こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、最高の焚き火台と出会うための焚き火台の選び方と、2人で楽しむデュオキャンプにおすすめの焚き火台9選をご紹介します。
最高の焚き火台は最高に素晴らしいキャンプの時間を提供してくれます!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- 種類が多くてどの焚き火台を選べばいいかわからない!
- 2人で使うのに失敗しない焚き火台の選び方を知りたい!
- デュオキャンプで満足できるおすすめの焚き火台を教えて!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- 好みに合わせた種類別に焚き火台の選び方がわかる!
- 2人で使うのに失敗しない焚き火台を選ぶポイントがわかる!
- デュオキャンプで満足できるおすすめの焚き火台がわかる!
焚き火を楽しむ一時は、キャンプには欠かすことのできない重要な時間です。
2人で夢中になれるお気に入りの焚き火台を見つけて、満たされた時間を過ごしましょう。
種類別焚き火台の選び方
"焚き火台の種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない!"といった声が聞こえてきそうなほど、たくさんのメーカーから様々な種類の焚き火台が販売されています。
そこでまずは、それらの焚き火台を種類ごとに大別して、選び方をご紹介します。
種類別焚き火台の選び方3つは、次の通りです。
選び方
- 美しい炎を眺める観賞型
- 一緒に調理も楽しめる万能型
- コンパクトに持ち運べる軽量型
美しい炎を眺める観賞型
ひとつ目は、焚き火の醍醐味とも言える燃え上がった美しい炎を眺めることに長けた、観賞型の焚き火台です。
観賞型の特徴として、直火に近いスタイルで焚き火が楽しめるように火床が浅くなっていたり、炎によって焚き火台のサイドに施された装飾が浮かび上がったりなど、ただ眺めているだけで至福の時間を過ごすことができます。
一方で、焚き火台のサイズは大きくかさ張るために持ち運びが大変であったり、料理を楽しむためには工夫が必要など、扱いには慣れが必要になります。
そのため観賞型の焚き火台は、オートキャンプで持ち運びに制限がなく、キャンプでは焚き火を楽しむ時間を大切にしたい人におすすめです!
参考
観賞型の焚き火台をもっと詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
一緒に調理も楽しめる万能型
ふたつ目は、焚き火の高火力を生かして、スキレットやダッチオーブンなどの料理も楽しめる、万能型の焚き火台です。
万能型の特徴として、観賞型と同様に焚き火を楽しめるのはもちろんのこと、ゴトクや焼き網が載せられるように焚き火台に高さがあったり、専用の付属品が付いているなど、キャンプらしい料理を楽しむことができます。
一方で、多機能な分サイズが大きく重量も増えること、またパーツが増えるため準備や片付けに手間がかかることがあります。
そのため万能型の焚き火台は、ひとつの焚き火台で焚き火も料理も両方楽しみたい、ミニマル思考の人におすすめです!
参考
万能型の焚き火台をもっと詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
コンパクトに持ち運べる軽量型
みっつ目は、収納サイズは非常にコンパクトで持ち運びやすさに優れているにも関わらず、組み立てれば大きな薪をくべることもできる軽量型です。
軽量型の特徴として、焚き火台を構成するパーツが少なく、またメッシュ構造やチタンなどの軽量な素材が使われることで、1kgを大きく下回る重量となっています。
一方で、コンパクトゆえに豪快な焚き火を楽しむには不向きなことや、料理を楽しむにも工夫が必要など、多少の不便さは感じられます。
そのため軽量型の焚き火台は、ひとりで楽しむソロキャンプや、ツーリングやバックパックでのキャンプなど、軽量化が求める人におすすめです。
参考
軽量型の焚き火台をもっと詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
焚き火台を選ぶポイント
大別すると、焚き火台には3種類の選び方があることをご紹介しました。次は、焚き火台を選ぶ上で押さえておきたいポイントをご紹介します。
焚き火台を選ぶポイント5つは、次の通りです。
ポイント
- 焚き火台の用途
- 使用時&収納時のサイズ
- 焚き火台の素材
- 後処理の簡便さ
- 魅力的なデザイン
焚き火台の用途
一番に押さえておきたいポイントは、"焚き火台に何を求めるのか?"ということです。
先ほどご紹介した通り、焚き火台には焚き火を楽しむ時間・料理を楽しめる機能・コンパクトな軽量性と、それぞれ得意とする性能が変わってきます。
もちろん中には、それぞれを高い次元で両立したハイスペックな焚き火台もありますが、たいてい高価で入手困難だったりします。
そのため、基本的にはどの性能を求めるのか、優先順位をつけて焚き火台を探すことをおすすめします。
使用時&収納時のサイズ
焚き火台を選ぶ上で重要なのが、焚き火台の使用時と収納時のサイズについてです。
例えば火床のサイズが40cmを越えるような大きい焚き火台だと、市販の薪をそのまま入れられて、豪快な焚き火を楽しむことができます。
一方で、収納時のサイズは大きくかさ張りがちで、そのため積載スペースを大きく圧迫することになります。
そのため自分のキャンプのスタイルや積載スペースと相談して、納得のいく焚き火台を選びましょう。
焚き火台の素材
焚き火台の素材には主に、スチールとステンレスの二つに分けられます。
スチールは強度が高く頑丈で、サビさえも味として経年変化を楽しむところに魅力を感じる玄人向きです。
一方で、ステンレスはスチールと比べて軽量で、サビに強いため長くきれいに使うことができるため、初心者にも使いやすいです。
また、軽量な焚き火台の中にはチタンを使っているものもあります。チタンはステンレスよりさらに軽量で、同様にサビに強いため、コンパクトな焚き火台を求める人にぴったりな素材です。
後処理の簡便さ
焚き火をした後には火床に灰が残りますが、この後処理の簡便さも、焚き火台と長く付き合っていく上で大事なポイントです。
例えば軽量な焚き火台であれば、焚き火台ごと持ち上げて灰を捨てることができたり、大きな焚き火台の中には灰受けを備えていて、簡単に灰を捨てられるようになっています。
一方でそういった工夫のない大きな焚き火台だと、持ち上げるのも大変で、灰の後処理に苦労するかもしれません。
焚き火の最中だけでなく、焚き火の後のことも考えて、自分に合った焚き火台を選びましょう。
魅力的なデザイン
ここまで4つのポイントをご紹介してきましたが、満足できる焚き火台を選ぶ上で最も重要なのは、魅力的なデザインだったりします。
次々と新しい焚き火台が登場してくる中で、デザインも機能性も兼ね備えた焚き火台が本当に多くなりました。
特にガレージブランドの出す焚き火台は、おしゃれでカッコいいデザインと、ニッチなニーズをも捉えた機能性で、所有欲を満たしてくれることは間違いありません。
たとえ不満な点があったとしても、それが霞むくらい夢中になれる焚き火台を見つけましょう!
おすすめの焚き火台9選
それでは初心者からベテランまで多くのキャンパーから愛される、2人で使うのにおすすめの焚き火台9選をご紹介します。
snow peak 焚き火台M
- 使用時:W35×D35×H24.8cm
- 収納時:W51.5×D45×H3.2cm
- 重量:約3.5kg
- 材質:ステンレス
シンプルながら美しい名品とも言える焚き火台なら、snow peakの焚き火台Mがおすすめです!
焚き火台というジャンルを作り出したsnow peakの焚き火台は、思わず使いたいと感じるデザインに、長く愛用できるタフな作りが魅力です。
またオプション品も豊富で焼き網やグリルを組み合わせることで、BBQやステーキなど料理を楽しむこともできます。
焚き火も料理も妥協なく楽しみたい人に最適です!
おすすめの人
- シンプルで美しい焚き火台がほしい!
- 充実したオプション品で料理も楽しみたい!
UNIFLAME ファイアグリル
- 使用時:W43×D43×H33cm
- 収納時:W38×D38×H7cm
- 重量:約2.7kg
- 材質:本体・ロストル/ステンレス、スタンド・焼き網/鉄
多くのキャンパーから絶大な人気を誇るロングセラーな焚き火台なら、UNIFLAMEのファイアグリルがおすすめです!
その人気の理由は、これ一台で焚き火・BBQ・ダッチオーブン料理と様々楽しむことができ、準備や片付けが簡単に行えることでしょう。
また耐久性に優れ、高い品質であるにも関わらず、リーズナブルな価格で手に入れることができます。
そのため、どれを選べばいいかわからない初心者キャンパーには、最適な選択肢となるでしょう!
おすすめの人
- ロングセラーで買って間違いない焚き火台を選びたい!
- リーズナブルに手に入る万能な焚き火台がほしい!
LOGOS the ピラミッドTAKIBI M
- 使用時:W36×D35×H22cm
- 収納時:W35×D19.5×H7cm
- 重量:約2.2kg
- 材質:ステンレス、スチール
元祖ピラミッド型の焚き火台で、焚き火も料理も楽しみたいなら、LOGOSのthe ピラミッドTAKIBI Mがおすすめです!
どっしりと構えた見た目とは裏腹に、わずか10秒で組み立てられ、灰受けがあるため後片付けも簡単に済みます。
またゴトクや串焼きプレートが標準装備となっているため、買ってすぐにダッチオーブン料理や串焼きを楽しむことが可能です。
もちろん豊富なオプション品を使えばピザだって焼ける、料理にこだわりたい人にぴったりです!
おすすめの人
- 準備も片付けも簡単な焚き火を使いたい!
- 色々な料理を楽しめる焚き火台がほしい!
Coleman ファイアーディスク
- 使用時:Φ45×H23cm
- 収納時:Φ45×H8.5cm
- 重量:約1.6kg
- 材質:ステンレス
直火のような焚き火を簡単に楽しめる焚き火台なら、Colemanのファイアーディスクがおすすめです!
三本の足を組み立てるだけの簡単な設営で、広くて浅い火床に自由に薪を組んで焚き火を楽しめます。
またそのシンプルな構造から、空気がたくさん取り込まれ、360°どこからでも燃え上がる焚き火を眺めることができます。
付属の焼き網を使えばBBQも楽しめる、焚き火をメインに料理も外せない人に最適です!
おすすめの人
- 直火のような焚き火を楽しみたい!
- 燃え上がる焚き火を眺める楽しみ方をしたい!
Solo Stove レンジャー
- サイズ:Φ38×H32cm
- 重量:約6.8kg
- 材質:ステンレス
圧倒的な燃焼効率で美しく立ち上る炎に見惚れたいなら、Solo Stoveのレンジャーがおすすめです!
レンジャーの特徴は、普通に薪を燃やす一次燃焼に加え、そこで燃やしきれなかった物質や可燃性ガスをさらに燃やす二次燃焼によって、圧倒的な燃焼効率を誇ることです。
そのため灰などの燃えカスもほとんど残らず、きれいに燃やし切ります。
また簡単に大きな炎が立ち上ることに加えて、二次燃焼独特の美しい炎の道筋を見られるため、焚き火の炎にこだわる人には最高でしょう!
おすすめの人
- 大きく立ち上る炎に見惚れたい!
- 二次燃焼の美しい炎を眺めたい!
mont-bell フォールディングファイヤーピット
- 使用時:W42×D22×H30cm
- 収納時:W42×D30×H5cm
- 重量:約4.1kg
- 材質:本体・ロストル/ステンレス、焼き網/スチール
コンパクトに持ち運べる二次燃焼の焚き火台なら、mont-bellのフォールディングファイヤーピットがおすすめです!
上記のSolo Stoveと同様に、二次燃焼によって燃焼効率に優れていながら、収納サイズは厚さ5cmと非常にコンパクトになります。
しかしながら組み立てれば最大40cmの薪がそのまま入るサイズなので、どんどん薪をくべて美しい炎を楽しむことができます。
付属の焼き網やオプションのクッカースタンドを使えば料理もできる、欲張りに全てを楽しめる焚き火台です!
おすすめの人
- コンパクトに持ち運べる二次燃焼の焚き火台がほしい!
- 焚き火も料理も欲張りに全てを楽しみたい!
Belmont tabi
- 使用時:W36×D23.7×H17cm
- 収納時:W36×D17.8×H1.5cm
- 重量:約423g(本体/約299g、側板/約29g、網/約96g)
- 材質:本体・側板/チタニウム、焼き網/ステンレス
大きな薪もくべることができる軽量コンパクトな焚き火台なら、Belmontのtabiがおすすめです!
チタンでできたtabiは、本体だけならわずか298gと驚くほど軽く、しかし40cmを越える薪でも問題なくくべることができるため、不自由なく焚き火を楽しめます。
また熾火を作って付属のステンレス網を使えば、クッカーやフライパンを使った料理も可能です。
バックパックの隙間に入れて持ち歩ける、軽量化を求めるキャンパーの味方です!
おすすめの人
- 大きな薪もくべられる軽量な焚き火台がほしい!
- バックパックの隙間にも入るコンパクトな焚き火台を使いたい!
MONORAL ワイヤフレームフェザー
- 使用時:W43.5×D37×H16.5cm
- 収納時:W13×L34cm
- 重量:約 125g(本体/100g、収納袋/25g)
- 材質:本体/ステンレス・アルミ合金、メッシュ/チタン
最軽量のミニマムな焚き火台でゆったりと焚き火を嗜むのなら、MONORALのワイヤフレームフェザーがおすすめです!
本体重量100g、ケースに入れても125gと、焚き火台とは思えない驚きの軽さです。しかし組み立てれば、小枝や小さな針葉樹の薪もくべられる、立派な焚き火台となります。
チタンメッシュの火床で燃焼効率も良いため、小さな薪でちびちびと焚き火を楽しむのにぴったりです!
おすすめの人
- 最軽量のミニマムな焚き火台を使いたい!
- 小さな薪でちびちびと焚き火を楽しみたい!
PAAGO WORKS ニンジャファイヤースタンド ソロ
- 使用時:W35×D25×H25cm
- 収納時:W40×D10×H2cm
- 重量:約400g(本体/275g、その他/125g)
- 材質:ステンレス
MONORALに劣らない超軽量かつ料理も楽しめる焚き火台なら、PAAGO WORKSのニンジャファイヤースタンド ソロがおすすめです!
本体重量はわずか275gと軽量でありながら、付属のゴトクでお湯を沸かせたりお米を炊いたりと、料理も可能です。また、火床となるステンレスメッシュは耐久性に優れ、使用後は軽く水洗いするだけできれいにできます。
さらにゴトクはトングとして火の調整もできるなど、ミニマルに機能の詰まった焚き火台です!
おすすめの人
- 超軽量かつ料理も楽しめる焚き火台を使いたい!
- ミニマルに機能の詰まった焚き火台がほしい!
焚き火の必需品5選
焚き火を思う存分楽しむためには、焚き火台以外にも必要なものがあります。そこで、焚き火台を楽しむための必需品5選をご紹介します。
焚き火シート
焚き火台によっては地面と火床の距離が近く、地面に熱が伝わってしまう可能性があります。
場合によっては芝が焼け焦げてしまうなど、キャンプ場にダメージを与えてしまうため、焚き火台を楽しむ際は必ず焚き火シートを準備しましょう。
焚き火シートは火や熱を遮るだけでなく、隙間から落ちた灰の受け皿としても役立つため、焚き火台の大きさに合ったサイズを選びましょう。
キャンプ用グローブ
焚き火を楽しむためには、グローブがあると安心です。焚き火では薪を割ったり、その薪を焚き火にくべたりしますが、その際にささくれや焚き火の熱から手を保護してくれます。
他にもテントの設営や熱々の鉄板を動かすのにも役立つため、ひとつは準備しておきましょう。
詳しくは、「設営や薪割りに大活躍!キャンプ用グローブの選び方とおすすめ5選」を参考にしてください。
ガスライター
焚き火の火を起こすには、ファイヤースターターやマッチを使うなどいくつか方法がありますが、選択肢としてガスライターを持っておくのもおすすめです。
ガスライターは狙ったところにピンポイントで火を点けられるため、ランタンやストーブの点火にも役立ちます。
詳しくは、「吹き荒れる風の中でも確実着火!キャンプで使えるガスライターの選び方とおすすめ4選」を参考にしてください。
アウトドアナイフ
焚き火に必要な薪は、ショップなどで薪の束を購入する人が多いと思いますが、そのままでは焚き火を楽しむことはできません。そこでアウトドアナイフが大活躍します。
ナイフがあればバトニングで小割を作ったり、フェザーススティックを作って自然の着火材を用意したりと、焚き火をより楽しむことができます。
詳しくは、「バトニングにも挑戦!よりキャンプを楽しめるアウトドアナイフの選び方とおすすめ6選」を参考にしてください。
火バサミ
焚き火の炎をいじるためには、火バサミを忘れてはいけません。燃え盛る炎は非常に高温なため、長さのない料理用のトングでは薪を動かすことはできません。
そのため焚き火を楽しむためにも、焚き火専用の火バサミを準備しましょう。
詳しくは、「キャンプ用の火バサミは先端の構造で選べ!使いやすい火バサミの選び方とおすすめ6選」を参考にしてください。
まとめ
この記事では、最高の焚き火台と出会うための焚き火台の選び方と、2人で楽しむデュオキャンプにおすすめの焚き火台9選をご紹介しました。
種類ごとに大別した焚き火台の選び方3つは、次の通りです。
選び方
- 美しい炎を眺める観賞型
- 一緒に調理も楽しめる万能型
- コンパクトに持ち運べる軽量型
また、焚き火台を選ぶ上で押さえておきたいポイント5つは、次の通りです。
ポイント
- 焚き火台の用途
- 使用時&収納時のサイズ
- 焚き火台の素材
- 後処理の簡便さ
- 魅力的なデザイン
おすすめの焚き火台9選に加えて、焚き火を楽しむための必需品5選もご紹介しました。
焚き火を楽しむ一時は、キャンプには欠かすことのできない重要な時間です。2人で夢中になれるお気に入りの焚き火台を見つけて、満たされた時間を過ごしましょう。
それでは良いキャンプライフを!