こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、デュオキャンプで使うのに最適なバーナー・コンロの選び方と、コンパクトさを重視したおすすめのバーナー・コンロ6選をご紹介します。
キャンプで料理を楽しむならバーナーの存在は欠かせません!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- デュオキャンプで使うバーナー選びに迷っている!
- 2人で使うのにどんなバーナーを選べばいいかわからない!
- デュオキャンプで使うのにおすすめのバーナーを知りたい!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- バーナー・コンロを選ぶ前に考えておきたいポイントがわかる!
- 夫婦やカップルなど2人で楽しむのに最適なバーナーの選び方がわかる!
- デュオキャンプで使うのにおすすめのバーナーがわかる!
もちろんミニマルキャンパーの視点でご紹介しますので、荷物を減らしたい人も必見です。
自分のキャンプスタイルに合った納得のいくバーナー・コンロを選んで、快適なキャンプを過ごしましょう!
バーナー・コンロを選ぶ前に考えるべきこと
キャンプで使えるバーナーには、主にシングルバーナー、ツーバーナー、カセットガスコンロの三種類があります。
しかしどのバーナーを選ぶか考える前に、先に私の考えを述べます。
バーナーを選ぶ前に考えるべきこと3つは、次の通りです。
考えるべきこと
- バーナー・コンロは大きな荷物になる
- 焚き火の炎は料理にも活用できる
- 火元はシングルバーナーひとつで十分
バーナー・コンロは大きな荷物になる
はじめに、バーナーはキャンプの中でも比較的大きな荷物になることを再確認しましょう。
例えば火口の二つ付いたツーバーナーはキャンプでも目を惹くギアですが、その収納時の大きさは、コンパクトなものでも約幅47×奥行25×高さ12cmと非常にかさ張る大きさです。
もちろんツーバーナーは高火力で複数の料理を同時に作れる優れたギアであることは理解しています。しかしただでさえ荷物の多いキャンプでは、可能な範囲で荷物を減らした方が案外快適にキャンプができるものです。
そんなときに減らす荷物の候補として上がるのが、大きなバーナーです。大きな荷物になるバーナーの持ち運びに嫌気が指して買い換えることになる前に、あらかじめコンパクトなものを選ぶのも一手です。
焚き火の炎は料理にも活用できる
それではどうやってキャンプで料理をするのかということになりますが、料理には焚き火の炎を活用しましょう。
最近の焚き火台は薪を燃やすだけでなく、料理もしやすいようにゴトクやプレートが付いているものが多いです。焚き火の炎であれば、薪の量で炎の大きさを調整することができ、また最大火力はバーナーの比ではありません。
その炎を活用して、鉄板でステーキを焼いたり、ダッチオーブンでローストチキンを作ったり、考えただけでワクワクしませんか?
せっかくのキャンプの料理では焚き火を囲み、炎を操りながら苦労して作ると、きっと良い思い出になることでしょう。
火元はシングルバーナーひとつで十分
しかし料理に焚き火の炎を活用すると言っても、火元がひとつもないのは少し不便です。例えばキャンプ場に着いてすぐのお昼や翌朝など、焚き火の炎がない場合もあるでしょう。
そのためコンパクトなバーナーをひとつ持っていると安心です。それにはシングルバーナーがおすすめです。シングルバーナーの中にはキャンプで使う大きな調理器具を扱え、火力の高いものもあります。
また少しお湯を沸かしたり、お米を炊いたり、ちょっとしたことにも使えて便利です。このようにキャンプで使うバーナーには、シングルバーナーがひとつあれば十分です。
シングルバーナーを選ぶポイント
ということで、私はバーナーには基本的にシングルバーナーをおすすめします。
そのためこちらでは、シングルバーナーを選ぶときに押さえておきたいポイント6つを、重要度の高い順にご紹介します。
ポイント
- 一体型か分離型か
- ゴトクの大きさ
- 火口の大きさ
- 防風性の高さ
- CB缶かOD缶か
- 火力の強さ
一体型か分離型か
最も重要なのは、一体型か分離型か、使い方に合わせた適切な方を選ぶことです。一体型と分離型の特徴は、次の通りです。
一体型 | 分離型 | |
---|---|---|
形状 | バーナーとガス缶を直接接続する | バーナーとガス缶をホースで接続する |
安定性 | 重心が高く不安定なことも | 重心が低く安定している |
輻射熱 | 影響を受けやすい | 影響を受けにくい |
特徴 | 設置スペースを取らない | 蓄熱性の高い調理器具も使える |
このように一体型と分離型では、特徴が全く異なります。
そのため、コンパクトでちょっとお湯を沸かしたり簡単な炒めものをする程度であれば一体型が、大きくて蓄熱性の高い調理器具を使うなら分離型がおすすめです。
主に扱う調理器具に合わせて、自分に合った方を選んでください。
ゴトクの大きさ
ゴトクの大きさは、使える調理器具の大きさに直結します。
例えば10cmのゴトクに20cmのフライパンを載せて料理をするのは、重心が不安定となり、バーナーが倒れてしまう可能性があるため大変危険です。
そのためバーナーのゴトクのサイズが、使う調理器具の大きさに見合っているのか確認しましょう。
ただしシングルバーナーに使えるゴトクなどが販売されているので、組み合わせて使うことで大きな調理器具を使うことも可能です。
火口の大きさ
使い勝手に関して重要なのが、バーナーの火口の大きさです。
シングルバーナーはコンパクトである分、火口も小さく、火力が一点に集中しがちです。すると調理器具全体が熱されず、生焼けや焦げ付きの原因になってしまいます。
そのため大きい調理器具を使うなら特に、火口の大きなバーナーの方がおすすめです。
耐風性能の高さ
キャンプでは強風が吹き続けることも珍しくありません。
バーナーが風に煽られると炎が揺らぐために、水を沸かすだけでも普段の何倍も時間がかかってしまうほど効率が悪くなります。
そのためバーナーに耐風性能が備わっているかもポイントです。
ちなみにこちらもウインドスクリーンなとが販売されているので、対策を講じることが可能です。
CB缶かOD缶か
CB缶はカセットガスボンベの略で、主にカセットコンロの燃料として使われます。一方でOD缶はアウトドアユースを目的としたガス缶で、登山などに持っていく燃料として使われます。
CB缶とOD缶それぞれの特徴は、次の通りです。
CB缶 | OD缶 | |
---|---|---|
火力 | 普通 | 高い |
耐寒性 | 低い | 高い |
対応機器 | 少ない | 多い |
入手性 | ホームセンターやコンビニでも可 | アウトドア専門店でないと買えない |
価格 | 安い | 少し高い |
CB缶は主に家庭用に使われるためアウトドア向きではありませんが、安くてどこでも手に入るのが魅力です。一方でOD缶はアウトドアに最適なガス缶ですが、少し値段が高く入手しづらいのが難点です。
登山をしたり、積雪する地域でキャンプをするならOD缶が適していますが、そうでないキャンプならCB缶でも十分に使うことができます。
火力の強さ
火力の強さは参考程度に確認しましょう。なぜなら基本的に高火力が必要な場合は、焚き火の炎を活用するからです。
そのためバーナーはむしろ、とろ火などの弱火の調節ができるものの方が、料理の幅が広がります。
高火力なメインの火元を焚き火で、火力調節が容易なサブの火元をバーナーで、それぞれの特徴を組み合わせて活用しましょう。
おすすめのバーナー・コンロ6選
それではおすすめのバーナー・コンロ6選をご紹介します。基本的にはシングルバーナーをおすすめしますが、中には焚き火は嗜む程度なので火力の強いバーナーが必要な人もいるかと思います。
そのため、おすすめできるシングルバーナーを3つに加えて、これならキャンプに持っていってもいい!と思えるおすすめのコンロを3つ、合わせてご紹介します。
SOTO コンパクトストーブ アミカス
- 使用時:W76×D100×H86mm
- 収納時:W40×D43×H75mm
- 重量:81g
- 発熱量:3.0kW(2600kcal/h)
とにかくバーナーに必要な機能を備えていながら軽量コンパクトなバーナーなら、SOTOのコンパクトストーブ アミカスがおすすめです!
収納サイズはスマホの半分程度、重量はわずか81gでありながら、安定性の高い4本のゴトク、抜群の耐風性能、耐衝撃性、高火力とおよそ弱点が見つかりません。
過酷なアルプス縦走をする登山家などにも選ばれる理由がよくわかります。
このサイズなのでどうしても大きな調理器具を使うのは難しいですが、コンパクトな調理器具しか使わないという2人には最高におすすめです!
おすすめの人
- 軽量コンパクトで必要十分な機能を持つバーナーがほしい!
- コンパクトな調理器具で料理を楽しむスタンス!
SOTO レギュレーターストーブ フュージョン ST-330
- 使用時:W41×D12×H9cm
- 収納時:W11×D7.5×H9cm
- 重量:245g
- 発熱量:2.9kW(2,500kcal/h))
ダッチオーブンなどの調理器具も使える分離型のシングルバーナーなら、SOTOのレギュレーターストーブ フュージョンST330がおすすめです!
その大きな特徴は本体とガス缶とが離れている分離型であることから、スキレットやダッチオーブンなどの蓄熱性が高くて大きな調理器具でも輻射熱を気にすることく使えることです。
また重心の低い4本のゴトクでどっしりと支え、優れた耐風性能でとろ火~高火力まで自由に調節でき、料理の幅も広がります。
そのため、色々な料理器具を使ってキャンプで全力で料理を楽しみたい2人にぴったりです!
実際にフュージョンを使ってみた感想は、「ダッチオーブンも使えるバーナー!SOTOフュージョンST-330が便利すぎて手放せない」を参考にしてみてください。
おすすめの人
- スキレットやダッチオーブンを使って料理をしたい!
- とろ火~高火力までフル活用して料理を楽しみたい!
SOTO レギュレーターストーブ ST-310
- 使用時:W16.6×D14.2×H11cm
- 収納時:W14×D7×H11cm
- 重量:330g
- 発熱量:2.9kW(2,500kcal/h)
キャンパーから支持されている大人気のシングルバーナーなら、SOTOのST-310がおすすめです!
収納サイズはもちろん、使用サイズも非常にコンパクトで設置にスペースを必要とせず、それでいて抜群の安定性で大きな調理器具にも対応します。
一体型なのでダッチオーブンなどの蓄熱性が高い調理器具は難しいですが、様々なオプション品を活用することで、岩石プレートを使った焼き肉や燻製など、その使い方は一気に広がります。
必要な機能を備えていながら、コンパクトにキャンプで料理を楽しみたいという2人におすすめです!
おすすめの人
- 省スペースでコンパクトに料理を楽しみたい!
- オプション品を活用して様々な料理にチャレンジしたい!
Iwatani カセットコンロ タフまるJr.
- 使用時:W28.6×D19.6×H12.2cm
- 収納時:W32×D25.2×H13.5cm
- 重量:1,600g
- 発熱量:2.3kW(2,000kcal/h)
カセットコンロでありながら、非常にコンパクトで使いやすいコンろなら、IwataniのタフまるJr.がおすすめです!
もともとタフまるという大変人気なカセットコンロがありましたが、同程度の性能を維持しながらサイズが40%も小さくなるという、とんでもない進化を遂げています。
ダブル防風ユニットによって風の強いアウトドアでも安定して使え、耐荷重は10kg、最大8インチのダッチオーブンを使うこともできます。
シングルバーナーでは物足りないけど、コンパクトなコンロがほしいという2人に使ってほしいコンロです!
おすすめの人
- アウトドアでも使えるコンパクトなコンロがほしい!
- 8インチサイズの大きなダッチオーブンを使って料理をしたい!
FORE WINDS ラックス・キャンプ・ストーブ
- 使用時:W38×D32.9×H32.4cm
- 収納時:W38×D32.9×H11cm
- 重量:約2,800g
- 発熱量:3.5kW (3,000kcal/h)
家でもキャンプでも大活躍できるおしゃれなコンロなら、FORE WINDSのラックス・キャンプ・ストーブがおすすめです!
原型はIwataniのマーベラスⅡですが、Iwataniが自社のアウトドアブランドの立ち上げをきっかけに、リデザインされて登場しました。
サイズはそこそこありますが、アウトドアでも使える耐風性能の高さ、無駄なくガスを消費するヒートパネル、圧倒的な高火力とキャンプで使うには十分すぎる性能です。
そしてなによりデザイン性が高く、ステッカーを貼ったりスプレーで好みのカラーに塗り替えたりなど、カスタムに関する情報もたくさんあるため、デュオキャンプでガッツリと使い倒すことができます!
おすすめの人
- デザイン性が高くカスタムできるコンロがほしい!
- コンロを使い倒すほどに料理を楽しみたい!
Iwatani 焼き上手さんα
- サイズ:W47.1×D32.5×16.9cm
- 重量:約4.5kg (ボンベの重量を除く)
- 最大発熱量:2.1kW (1,800kcal/h)
- 連続燃焼時間:約120分 (イワタニカセットガス使用時)
これ一台であらゆる料理を楽しめる使い勝手最高なコンロなら、Iwataniの焼き上手さんαがおすすめです!
こちらはカセットガスで動くホットプレートであるため、電源が不要なので家の中ではもちろん、キャンプなどの屋外でも活躍する調理器具となっています。
またプレートを外すと普通のコンロとしても使うことができるため、お湯を沸かしたり鍋を作ることだって可能です。
ホットプレートなら「焼く」「蒸す」「煮る」など、加えてガスコンロなら「沸かす」こともできて、正直他の調理器具がなくてもデュオキャンプを楽しむことができます!
焼き上手さんαの魅力については、「キャンプで大人気のイワタニ焼き上手さんαの魅力に迫る!おすすめのレシピやカスタムも!」を参考にしてみてください。
おすすめな人
- キャンプの料理を簡単にチャチャっと済ませたい!
- 調理器具をこれひとつでまとめて荷物を減らしたい!
まとめ
この記事では、デュオキャンプで使うのに最適なバーナー・コンロの選び方と、コンパクトさを重視したおすすめのバーナー・コンロ6選をご紹介しました。
バーナー・コンロを選ぶ前に考えるべきこと3つは、次の通りです。
考えるべきこと
- バーナー・コンロは大きな荷物になる
- 焚き火の炎は料理にも活用できる
- 火元はシングルバーナーひとつで十分
またキャンプの火元としておすすめしたいシングルバーナーを選ぶポイント6つは、次の通りです。
ポイント
- 一体型か分離型か
- ゴトクの大きさ
- 火口の大きさ
- 防風性の高さ
- CB缶かOD缶か
- 火力の強さ
おすすめのバーナー・コンロ6選を参考に、自分の使い方に合ったバーナーを見つけてみてください。
自分のキャンプスタイルに合った納得のいくバーナー・コンロを選んで、快適なキャンプを過ごしましょう!
それでは良いキャンプライフを!