頑丈な作りでありながら、その重量は鍛造ペグと比べておよそ半分程度と、非常に軽量です。加えてチタン製のためサビに強く、使用後の手入れも簡単に済みます。
少し価格は高めですが、長く使えることを考えれば十分にコスパに優れたペグです!
おすすめの人
- 最強と軽量を兼ね備えたペグを使いたい!
- 手入れが簡単で長く使えるペグがほしい!
UNIFLAME パワーペグSUS300
- 種類:ピンペグ
- サイズ:30cm
- 重量:約100g
- 材質:ステンレス鋼
鍛造ペグに劣らない強度で軽くて使いやすいペグならば、UNIFLAMEのパワーペグSUS300がおすすめです!
コンクリートにも打ち込むことができる強度を持ちながら、鍛造ペグと比べても軽量でサビにも強いです。また形状がピンペグなので、ヘッドが埋まるほどギリギリまで打ち込むことができ、ペグに足を引っ掛かることが減ります。
軽量化しつつも、幅広いフィールドで使うのに最適です!
おすすめの人
- 鍛造ペグに劣らない強度のピンペグを使いたい!
- 幅広いフィールドで使える軽いペグがほしい!
MSR グランドホグステイク
- 種類:Y字ペグ
- サイズ:19cm
- 重量:約13g
- 材質:アルミニウム
軽量なソロテントに最適なハイレベルなペグなら、MSRのグランドホグステイクがおすすめです!
特徴的なねじれたY字型によって小石などを避けながら打ち込め、しっかりと地面を捉えて高い固定力を発揮します。また一本あたりわずか13gと非常に軽量で、紐が付いているため抜きやすさにも優れていると、全く隙がありません。
地面への貫通力や固定力、ペグの軽量性や耐久性と、全てに渡ってハイレベルなペグです!
おすすめの人
- 軽量なテントに合わせる最適なペグを使いたい!
- 固定力や軽量性などハイレベルなペグがほしい!
CAPTAIN STAG PC.サンドペグ
- 種類:サンドペグ
- サイズ:38cm
- 重量:約75g
- 材質:プラスチック(ABS樹脂)
砂浜や礫地といった柔らかい地面で真価を発揮するペグなら、CAPTAIN STAGのPC.サンドペグがおすすめです!
柔らかい地面でも抜けにくいように返しがついており、また38cmの長さでしっかりと地面を捉えます。さらにプラスチックの中でも強度に優れたABS樹脂を使用しているため、耐久性にも優れ、繰り返し使用できます。
鍛造ペグなどのメインで使えるものと合わせて、サブで持っておきたいペグです!
おすすめの人
- 柔らかい地面でも使えるペグがほしい!
- 繰り返し使える耐久性のあるペグを使いたい!
LOGOS スクリューペグ2
- 種類:スクリューペグ
- サイズ:41cm
- 重量:約300g
- 材質:鉄
柔らかい地面に使え、なおかつ愛犬のリードを繋ぐこともできるペグなら、LOGOSのスクリューペグ2がおすすめです!
栓抜きのようなスクリューペグはハンマーが不要で、地面にねじ込むことで強力な固定力を発揮します。また上部に設けられたリングを使って愛犬のリードを繋げば、大型犬でもしっかり繋いでおくことができます。
愛犬とキャンプを楽しみたい人には必需品ですね!
おすすめの人
- 柔らかい地面でも強力な固定力のあるペグがほしい!
- 愛犬とキャンプを楽しめるペグを使いたい!
抜けにくいペグを打つコツ
ペグの性能を最大限に引き出すためには、ペグを打つコツを知る必要があります。正しい打ち方や工夫を学んでおくことで、どんなときでも慌てず設営できるようになりましょう。
抜けにくいペグを打つコツ2つは、次の通りです。
コツ
- ロープとペグの角度は約90°
- 三角打ちやクロス打ちを活用する
ロープとペグの角度は約90°
ペグが最も力を発揮するのは、ペグに結びつけるロープとペグの角度が約90°、ペグと地面の角度が約60°のときです。そのためこの角度を目安に、ハンマーを使ってペグを打ち込みます。
使いやすいハンマーについては、「初心者から上級者まで!設営が楽になるペグハンマーの選び方とおすすめ5選」を参考にしてください。
ペグが風にあおられて抜けないよう、ヘッドから2〜3cmほどを残して、残りはしっかりと地面に打ち込みましょう。
三角打ちやクロス打ちを活用する
突然の大雨で地面がぬかるんだり、強風が吹いてきた場合には、地面が弛んでペグが抜けやすくなります。するとテントが倒壊するだけでなく、下手をすると怪我をするおそれがあるため、早急に対応が必要です。
そこでおすすめなのが、三角打ちやクロス打ちです。三角打ちは少し離れた二点にペグを打ち、ロープを三角形に結ぶことでペグにかかる負荷を分散します。
一方でクロス打ちは一点に2本のペグをクロスして打つことで、ペグの強度を増します。このように工夫して、ペグが抜けないようにしましょう。
ペグをたくさん持ち運ぶには、使いやすいペグケースが必要です。詳しくは、「後悔しない!使い勝手抜群なペグケースの選び方とおすすめ6選」を参考にしてください。
まとめ
この記事では、種類が多過ぎて選ぶのに悩むペグを完璧にマスターできるよう、種類や素材から考える最適なペグの選び方とおすすめ7選をご紹介しました。
種類別ペグの選び方6つは、次の通りです。
種類別
- 入手性に優れたピンペグ
- バランスのとれたV・U字ペグ
- 固定力の高まったX・Y字ペグ
- 砂地に最適なサンドペグ・スクリューペグ
- 初心者にも使いやすいネイルペグ
- 万能に使える鍛造ペグ
また、素材別ペグの選び方5つは、次の通りです。
素材別
- 軽量性に優れたプラスチック
- 軽量かつ丈夫なアルミ
- とにかく頑丈な鉄
- 丈夫でサビに強いステンレス
- 軽量で頑丈なチタン
さらに、ペグを選ぶ上で押さえておきたいポイント3つは、次の通りです。
ポイント
- 用途に合ったペグの長さ
- 打ち込みやすいヘッドの形状
- 引き抜きやすいヘッドの工夫
様々なシチュエーションで使えるおすすめのペグ7選に加えて、抜けにくいペグを打つコツ2つもご紹介しました。
ペグは安全にテントを設営するための重要な基礎です。適切なペグを手に入れて、安全で快適なキャンプを楽しみましょう!
それでは良いキャンプライフを!