こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、カップルや夫婦などの2人で楽しむ冬キャンプデビューにおすすめしたい、冬キャンプ向けのテント8選をご紹介します。
これらのテントを選べば楽しくて快適な冬キャンプが過ごせること間違いなしです!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- 2人で使うのにちょうどいいテントを探している!
- おこもりが楽しめる冬キャンプ向けのテントがほしい!
- おしゃれで実用的なテントを知りたい!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- 冬キャンプ向けテントを選ぶポイントがわかる!
- 冬キャンプを快適に過ごせるテントの条件がわかる!
- 2人で使いたいおすすめの冬キャンプ向けテントがわかる!
2人で快適に過ごせるテントを選んで、楽しい冬キャンプデビューをしましょう!
⇩この記事の動画はこちらからどうぞ!⇩
冬キャンプ向けテントを選ぶポイント
冬キャンプと聞くと初心者には少しハードルが高く感じてしまいますが、雪が降り積もるような地域じゃなければ、きちんと準備すれば案外簡単にチャレンジすることができます。
そのため慣れてくれば普段夏シーズンに使っているようなテントでも問題ありませんが、やはり冬シーズンに適したテントを使うと、より冬キャンプを楽しむことができます。
そこで冬キャンプ向けのテントを選ぶポイントをご紹介します。テントを選ぶポイント3つは、次の通りです。
ポイント
- コットンやTC素材で作られているか
- 裾にスカートがついているか
- 通気性は確保されているか
コットンやTC素材で作られているか
テントの生地には主に、軽量で機能性に優れるポリエステルと、通気性があり半永久的に使えるコットンやTC素材の大きく2つに分けられます。
ポリエステルは一般的なテントによく使われる素材で、軽量性や強度、コストに優れている一方で、結露しやすく火に弱いことが特徴です。対してコットンやTC素材はポリエステルと比べると重たいものの、通気性があるため結露しにくく、また火の粉にも強いことが特徴です。
冬キャンプでは十分に気をつけながら、テントの中でストーブを焚いてぬくぬくと過ごせるのが醍醐味のひとつです。しかしそのようにストーブを焚くと、外気温度の差が激しいことから結露しやすい、万が一テントに火が移ると燃え上がる危険があります。
そのため、結露に強く火の粉にも強いコットンやTC素材で作られているテントが、冬キャンプにはおすすめです。
裾にスカートがついているか
冬キャンプ向けのテントには、テントの裾にスカートと呼ばれる生地がついているとベストです。
スカートとは、雨が降った際に地面からの水滴の跳ね返りを防ぐことを目的に取り付けられていますが、テントと地面との間に隙間を塞ぐ役割も果たしてくれます。
そのためスカートのおかげで地面からの雨や冷気の侵入を防いでくれ、またテント内の保温性を高めてくれます。
せっかくテントの中でストーブを焚いても、足元から冷気が入ってきたら台なしですよね。なのでスカートがついたテントであれば、冬キャンプを快適に過ごすことができます。
通気性は確保されているか
"それじゃあ冬キャンプ向けのテントはとにかく風を通さないものがいいのか!"と考えてしまいそうですが、実はそうではありません。
テントの中でストーブを焚けば、当然一酸化炭素中毒のリスクも発生します。一酸化炭素は無味無臭の気体なので自力で気づくことは困難なため、一酸化炭素チェッカーを用意する他、定期的に換気を行うことが重要です。
このとき通気性の悪いテントだと、テントのパネルを一枚開けた程度では風が通らず、実は全然換気ができていなかったなんてことになりかねません。
そのためテントの天井や隅に換気ができるベンチレーションが設けられているなど、通気性が確保されているかきちんと確認しておきましょう。
より快適に過ごせるテントの条件
上記で挙げたポイントは冬キャンプ向けのテントの機能についてですが、冬キャンプをより楽しむのであれば、上記に加えてテントの選び方についても確認しておくと良いでしょう。
私の冬キャンプの楽しみ方は、手軽に扱える石油ストーブを使ってテントの中をぬくぬくにしながらまったりとおこもりスタイルでくつろぐことです。
そこでそのような楽しみ方をするために必要なテントの条件3つをご紹介します。
テントの条件3つは、次の通りです。
条件
- テントの中で立てる高さがある
- おこもりスタイルを楽しめる広さがある
- お座敷スタイルに適している
テントの中で立てる高さがある
テントの中では背の高い男性でも立てるような高さがあるととても快適です。
テントの中は寝るだけだからと夏シーズンなら割り切ることができても、テントの中で過ごす時間が多くなる冬シーズンはテントの中が窮屈だと不便に感じます。
そのため目安としてテントの中に180cm以上の高さがあると、座ったときに開放感があり、ゆったりとくつろぐことができます。
おこもりスタイルを楽しめる広さがある
テントの高さに加えて、テントの広さもあればより快適な冬キャンプを楽しめます。
テントのサイズは通常、使用人数+1名程度の大きさを選ぶことが多いですが、カップルや夫婦で楽しむデュオで使う冬キャンプ向けのテントであれば、余裕を持って4〜6人用のテントを選ぶと十分な広さが得られます。
これほどの広さがあればテントの中にリビングやダイニングと寝室とを両立することができ、暖かい空間で快適なおこもりスタイルを楽しむことができます。
お座敷スタイルに適している
せっかく快適な冬キャンプを楽しみたいのであれば、いっそのことお座敷スタイルで過ごしてみるのもとてもおすすめです。
お座敷スタイルはフロアにラグなどを敷いて地べたで過ごすスタイルですが、このスタイルは日本人である我々には本当にぴったりです。
例えばフロアにアルミマットなどの断熱材を敷き、その上にホットカーペットを重ねておしゃれなラグを敷けば、まるで家の中にいるかのような床暖房式の快適なキャンプサイトが出来上がります。
靴を脱いでゴロゴロしながら過ごせるキャンプは、とても気持ち良くはまること間違いなしです!
おすすめの冬キャンプ向けテント8選
それでは、冬キャンプ向けのテントのポイントに加えてより快適に過ごせるテントの条件にも見合った、デュオキャンプで使いたい厳選したテント8選をご紹介します。
tent-Mark DESIGNS サーカスTCDX
- 使用時:W420×D442×H280cm
- 収納時:W63×D27×H27cm
- 重量:約12.3kg
- 材質:フライ/コットン混紡生地(TC)、裾部/ポリエステルリップストップ150D
コスパに優れてオールシーズン大活躍するテントなら、tent-Mark DESIGNSのサーカスTCDXがおすすめです!
サーカスTCDXはワンポールテントのため寒い冬の日でも簡単に設営ができることに加えて、TC素材、スカートつき、通気性もばっちりと、冬にこそ活躍するテントとなっています。
また出入り口も前後に2ヶ所あるため、片方を閉め切る形で薪ストーブをインストールすることで、簡単に煙突を出して薪ストーブを楽しむこともできます(メーカー推奨ではありません)。
フロアがないためお座敷スタイルを楽しむには少し工夫が必要ですが、TC素材の割には軽くオールシーズン活躍できるので、初めて冬キャンプにチャレンジするといった人にはぴったりです!
私も実際にサーカスTCDXで冬キャンプを楽しんでいるので、詳しくは「デュオキャンプのテントに最適!tent-Mark DESIGNSサーカスTCDXの魅力を徹底レビュー!」を参考にしてみてください。
おすすめな人
- コスパに優れオールシーズン活躍するテントがほしい!
- 薪ストーブを楽しむことができるテントを選びたい!
SABBATICAL モーニンググローリーTC
- 使用時:W470×D440×H270cm
- 収納時:W77×D36×H23cm
- 重量:約14.35kg
- 材質:ウォール/TC素材(撥水加工)、マッドスカート/210Dポリエステルオックス
ワンポールテントの狭さを解消したユニークで使いやすいテントなら、SABBATICALのモーニンググローリーTCがおすすめです!
モーニンググローリーTCは正面に3本のサブポールを使って大きな入り口を作ることで、ワンポールテントの壁面が斜めで圧迫感がある弱点を上手に解決しています。
さらにその入り口には大きなメッシュを備えているため、テントの中にいながら開放的な景色を楽しむことができ、冬だけでなく夏キャンプでも活躍します。
価格もサーカスTCDXと同程度の約5万円とコスパにも大変優れ、アレンジ張りも楽しめる面白さがギュッと詰まったテントです!
おすすめな人
- 圧迫感を感じさせないワンポールテントがほしい!
- メッシュつきで夏キャンプにも使えるテントを選びたい!
ZANE ARTS ゼクーM
- 使用時:W440×D380×H250cm
- 収納時:W79×D27×H27cm
- 重量:約11.5kg
- 材質:75Dシリコーンポリエステルリプストップ・遮光UP加工
高いデザイン性と機能性で冬キャンプをおしゃれに過ごせるテントなら、ZANE ARTSのゼクーMがおすすめです!
ワンポールテントの構造でありながら逆V字の形をした3つのエクステンションポールによって、壁面が垂直に立ち上がりとても広々とした空間が生まれています。
またその見た目は他のテントにはない独特なものとなっており、キャンプ場でも目を惹くことは間違いありません。
標準でフロアシートも付属しているためお座敷スタイルも楽しめ、おしゃれな冬キャンプを過ごしたい人にはぴったりです!
おすすめな人
- 高いデザイン性と機能性とを兼ね備えたテントがほしい!
- おしゃれなテントで冬キャンプを楽しみたい!
ogawa ツインクレスタTC
- 使用時:W570×D305×H200cm
- 収納時:W72×D30×H30cm
- 重量:約11.1kg (付属品除く、付属品:約2.92kg)
- 材質:フライ/TC(耐水圧350mm)、ポール/6061アルミ合金
簡単に設営ができながら広々とした空間を作れるテントなら、ogawaのツインクレスタTCがおすすめです!
ツインクレスタTCはツーポールテントのため、ワンポールテントと同様に設営が簡単ですが、特徴的なのはそのポールの形がY字となっていることです。
そのため通常のツーポールテントであれば横から見ると三角形にななっているところ、ツインクレスタTCは台形となっているため、テントを閉め切っても圧迫感のない広々とした空間を作ることができます。
TC素材にスカートつきなので冬キャンプはもちろんですが、パネルの開閉のバリエーションが豊富でタープのような開放感も得られるため、オールシーズン活躍できそうです!
おすすめな人
- 設営が簡単な冬キャンプ向きのツーポールテントがほしい!
- 広々とした空間でオールシーズンキャンプを楽しみたい!
DOD カマボコテント3S
- 使用時:W500×D250×H185cm
- 収納時:Φ28×L68cm
- 重量:約14.4kg
- 材質:150Dポリエステル
これひとつでキャンプを存分に楽しめるコンパクトなツールームテントなら、DODのカマボコテント3Sがおすすめです!
カマボコテントにらS〜Lまで3サイズの展開がありますが、そのうちSサイズはコンパクトでありながらも大人2人で使うには程よい広さのツールームテントとなっています。
ツールームテントのため、寝室とリビングをこのテントひとつで作ることができ、別にタープを準備する必要もなく手軽にキャンプを楽しめます。
さらにはお座敷スタイルを最適なカマザシキや、プロジェクターの投影ができるカマボコシアターなど、専用のオプション品も充実しており様々な遊び方に答えてくれるテントです!
おすすめな人
- 冬キャンプ向きのコンパクトなツールームテントがほしい!
- お座敷スタイルや映画を見たりと様々な使い方で楽しみたい!
DOD エイテント
- 使用時:W310×D340×H202cm
- 収納時:W60×D28×H28cm
- 重量:約11.2kg
- 材質:屋根/ポリコットン、壁/150Dポリエステル、フロア/300Dポリエステル
圧倒的な開放感でまるで家のように過ごせる快適なテントなら、DODのエイテントがおすすめです!
エイテントはA型テントのようなデザインでありながら、壁面を高くとっているためか、その見た目はまさしく一軒家のようです。
特徴的なのはメッシュの多さで、テントの前後はパネルすべてを開放できる大型のメッシュを、側面にも半円形の大きなメッシュを備えているため、全面メッシュにすればテントの中にいるとは思えないほど開放的になります。
また屋根部分はTC素材、それ以外にはポリエステルを使うことで、結露対策を講じながら軽量性も兼ね備えており、いつでも気軽に持ち出したくなるテントとなっています!
私も冬はお座敷スタイルでキャンプを楽しんでいるので、詳しくは「冬のおこもりスタイルにぴったり!おしゃれでかわいいA型テントのDODエイテントを詳細レビュー」を参考にしてみてください。
おすすめな人
- 開放感のあるまるで家のようなテントがほしい!
- 結露に強くて軽量性も兼ね備えたテントを選びたい!
tent-Mark DESIGNS ペポ
- 使用時:W270×D290×H205cm
- 収納時:W75×D35×H35cm
- 重量:約15.9kg
- 材質:フライ/コットン35%・ポリエステル65%(表面撥水加工)
クラシカルな見た目でかわいらしい冬キャンプを楽しみたいなら、tent-Mark DESIGNSのペポがおすすめです!
いわゆるA型テントと呼ばれる昔ながらの構造で、少し褪せたようなイエローカラーがとてもクラシカルな雰囲気を醸しています。
もちろん見た目だけでなく、冬キャンプ向けのテントのポイントをすべて抑えており、さらには着脱式のグラウンドシートも標準装備のためお座敷スタイルも楽しめます。
フロアの広さもW270×D290cmとデュオキャンプなら寝室にリビングスペースも作れるため、コンパクトなおこもりスタイルも快適です!
おすすめな人
- クラシカルなかわいいテントがほしい!
- お座敷スタイルでおこもりキャンプを楽しみたい!
Nordisk アスガルド12.6
- 使用時:W400×D375×H250cm
- 収納時:Φ37×L114cm
- 重量:約16kg
- 材質:35%コットン・65%ポリエステル
冬キャンプでは憧れの存在とも言える美しいテントに惹かれるなら、Nordiskのアスガルド12.6がおすすめです!
アズガルドはテントの壁面が垂直に立ち上がったベル型テントに分類され、ワンポールテントと比べてとても広い空間を得られるのが特徴です。
またアズガルド12.6は6人用のテントであるため室内がとても広く、快適なお座敷&おこもりスタイルが楽しめます。
真っ白で柔らかな雰囲気を放つ存在感のあるテントなら、キャンプ上でも注目を浴びること間違いありません!
おすすめな人
- 快適にお座敷やおこもりスタイルが楽しめるテントがほしい!
- キャンプ場で注目を集めるような美しいテントを使いたい!
冬キャンプを快適にするアイテム3つ
冬キャンプ向けのテントがあれば冬キャンプを楽しむことができますが、せっかくならより快適に過ごすアイテムをそろえれば、冬キャンプにはまること間違いなしです!
そこで冬キャンプを快適にするために用意したい、おすすめのアイテム3つをご紹介します。
手軽に扱える石油ストーブ
冬キャンプで暖をとるなら薪ストーブやカセットストーブなどを使うという選択肢がありますが、圧倒的におすすめしたいのが石油ストーブです。
アウトドアに適した石油ストーブであれば、電源を必要とすることなく、また一度火を点けてしまえば安定した暖かさを得られるという手軽さが大変魅力的です。
メンテナンスや片付けもそれほど手間がかからないため、冬キャンプを始めてみたいという初心者にはぴったりの暖房器具です。
キャンプに使える石油ストーブについては、下記の記事を参考にしてみてください。
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冬キャンプの強い味方!小型でおしゃれな石油ストーブの選び方とおすすめ8選
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家のようにくつろげるラグ
冬キャンプの醍醐味とも言える快適なおこもりスタイルを実現したいなら、持ち運びに優れたおしゃれなラグがあるととても便利です。
ラグを足元に敷けば靴を脱いでリラックスすることができ、なんならそのままお座敷スタイルを作ってコタツを用意するなど、まるで家の中にいるかのようにくつろげる空間を楽しめます。
せっかく冬キャンプにチャレンジするのであれば、おしゃれなラグで快適なキャンプサイトを作りましょう。
キャンプで使えるおしゃれなラグについては、下記の記事を参考にしてみてください。
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キャンプサイトをおしゃれに彩る!キャンプで使えるラグの選び方とおすすめ6選
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冬でも暖かく過ごせるインナー
冬キャンプになれば気温が氷点下を下回ることも多々あるため、その中でも暖かく過ごせるように服装も気をつけなければいけません。
しかしながら冬の日中は太陽が出ていると意外と汗をかくこともあり、そのまま服が濡れた状態で気温が下がると、体温を奪われ想像以上に辛い思いをしてしまいます。
そこで保温力と速乾性を兼ね備えたインナーを着ることで、汗をかいてもすぐに乾き、寒い夜でも暖かく過ごせて冬キャンプには重宝します。
そんな便利なインナーとして私が愛用しているmont-bellのジオラインについては、下記の記事を参考にしてみてください。
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冬キャンプを快適に過ごせるアンダーウェア!mont-bellジオラインを4年間使った感想をレビュー
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まとめ
この記事では、カップルや夫婦などの2人で楽しむ冬キャンプデビューにおすすめしたい、冬キャンプ向けのテント8選をご紹介しました。
冬キャンプを楽しめる冬キャンプ向けのテントを選ぶポイント3つは、次の通りです。
ポイント
- コットンやTC素材で作られているか
- 裾にスカートがついているか
- 通気性は確保されているか
また、より冬キャンプを楽しめる快適なテントの条件3つは、次の通りです。
条件
- テントの中で立てる高さがある
- おこもりスタイルを楽しめる広さがある
- お座敷スタイルに適している
おすすめの冬キャンプ向けのテント8選を参考に、自分たちに合ったテントを見つけてみてください。
2人で快適に過ごせるテントを選んで、楽しい冬キャンプデビューをしましょう!
それでは良いキャンプライフを!