こんにちは!
ミニマルキャンパーのBLIAN(@blian_campiiiiing)です。
この記事では、薪割りや焚き火が楽しくなるキャンプで大活躍間違いなしの、ハスクバーナの手斧38cmをレビューします。
ハスクバーナは初心者でも扱いやすいので薪割りも焚き火も今よりもっと楽しくなりますよ!
この記事はこんな人におすすめ!
おすすめな人
- キャンプで薪割りをしてみたい!
- 初心者でも扱える手斧を探している!
- ハスクバーナの手斧の使い勝手を知りたい!
この記事では、次のことがわかります。
ポイント
- ハスクバーナの手斧の魅力がわかる!
- 実際に使って感じたメリットやデメリットがわかる!
- ハスクバーナの手斧がおすすめな人がわかる!
初心者でも扱いやすい手斧を手に入れて、楽しい薪割り&焚き火タイムを過ごしましょう!
購入に至るまでの経緯
はじめに、ハスクバーナの手斧38cmの購入を検討したきっかけや購入を決意した理由、実際に使ってみた感想についてご紹介します。
購入を検討したきっかけ

”キャンプと言えばブッシュクラフトを楽しみたい!”ということで、キャンプを始めた当初はモーラナイフのコンパニオンヘビーデューティを使っていました。
しかしナイフを使ったバトニングで針葉樹を割ることができても、密度の高い広葉樹を割ることができず、ナイフだけではだんだんと物足りなさを覚えていくように...。
そこでよりキャンプを楽しめるよう、広葉樹も割ることができる手斧にチャレンジすることに決めました。
購入を決意した理由

手斧を選ぶ条件として、次のことを優先しました。
- ツールボックスに収まるサイズ感(全長40cm以内)
- テンションの上がるカッコいいデザイン
- アンダー1万円以内で手に入る手頃な価格
手斧はサイズが大きくなると遠心力がアップして薪割りが簡単になりますが、その分大きくて重たく持ち運びに苦労します。
しかしだからといってサイズを小さくすると、力がうまく乗らずに広葉樹を割るには苦労するかもしれません。
そのためサイズと重量のバランスが良く、なおかつその上でデザインや価格を考慮していった結果、キャンパーから高い評価を得ているハスクバーナの手斧38cmを選ぶことにしました。
参考
その他にもキャンプにおすすめ手斧については、下記の記事を参考にしてみてください。
実際に使ってみた感想

はじめは手こずりましたが、慣れるとサクサクと薪を割ることができ、薪割りが楽しくなりました!
力任せで斧を振ってもうまく薪に当たらず、また力も上手に薪に伝わりません。しかし斧の重さに任せて軽く振ると、驚くほどきれいに薪に当たって割ることができます。
この感覚がとても気持ちよく、割る薪がなくなるまで思わず続けてしまえるほどです 笑
このように初心者でも扱うことができ、薪割りや焚き火をますます楽しむことができるようになります。
ハスクバーナ 手斧について
それでは、私が購入したハスクバーナの手斧38cmについて、スペックや特徴について簡単にまとめます。
ハスクバーナとは

ハスクバーナ(Husqvarna)とは、スウェーデンのストックホルムを拠点に世界60ヶ国以上で販売を行っている、農林造園業機械や建設関連機器を取り扱う老舗ブランドです。
ハスクバーナの作る手斧については、高品質なスウェーデン鋼やヒッコリー材などの素材を贅沢に使って作られているのが特徴です。
また用途や機能に応じて様々な種類の手斧を販売しており、そのためキャンプだけでなく、本格的な薪割りなど本業の人にも愛用者が多いブランドです。
ハスクバーナの手斧の種類

ハスクバーナは上記の通り、様々な種類の手斧を取り扱っています。このうちキャンプによく使われる種類としては、図中左上にあるキャンプ用斧、ハチェットヤンキー、手斧の3種類です。
これらの違いは次のとおりです。
キャンプ用斧 | ハチェットヤンキー | 手斧38cm | |
---|---|---|---|
サイズ | 38cm | 38cm | 38cm |
全体重量 | 500g | 700g | 600g |
ヘッド重量 | 784g | 1,007g | 980g |
製造 | スウェーデン | ドイツ | スウェーデン |
このように比較すると、3種類ともすべてサイズは同じ38cmとなっています。
一方でキャンプ用斧はヘッドが少しくびれており、手斧38cmと比べるとヘッド重量が100gほど軽くなっています。また日本限定となるハチェットヤンキーは、手斧38cmよりもヘッド重量が100gほど重くなっています。
またハチェットヤンキーは製品の製造元でドイツとなっているため、通常手斧38cmなどに刻印されている"HAND FORGED MADE IN SWEDEN"の文字がありません。
いずれにせよキャンプであれば使い勝手にそれほど大きな影響はないため、デザインや好みで使いたい手斧を選ぶといいでしょう。
ハスクバーナ 手斧38cmのスペック

ハスクバーナ 手斧38cmのスペックは、次の通りです。
- サイズ:全長/38cm、全幅/15cm、刃幅/8cm
- 重量:全重量/約980g、ヘッド重量/約600g
- 材質:刃/スウェーデン鋼、柄/ヒッコリー材
全長は約38cmと、いわゆる"ハチェット"に分類される小型の斧で、キャンプに持ち出すのにちょうど良いサイズ感です。
また約980gという重量は一見重たく感じますが、そのおかげで斧の重さだけで簡単に薪を割ることができます。
ハスクバーナには手斧とよく似た"キャンプ用斧"がありますが、そちらは重量が軽いため、山林に入って薪を調達する用途に適しています。
そのため、市販の薪を割る用途であれば、こちらの手斧の方がおすすめです。
ハスクバーナ 手斧38cmの特徴
それでは、ハスクバーナの手斧38cmの特徴をご紹介します。特徴3つは、次の通りです。
ポイント
- 高品質のスウェーデン鋼
- 強靭なヒッコリー材
- 絶妙なカーブを描いた柄
高品質のスウェーデン鋼

スウェーデン鋼は不純物が非常に少ないため、弾力性が高く、サビに強いといった特徴を持っています。
手斧のヘッドにはこの高品質のスウェーデン鋼が使われ、ひとつひとつ職人が叩き上げて作る鍛造作りによって仕上げられています。
そのため優れた耐久性を有しながら、鋭い切れ味を可能としています。その証として表面には、"HAND FORGED MADE IN SWEDEN"と刻印されています。
強靭なヒッコリー材

ヒッコリーはクルミ科に属する硬い木で、衝撃に対する吸収性に優れ、野球のバットやドラムのスティックなんかによく使われる木材です。
手斧のハンドルはこの強靭なヒッコリー材で作られており、耐衝撃が必要な手斧にはぴったりの素材です。
またヒッコリーはとてもきれいに仕上がるため、手斧のハンドルもオイルで手入れをする楽しみがあります。
絶妙なカーブを描いた柄

手斧の柄は絶妙なカーブを描いており、これが手斧全体のデザインを引き立たせています。
しかしこのカーブはただのデザインでなく、力を存分に伝え、疲労を軽減するよう計算されたカーブなのです。
このように300年以上の歴史を誇るハスクバーナの魅力が詰まった手斧であれば、キャンプでの薪割りも楽しくなることは間違いありません。
おすすめの人
- キャンプで薪割りにチャレンジしてみたい!
- コスパに優れたカッコいい手斧がほしい!
- 初心者でも扱える手斧を使いたい!
Husqvarna 手斧38cmのメリット
それでは、実際にハスクバーナの手斧38cmを使って感じたメリットをご紹介します。
ハスクバーナの手斧38cmのメリット3つは、次の通りです。
メリット
- 薪割りが楽しくなる扱いやすさ
- 所有欲が満たされるカッコいいデザイン
- コスパに優れ初めての手斧に最適
薪割りが楽しくなる扱いやすさ

少し慣れれば初心者でも簡単に薪を割れるようになることから、薪割りが楽しくなる扱いやすさが非常に魅力的です。
その理由はやはり適度なヘッド重量やカーブを描いた力を伝えやすい柄のおかげで、そのため針葉樹はもちろん、上手に振れば広葉樹の薪でも気持ちよく割ることができます。
また全長は約38cmとツールボックスに収まるサイズ感、本体重量は約970gと重過ぎない程度で、まさにキャンプに持ち出すのに最適です。
このように全体的なバランスの良さから、初心者にもおすすめできる手斧です!
所有欲が満たされるカッコいいデザイン

扱いやすさはもちろん、そのデザインも本当にカッコよくてほれぼれします。
職人の手によって叩き上げで作られた無骨なヘッド、美しい木目とカーブを描いた柄、洗礼された全体的なバランス感と、見ているだけでも満足できます。
またレザーやパラコードを使えば、さらにオリジナルのカスタムによって、手斧をカッコよく仕上げることができます。
詳しくは最後にご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください!
コスパに優れ初めての手斧に最適

このように扱いやすさとカッコいいデザインが両立した手斧が、現在(2021年10月時点)の実売価で、約7,000円で手に入ります。
これは一時期あった価格高騰の影響で昔よりは高くなっていますが、それでも同じクラスの他の手斧と比べてれば、十分コスパに優れています。
キャンプを始めるには色々と費用が掛かりますが、このように後々まで長く使えるキャンプギアが手頃な価格で手に入るのは、とても大きなメリットです。
そのためキャンプで薪割りをしてみたいと考える初心者キャンパーの、初めての手斧にぴったりです!
ハスクバーナ 手斧38cmのデメリット
このように初心者に強くおすすめしたい手斧ですが、実際に使って感じたデメリットもあるためご紹介します。
ハスクバーナの手斧38cmのデメリット2つは、次の通りです。
デメリット
- 付属のシースが頼りない
- 薪を横方向には割れない
付属のシースが頼りない

ハスクバーナの手斧には、使用しないときにブレードを保護するため、レザーのシースが付属しています。
しかしこのシースのサイズがブレードよりも少し大きく、そのため装着してもカポカポとして頼りないのです。
シース自体は厚みがある頑丈な作りでカッコいいです。けれどもこのサイズ感のおかげで、装着しても強めに引っ張ればシースが外れてしまうため、機能としては不十分です。
もしかすると個体差なのかもしれませんが、今後は別のシースを買い足そうと検討しています。
薪を横方向には割れない

これはハスクバーナに限らず手斧全般に言えることですが、薪を横方向には割れません。
そもそも手斧は、木の繊維を割くようにして割ることはできても、木の繊維を断つようにして割ることはできません。そのため薪を割って太さを調整することは得意でも、薪の長さを短く調整することは不向きです。
もしコンパクトな焚き火台を使っていて、短い薪を準備したいと考えている場合には、別にノコギリなどを準備しましょう。
詳しくは、「コンパクトなのに切れ味抜群!よりキャンプが楽しくなるノコギリの選び方とおすすめ6選」を参考にしてください。
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ハスクバーナ 手斧38cmのカスタム
ハスクバーナの手斧38cmは人気な分、たくさんのキャンパーが使っているので、カスタムしてオリジナルのギアにしてしまいましょう!ここでは手斧のカスタム例をご紹介します。
ストラップをつける
手斧には柄に紐を通すための穴が開いているため、まずはストラップをつけてみましょう!
ストラップは手首に通してすっぽ抜け防止にしたり、ハンガーラックにぶら下げるのにも役立つのでおすすめです!
ネックガードを巻く
ネックガードは手斧の印象がガラッと変わるだけでなく、打ち損ねた薪が柄に当たるときの衝撃を和らげることで、手斧の寿命が延びることも期待できます!
お気に入りのパラコードを使って、カスタムしてみましょう!
詳しくは、「手斧やナイフに!キャンプギアのおしゃれなパラコードカスタム術とおすすめの編み方4選」を参考にしてください。
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グリップを巻く
柄の持ち手部分にグリップを巻くのも、カッコいいですね!
レザーで巻けばグリップ力も増し、より扱いやすくなります!
シースを付け替える
付属のシースは少々頼りないので、ヘッド全体を覆う形のシースに付け替えるのもおすすめです!
色やデザインを変えるだけでも、一気におしゃれになります!
ハンドルに彫りを入れる
上級者向けのカスタムではありますが、柄のハンドルに彫りを入れるのもめちゃくちゃカッコいいです!
ここまですれば、もはや世界にひとつだけの手斧にカスタムすることができますね!
まとめ

この記事では、薪割りや焚き火が楽しくなるキャンプで大活躍間違いなしの、ハスクバーナの手斧38cmをレビューしました。
ハスクバーナ 手斧38cmのスペックおよび特徴は、次の通りです。
- サイズ:全長/38cm、全幅/15cm、刃幅/8cm
- 重量:全重量/約980g、ヘッド重量/約600g
- 材質:刃/スウェーデン鋼、柄/ヒッコリー材
ポイント
- 高品質のスウェーデン鋼
- 強靭なヒッコリー材
- 絶妙なカーブを描いた柄
また、実際に使って感じたメリットとデメリットは、次の通りです。
メリット
- 薪割りが楽しくなる扱いやすさ
- 所有欲が満たされるカッコいいデザイン
- コスパに優れ初めての手斧に最適
デメリット
- 付属のシースが頼りない
- 薪を横方向には割れない
ハスクバーナ 手斧38cmはこんな人におすすめ!
おすすめの人
- キャンプで薪割りにチャレンジしてみたい!
- コスパに優れたカッコいい手斧がほしい!
- 初心者でも扱える手斧を使いたい!
初心者でも扱いやすい手斧を手に入れて、楽しい薪割り&焚き火タイムを過ごしましょう!
それでは良いキャンプライフを!