こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、一度使えばキャンプの楽しみが大きく変わる、鉄フライパンの傑作 タークのクラシックフライパンをレビューします。
キャンプに行ってタークで作るステーキはそれはもう絶品でたまりません!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- キャンプで美味しい料理を作りたい!
- 鉄フライパン選びに迷っている!
- タークの使い勝手を知りたい!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- タークの持つ魅力がわかる!
- 実際に使って感じたメリットやデメリットがわかる!
- タークがおすすめな人がわかる!
タークで作った美味しい料理を味わえば、キャンプの質が向上すること間違いなしです!
タークを使ってキャンプの価値観をガラッと変えましょう!
購入に至るまでの経緯
はじめに、タークのクラシックフライパン28cmの購入を検討したきっかけや購入を決意した理由、実際に使ってみた感想についてご紹介します。
購入を検討したきっかけ
きっかけは、とあるYouTuberさんの動画に登場したタークの姿への一目惚れでした。
無骨でクラシカルなルックス、加えて重厚感の漂う雰囲気がとてもカッコいい。そして何より、タークで作ったステーキやハンバーグがとんでもなく美味しそう!
確かに鉄フライパンで料理すると火が均一に通り、料理が美味しく仕上がるといったことも聞いたことがあります。
”キャンプに似合うだけでなく、美味しい料理も楽しめるなんてそりゃ買うしかない!”と考え、早速タークも含めた鉄フライパンを調べてみることにしました。
購入を決意した理由
キャンプブームもあってか、キャンプに適した鉄フライパンは思いの外ありましたが、それでもやはり最後まで気になったのはタークのクラシックフライパンでした。
タークは、ひとつずつ手作業で成型し鍛造して作られていること、適切に手入れをすれば半永久的に使えること、そのため親から子へ、そして孫へと引き継がれ愛される続けているということ。
これを見てすぐに、"なんて素敵なフライパンなんだ!"と感銘を受けました。
私自身、「高くても永く使える良いものを、最小限だけ持つ」というポリシーを持っており、一生大事に使っていけるなんてもうこれしかないと考え、購入することに決めました。
実際に使ってみた感想
とにかく焼きものが美味しく仕上がります!普段通り油を敷いて焼いているのに、フライパンが変わるだけでこうも違うのかと驚きました。
肉でも魚でも野菜でも、まさに外はカリッ、中はフワッという言葉がぴったりな具合に仕上がります。
そのため大きくて重たいフライパンですが、美味しい料理が食べられるならと、嬉々としてキャンプに持っていっています。
もちろん家でもチャーハンを炒めたり(縁が浅くて苦労しましたが)、牛丼の具を煮込んだりなど、大活躍をしています。
ちなみにIHにも対応しています。タークで作った料理を、ぜひ一度は食べていただきたいです!
参考
ターク以外にもキャンプに向いている鉄フライパンなら、下記の記事を参考にしてみてください。
ターク クラシックフライパンについて
それでは、私が購入したターク(turk)のクラシックフライパン28cmについて、スペックや特徴について簡単にまとめます。
タークとは
タークとは、1857年にドイツの鍛冶職人アルバート=カール・タークによって創業された老舗のフライパンブランドです。
その製造は今も変わらずすべて手作業で行われており、そのため年間に製造できる数は非常に限られています。
また非常にタフな作りが特徴で、加えてその無骨で飾らないシンプルなデザインだからこそ時代を超えても愛され続けている老舗ブランドです。
ターク クラシックフライパンのスペック
私が使っているターク28cmのスペックは、次の通りです。
- サイズ:Φ28×H11.8×L52.5cm
- 底径:21cm
- 厚み:2.5mm
- 重量:約1.9kg
タークは18cm~36cmとサイズが豊富なのでどれを選ぶか悩みますが、ステーキなどのガッツリとした料理を楽しみたいなら28cmがおすすめです!
このサイズなら同時に二人分の料理を作ることができ、一人分なら副菜まで一度に作ることができるほどの大きさです。
しかしこれ以上大きなサイズにすると重量が重すぎて扱いが難しいことから、サイズと重さのバランスを考えると28cmがベストチョイスでしょう!
それでもサイズ選びに悩む人は、指向性メモさんの「Turkのクラシックフライパンを買う前に(用途とサイズ)」が大変参考になります。
ターク クラシックフライパンの特徴
それでは、タークの特徴をご紹介します。特徴3つは、次の通りです。
ポイント
- 非常にタフな作りで半永久的に使える
- 2.5mmもの厚みで高い蓄熱性を誇る
- 徐々に油が馴染んで育っていく
非常にタフな作りで半永久的に使える
先ほどもご紹介した通り、タークのフライパンは一本一本職人の手で作られており、その非常にタフな作りから半永久的に使うことができます。
その理由は1つの鉄の塊から打ち出されているためで、そのため取っ手まで含めてつなぎ目が一切ありません。
そのため実際に本場ドイツでは、タークのフライパンが代々受け継がれていくとか...。
2.5mmもの厚みで高い蓄熱性を誇る
鉄フライパンは厚みがあるほど蓄熱性が高くなり、そのため焼き物にしっかりと火を通すのに適しています。
その点で言えば、タークはなんと2.5mmもの厚みがあり、肉厚で気泡や不純物を殆ど含まないために熱回りがよく、サビにくいといった利点もあります。
その分重量はそこそこありますが、それを補って余るほどの魅力があることもまた事実です。
徐々に油が馴染んで育っていく
コーティングのないフライパンだと焦げ付いてしまうのではないかと思いがちですが、鉄フライパンは使えば使うほど育っていきます。
使っていうちに徐々にフライパンに油が馴染んでいき、そのうちくっついたり焦げ付いたりすることなく調理ができるようになります。
使うほどに育ってさらに使いやすくなったフライパンは、また次の世代へと引き継ぎたくなる名品になっていることでしょう。
おすすめな人
- キャンプで美味しい料理を作りたい!
- 家のIHでも使える鉄フライパンがほしい!
- 大事に永くフライパンを使いたい!
ターク クラシックフライパンのメリット
それでは実際にタークを使って感じたメリットをご紹介します。
タークのメリット3つは、次の通りです。
メリット
- 焼きものが美味しく仕上がる
- 頑丈なのでガシガシ使える
- 手入れに手間がかからない
焼きものが美味しく仕上がる
とにかくタークを使うと、あらゆる焼きものが美味しく仕上がります!
キャンプの定番料理といえばやはりステーキですが、タークで作るステーキは絶品です。蓄熱性の高い鍛造作りのおかけで表面を均一にカリッと焼くことができ、旨味を中に閉じ込めることができます。
そのためナイフを入れたときに溢れる肉汁は、それはもうたまりません 笑
肉に限らず、魚を焼くと身はふっくらとジューシーに、野菜を焼くとまんべん水分が抜けて、味の輪郭がはっきりします。
このようにタークは食材の良さを引き出してくれる、最高のフライパンです!
頑丈なのでガシガシ使える
美味しい料理が作れるだけでも十分魅力的ですが、タークの良いところは使い勝手も抜群なところです。
ひとつの鉄の塊から打ち出された繋ぎ目のない一体型のフライパンであるタークは、非常に頑丈なため少々雑に使ったところでビクともしません。
そのためキャンプに持ち出して、燃え盛る焚き火の炎の中に入れてガシガシと使えます。
このように家ではできない、アウトドアならではの迫力ある料理を楽しむことができるのも、タークの大きな魅力です。
参考
タークの持ち手をおしゃれにカスタムしてみました!詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。
-
Asimocraftsのアシグリップ「asigrip_tk」を装着!タークのクラシックフライパンのカスタム
続きを見る
手入れに手間がかからない
鉄フライパン手入れが面倒だと思っていませんか? 実はタークの手入れには全然手間がかかりません。
確かに初めて使う際には、あらかじめシーズニングを行う必要はありますが、日々の手入れは簡単です。
洗った後には火にかけて、フライパンの水分を飛ばしてやるだけです。これだけ守っておけば大丈夫です!
使った後にオイルを塗ったりする必要は一切ありません。しかも洗うときにも金たわしでゴシゴシと洗えるので、テフロン加工のフライパンなどよりもよっぽど楽に感じます。
手入れの手間もかからないのであれば、もはや購入を悩む必要はありません。
ターク クラシックフライパンのデメリット
完全に誉めちぎりましたが、一方で実際に使って感じたデメリットも確かにあります。そこは包み隠さずご紹介します。
タークのデメリット3つは、次の通りです。
デメリット
- サイズが大きく重たい
- 持ち手が外せないのでかさ張る
- キャンプの後はススだらけ
サイズが大きく重たい
覚悟の上で購入しているので当然ですが、やはりこの大きさと重さは、キャンプに持っていくには少々苦労します。
特に重さの方が重要で、フライパンだけでも約1.9kgあるため、フライパンを持つだけでも大変です。そのため力の弱い人だと、料理をしている最中にフライパンを持ち上げるのは難しいかもしれません。
ただ重いといっても、普通の男性ほどの力があれば問題ありませんので、安心してください。それにわざわざタークをキャンプに持っていこうとこの記事を見ている人は、きっと力持ちの人だと思うので。
この大きさと重さのおかけで美味しい料理が食べられると考えれば、大した問題にはならないでしょう。
持ち手が外せないのでかさ張る
これももちろん承知の上ですが、持ち手が外せない分、荷物としてはかさ張ります。
持ち手が外せるタイプのフライパンであればコンテナに入れて持ち運ぶことも可能ですが、タークは持ち手まで含めると52.5cmもあるので、コンテナに入れるのは難しいです。
そのため私は、後ほどご紹介する方法でキャンプに持っていっています。
ただこの方法では持ち手の保護ができていないため、持ち運ぶ方法については改善の余地があります。
キャンプの後はススだらけ
これはタークのデメリットというよりは、キャンプから帰った後の困った点となりますが…。
私は焚き火の炎を使って料理をするため、キャンプから帰った後にはタークがススだらけになってしまいます。
もちろん家に帰ってからきれいに洗いますが、それでもしばらくの間はフライパンの裏側に触ると、手がススで汚れてしまいます。
そのためキャンプから帰った後に少しだけうんざりするということで、デメリットとして挙げました。(タークは何も悪くないですね 笑)
タークをキャンプに持っていく方法
メリットもデメリットもご紹介しましたが、やはりタークをキャンプに持っていくと、どんな料理を作ろうかとワクワクします!
そこでどのようにしてタークをキャンプに持っていくのか、その方法をご紹介します。
キャンプ場までの運搬の仕方
デメリットでもお話した通り、タークは持ち手まで含めると52.5cmもあるため、コンテナに入れて持ち運ぶことはできません。
そのため、まずビニール袋に入れて(スス汚れ対策)、それからエコバッグに入れ、フォールディングコンテナに立ててキャンプへと持っていきます。
ご覧の通りこの方法ではタークの持ち手が飛び出しているため、改善の余地があります。
しかしタークは非常に頑丈なので、あまり細かいことを気にしなくても大丈夫ですが 笑
キャンプ場での置き場
一方キャンプ場での置き場はというと、このように焚き火周りのギアと一緒にハンガーラックに掛けています。
タークは持ち手の部分が丸くなっているため、ハンガーラックに掛けるのにちょうどいい感じです。
基本的にタークは焚き火の炎を使って料理をするため、このように焚き火の近く置けると大変便利です。
まとめ
この記事では、一度使えばキャンプの楽しみが大きく変わる、鉄フライパンの傑作 ターククラシックフライパンをレビューしました。
タークのスペックおよび特徴は、次の通りです。
- サイズ:Φ28×H11.8×L52.5cm
- 底径:21cm
- 厚み:2.5mm
- 重量:約1.9kg
ポイント
- 非常にタフな作りで半永久的に使える
- 2.5mmもの厚みで高い蓄熱性を誇る
- 徐々に油が馴染んで育っていく
また、実際にタークを使って感じたメリットとデメリットは、次の通りです。
メリット
- 焼きものが美味しく仕上がる
- 頑丈なのでガシガシ使える
- 手入れに手間がかからない
デメリット
- サイズが大きく重たい
- 持ち手が外せないのでかさ張る
- キャンプの後はススだらけ
確かにもデメリットもありますが、やはりタークをキャンプに持っていくと、どんな料理を作ろうかとワクワクします!
タークをキャンプに持っていく方法は、次の通りです。
タークの運搬
- 家からキャンプ場は、ビニール袋に包んだタークをエコバッグに入れて持ち運ぶ
- キャンプ場ではハンガーラックに掛けておく
タークはこんな人におすすめ!
おすすめの人
- キャンプで美味しい料理を作りたい!
- 家のIHでも使える鉄フライパンがほしい!
- 大事に永くフライパンを使いたい!
タークで作った美味しい料理を味わえば、キャンプの質が向上すること間違いなしです!
タークを使ってキャンプの価値観をガラッと変えましょう!
それでは良いキャンプライフを!