こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、迷ったらこのペグを選べば間違いないとおすすめできる、村の鍛冶屋のエリッゼステーク28cmをレビューします。
本格的にキャンプを始めたい人の最初のペグにおすすめです!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- どんなペグを選べばいいかわからない!
- おすすめの鍛造ペグを知りたい!
- エリッゼステークの使い勝手を教えて!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- エリッゼステークの魅力がわかる!
- 実際に使って感じたメリットやデメリットがわかる!
- エリッゼステークがおすすめの人がわかる!
あらゆるフィールドで活躍できるペグを選んで、楽しいキャンプに出掛けましょう!
購入に至るまでの経緯
はじめに、村の鍛冶屋のエリッゼステークの購入を検討したきっかけや購入を決意した理由、実際に使ってみた感想についてご紹介します。
購入を検討したきっかけ
キャンプにペグは必需品です。テントを購入した際に付属してきますが、アルミ製のピンペグでは、やはりチープ感は否めません。
またそれだけでなく、使い勝手や強度、固定力といった性能が伴っていないと、テントの設営に苦労したあげく、倒壊してしまうおそれもあります。
そこで初心者でも使いやすく、かつキャンプのスタイルが変わっても長く使えるペグを探すことにしました。
購入を決意した理由
ペグはデザインの種類や使われている素材など、様々な組み合わせと豊富な選択肢から購入するのについ悩んでしまうギアのひとつです。
当然私もたくさんの情報を調べて検討を行いましたが、やはりペグの一番の重要ポイントは”安心してテントやタープの設営に使えるかどうか”です。
いくらデザインが良くても、軽量で持ち運びに優れていても、例えば大雨のときや強風のときに簡単に折れたり抜けたりするようであれば安心して使うことができません。
そのため初心者でも使いやすく、かつ様々なフィールドで万能に安心して使えるペグということで鍛造ペグに絞り込み、さらにその中でも特徴的な作りに魅力を感じたエリッゼステークの28cmを選ぶことにしました。
参考
鍛造ペグ以外にも自分にあったペグの見つけ方については、下記の記事を参考にしてみてください。
実際に使ってみた感想
やはり噂にたがわぬ使い勝手の良さで、テントやタープなど、様々な設営で大活躍しています!
まずヘッドが大きいためハンマーを当てやすく、また力が真っ直ぐに伝わるため、数回叩くだけでするすると地面に刺さっていきます。
またコンクリートにも突き刺さる頑丈な鍛造作りなので、小石が混ざっているキャンプサイトでもお構いなしにペグを打てます。
そして地面を捉えて強力な固定力を発揮するため、安心してテントを設営することができます。ペグが変わるだけでこんなにもキャンプが快適になるのかと、とても驚きました。
村の鍛冶屋 エリッゼステークについて
それでは、私が購入した村の鍛冶屋のエリッゼステークについて、スペックや特徴について簡単にまとめます。
村の鍛冶屋とは
村の鍛冶屋とは、新潟県三条市に本社を構える株式会社山谷産業が手掛けるアウトドアブランドです。
燕三条昔から金物の街として有名であり、山谷産業もその金物の加工技術を生かして包丁や斧、鉈などの園芸用品やDIY工具などを多数、製造販売しています。
その中でも村の鍛冶屋ではキャンプ道具を中心に取り扱っており、そのこだわり抜かれた製品群は、多くのキャンパーから人気を集め、支持を受けています。
エリッゼステークの種類
エリッゼステークには、次の4種類のサイズ展開があります。
- エリッゼステーク18cm約77g
- エリッゼステーク28cm:約192g
- エリッゼステーク38cm:約346g
- エリッゼステーク48cm:約369g
サイズの選び方としては、最も使いやすく、幅広いサイズのテントに適した長さとしては、28cmがおすすめです。
一方で、山岳用の軽量なテントやソロテントなどの小型なテントであれば18cmが、ツールームなどの大型テントや大型タープの場合には、より固定力の高い38cmを選ぶと良いでしょう。
エリッゼステークのスペック
エリッゼステーク28cmのスペックは、次の通りです。
- 種類:鍛造ペグ
- サイズ:28cm
- 重量:約192g
- 材質:鉄(カチオン電着塗装)
サイズ展開は18cm/28cm/38cm/48cmと4種類ありますが、使い勝手と持ち運びのバランスに優れた28cmが一番人気です。
重量は約192gと重たいですが、この重みも合わさってテントをしっかりと固定します。またカチオン電着塗装によってサビにも強く、そのため手入れを続けて長く大切に使っていくことができます。
ペグ選びに悩んだらこれを選べば間違いないと言える、初心者キャンパーに自信をもっておすすめできるペグです!
エリッゼステークの特徴
それでは、エリッゼステークの特徴をご紹介します。特徴3つは、次の通りです。
ポイント
- 抜群の強度を誇る鍛造作り
- 特徴的な楕円形の断面
- 豊富なカラーバリエーション
抜群の強度を誇る鍛造作り
約1,100℃になるまで真っ赤に熱した鋼材に、約1トンの強力な力を加えることで完成する、抜群な強度を誇る鍛造作りのペグです。
この強度はコンクリートにも突き刺さるほどで、そのため小石が混ざっているキャンプサイトであっても、小石を打ち砕きながら打ち込むことができます。
よくあるペグが曲がってしまうような失敗も、エリッゼステークなら心配無用です。
特徴的な楕円形の断面
製品名にもなっている"エリッゼ"とは、イタリア語で"楕円"を表すように、ペグの断面が円形ではなく楕円形になっているのが大きな特徴です。
そのため地面に刺してもクルクルと回ることなく、しっかりと地面を捉えて強力な固定力を発揮します。
また楕円形によってヘッドのサイズも大きくなっており、そのため初心者でも打ち損じることなくハンマーで打ち込むことができます。
豊富なカラーバリエーション
エリッゼステークのもうひとつの大きな特徴が、カラーバリエーションが豊富なことです。
シンプルなブラック以外に、レッド、ブルー、イエローなど、色とりどりの選択肢が用意されています。
そのため自分のキャンプサイトに合わせたカラーや、紛失防止に目立つカラーなど、目的に合わせた好みのカラーを選ぶことができます。
おすすめの人
- 初心者でも扱いやすいペグを使いたい!
- どんなフィールドでも使えるペグを選びたい!
- 長く大切に使っていけるペグがほしい!
エリッゼステークのメリット
それでは、実際にエリッゼステークを使って感じたメリットをご紹介します。
エリッゼステークのメリット3つは、次の通りです。
メリット
- あらゆるフィールドで活躍する
- テントの設営が楽になる
- 抜群に使い勝手が良い
あらゆるフィールドで活躍する
何より一番大きなメリットは、芝生や砂地、林間や河原など、あらゆるフィールドで活躍することです。
頑丈な鍛造ペグなので硬い石があってもお構いなしにペグを打て、また曲がることなくしっかりと刺さるので、どんな場所でもテントの設営ができます。
本来なら設営するテントの大きさや、地面や天候の状況に合わせて最適なペグを使い分ける必要がありますが、エリッゼステークならそれらに幅広く対応できます。
そのためこれ一本あれば、ほとんどのフィールドでキャンプを楽しむことができます!
テントの設営が楽になる
テントの設営はキャンプを楽しむための最初の関門ですが、エリッゼステークを使えば、そのテントの設営が楽になります。
なぜなら、軽い力でもしっかりとペグに力が伝わること、そして頑丈なペグが小石なども砕きながら地面に突き刺さるためです。そのためサクサクとペグを打ち込むことができ、ペグを打つのが楽しくなってくるほどです。
楽しくテントの設営をしてキャンプを始められる、そんな素敵なペグがエリッゼステークです。
抜群に使い勝手が良い
エリッゼステークのメリットはそれだけでなく、ペグ自体の使い勝手も抜群に優れています。
特にペグの抜きやすさに工夫があり、特徴的な楕円形の断面のおかげで抜くときには90°回して地面に隙間を作ることで、簡単に引き抜くことができます。
固定力が高いペグほど撤収の際には引き抜きにくいわけですが、この工夫のおかげで撤収もあっという間です。
特に同社のアルティメットペグハンマーとの相性は抜群で、ペグと合わせてそろえることをおすすめします!
詳しくは、「コンパクトだからこそ使いやすい!村の鍛冶屋アルティメットハンマーショートをレビュー」を参考にしてください。
-
コンパクトだからこそ使いやすい!村の鍛冶屋アルティメットハンマーショートをレビュー
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エリッゼステークのデメリット
とても優れたエリッゼステークですが、実際に使って感じたデメリットもあるためご紹介します。
エリッゼステークのデメリット3つは、次の通りです。
デメリット
- 重量があって持ち運びが大変
- 砂浜などの柔らかい地面は苦手
- 手入れしないとサビる
重量があって持ち運びが大変
鍛造ペグなので仕方ないところでありますが、やはり重量があって持ち運びは大変です。
私のテントは使うペグの本数が少ないのですが、それでも計13本、重量約2.5kgになります。その他にも予備のピンペグやガイロープなどを入れているため、ペグケースの重量は4kg近くになります。
もしこれで鍛造ペグだけで20本以上必要となれば…考えただけでも恐ろしいです 笑
鍛造ペグ並みの強度がありながら、少しでも軽量化を目指すなら、ステンレス製やチタン製のペグがおすすめです。
砂浜などの柔らかい地面は苦手
あらゆるフィールドで活躍が期待できるエリッゼステークですが、砂浜などの柔らかい地面は苦手です。
地面が柔らかいと、いかにペグの強度が高くても風にあおられて簡単に抜けてしまいます。抜けたペグはガイロープに繋がったまま暴れると、ケガをするおそれがあり大変危険です。
そのため柔らかい地面には、それに適したサンドペグやスクリューペグを使うようにしましょう。
手入れしないとサビる
鉄製のエリッゼステークは表面にカチオン電着塗装を施すことで、サビに強い仕上がりとなっています。しかし繰り返し使用していくうちに、塗装が剥がれることで中の鉄部分が露出します。
すると、使用後に残った汚れや水分からサビが発生してしまう可能性があります。そのため使用後の手入れは必須です。
ただ実際には、使用後は必ずペグについた土を落としてからペグケースに収納するため、実際にそれほど手間だと感じることはありません。
まとめ
この記事では、迷ったらこのペグを選べば間違いないとおすすめできる、村の鍛冶屋のエリッゼステーク28cmをレビューしました。
エリッゼステークのスペックおよび特徴は、次の通りです。
- 種類:鍛造ペグ
- サイズ:28cm
- 重量:約192g
- 材質:鉄(カチオン電着塗装)
ポイント
- 抜群の強度を誇る鍛造作り
- 特徴的な楕円形の断面
- 豊富なカラーバリエーション
また、実際に使って感じたメリットとデメリットは、次の通りです。
メリット
- あらゆるフィールドで活躍する
- テントの設営が楽になる
- 抜群に使い勝手が良い
デメリット
- 重量があって持ち運びが大変
- 砂浜などの柔らかい地面は苦手
- 手入れしないとサビる
不便に感じるデメリットもありますが、それでも使い勝手は抜群なペグに違いありません。
エリッゼステークはこんな人におすすめ!
おすすめの人
- 初心者でも扱いやすいペグを使いたい!
- どんなフィールドでも使えるペグを選びたい!
- 長く大切に使っていけるペグがほしい!
あらゆるフィールドで活躍できるペグを選んで、楽しいキャンプに出掛けましょう!
それでは良いキャンプライフを!